今回レビューする【SOUNDPEATS Air4 Pro】
はじめに言っておきます。
本当にクリアな音質‼
最初に使ったとき本当に驚いた‼
カナル型のワイヤレスイヤホンって全体的に重くなりがちの音質のモノが多い。
だけど【SOUNDPEATS Air4 Pro】は全然違った‼
低音はしっかりときいているのに、全体的にクリアな音質。
これは1万円以下のワイヤレスイヤホンで出せる音ではないよ。
✅こんな人向けのワイヤレスイヤホン
・クリアな音質で音楽や音声を聞きたい
・「2台同時接続」「ノイズキャンセリング」「外音取り込みモード」搭載
・音で耳に負担をかけたくない
・日常~ビジネスまで幅広く使いたい
クリアな音質で耳への負担の少ないワイヤレスイヤホンを探している方におすすめのワイヤレスイヤホン。
1万円以上といわれても納得してしまうぐらいのコスパになります。
✅この記事で分かる事
・【SOUNDPEATS Air4 Pro】の機能面と製品特徴
・開封と全体的なレビュー
・使用して気になった部分
・メリットとデメリット
・【EarFun Air Pro 3】との比較
・おすすめする人しない人
【SOUNDPEATS Air4 Pro】
参考価格(Amazon) | Bluetooth |
値引き前 9,480円(税込み) | Bluetooth5.3 |
2台同時接続機能 | 防水規格 |
〇 | IPX4 (イヤホン) |
再生時間 | 音質モード |
最大再生時間:約6.5時間 約26時間 (充電ケース併用) | 「ノイズキャンセリング」「外音取り込みモード」「ノーマル」「低遅延」 |
対応コーデック | 通信方式 |
aptX Adaptive Lossless,AAC,SBC | HSP,HFP,A2DP,AVRCP |
付属品 | 製品特徴 |
SOUNDPEATS Air4 Pro Bluetoothイヤホン本体, 充電ケース, S・M・Lイヤーピース(Mサイズは初期装着)、Type-C充電ケーブル、日本語取扱説明書 | アプリ対応,マルチポイント,イコライザープリンセット,イコライザーカスタマイズ,自動検出機能,アプリによるアップグレード,アダプティブノイズキャンセリング機能,aptX Voice搭載,ノイズリダクション機能を搭載した6つマイク |
✅製品特徴
・「aptX Adaptive」の搭載で96kHz/24bitというハイレゾ相当のデータレートを実現
・アダプティブイコライザー機能で耳に負担をかけない音に自動調整
・ノイズリダクション機能を搭載した6つ(左右のイヤホンに各3つ)のマイクでクリアな音声を相手に届ける
・イヤホン本体を把持したら曲が止まる自動装着検出機能で手間なくバッテリー節電
「aptX Adaptive」の搭載で96kHz/24bitというハイレゾ相当のデータレートを実現
米Qualcomm(クアルコム)が開発した「aptX Adaptive」を搭載。
「aptX Adaptive」
リスニング環境の電波状況やデータ量に応じて転送ビットレートを280kbpsから420kbpsの間で可変させることで、安定して遅延の少ないオーディオリスニング環境が実現できる
簡単に言ってしまえば、周り音に合わせてデータ転送の量を調整することによって原音に近い音質を作っている。
5,000円以上のワイヤレスイヤホンに搭載されていることが多い転送技術です。
アダプティブイコライザー機能
使う人の耳が認識できる周波数を確認して、その人に合った音を提供してくれる技術。
これによって耳への負担が少ない音質で聞くことができる。
ノイズリダクション機能を搭載した6つ(左右のイヤホンに各3つ)
イヤホン本体に搭載された3つ(両耳使用で計6つ)のマイクで周りのノイズをカットし、騒音の中でもクリアな音声を届けてくれる。
ノイズリダクションが搭載されていないワイヤレスイヤホンとでは天と地ほど音声に差が出ます。
自動検出機能
イヤホンを耳から外すと自動的に音楽や動画を止めてくれる機能。
外すときにいちいち音楽を止める必要がありません。
両耳使用の時は片方外すだけで止めることもできますし、片耳使用の場合は外したら止まる。
おすすめする人しない人
おすすめする人 | おすすめしない人 |
・全体的にクリアな音で音楽や通話を聞きたい ・高すぎる機能はいらないが必要最低限の機能は最大限使いたい ・外したら音楽や動画が止まる自動検出機能は欲しい ・片耳操作でも過不足ない性能が欲しい ・様々な音をイコライザー機能で聞きたい | ・体に響く低重音が欲しい ・ワイヤレス充電は必須 ・ボタン操作の変更はしたい |
必要最低限の機能は欲しいが、高すぎる機能はいらないって方には使ってほしい。
低音は強い部類ではないが、全体的にクリアな音質のため強くなくても聞き心地がいい。
カラダに響くほどの低重音が欲しいって方は【EarFun Air Pro 3】のほうがいいでしょうね。
【SOUNDPEATS Air4 Pro】開封レビュー
カラーバリエーションは3色。
今回は白を選びました。
黒よりデザイン性がよく感じたので。
開封
高級感のある箱とでも言っておこう。
それ以上は何も言わない。
付属品
「イヤーピース」「USB Type-C」「説明書」「イヤホン本体」「充電ケース」と過不足なく入っている。
説明書は日本語説明のページがあるのでわかりやすかった。
操作方法は【SOUNDPEATS Air4 Pro】レビュー開始の項目で書きましたのでそちらで確認してください。
外観
【SOUNDPEATS Air4 Pro】を購入しようと思ったのが充電ケースとイヤホン本体のデザイン性。
黒色はそこまで惹かれなかったが、白色は一目惚れに近かった。
全体的に白を基調としたデザイン。
操作ボタンがロゴになっているが、全体的な見た目が悪くなっていないのにも惹かれた。
それでいて充電ケースのデザインもかなりイイ。
キズがつきにくくシンプルなデザイン。
保護ケースも販売されていますが、なくてもいいぐらい充電ケースがオシャレです。
初期設定
箱から取り出したら初期設定としてアプリをダウンロードしましょう。
登録は必要ですがアプリでしか出来なことがあるので必須です。
アプリダウンロード
「SOUNDPEATS アプリ」で検索するとアプリが表示されます。
android/appleのどちらかでダウンロードしてください。
a customized software for SOUNDPEATS headphones…
ダウンロード終了後に
・メールアドレス
・パスワード
・購入方法選択
・認証コードの入力
で登録完了です。
アダプティブイコライザー機能で調整
ログインしたら最初にやってほしい。
まずはイヤーピースを自分の耳のサイズに合わせて選びます。
その後にアダプティブイコライザー機能で自身の耳の周波数の調整です。
健康診断などでやる聴覚検査をイヤホンでやる感じです。
それが終了したら結果が出ます。
問題なければそれで終了。
あとは「自動検出機能のON/OFF」を選んだら終了ですね。
ちなみに私はこんな感じになりました。
初期設定さえすればアプリはその後ほとんど使用しないですが、アプリを消去するとイコライザー機能の調整などができないのでインストールしたままにしておきましょう。
【SOUNDPEATS Air4 Pro】レビュー開始
・音質
・音楽視聴
・映画鑑賞
・操作性
・アプリの使用感
・2つのモード検証
音質
ハイレゾ相当「aptX Adaptive」搭載なだけあってSBC/ACCだけの音質とは格段に違います。
全体的ににもクリアな音質。
カナル型は低音が強くなりがちだがそんなこともない。
中音~高音もかなり聞きやすい。
いい音質だね‼
音楽視聴
クリアな音質で細かな音まで拾ってくれます。
それでいて耳への負担は少ない。
これがワイヤレスイヤホンのスタンダードならいいと思える。
映画鑑賞
臨場感もあり小さな音の迫力もある。
臨場感が小さいと感じたらイコライザー機能で調整することもできるし、プリンセットから音を選ぶこともできます。
長時間使用になることが多い動画視聴だがこれならアリだな‼
操作性
ボタン変更はできないが問題は無い。
一通りの操作は可能。
R | L | |
ボタン1回 | 音量上昇 | 音量低下 |
ボタン2回(音楽/通話) | 停止・再生/通話・終了 | 停止・再生/通話・終了 |
ボタン3回 | 音声認識アシスト機能の起動 | ゲームモードに変更と戻す |
ボタン長押し | 音楽再生中1.5秒長押しで次の曲にスキップ/通話中1.5秒長押しで通話拒否 | モード変更(ノイズキャンセリング・ノーマル・外音取り込み)/通話中1.5秒長押しで通話拒否 |
一通りのことはできる。
前曲へのスキップは出来ないがそれほど必要がなかった。
ボタンを押すタイミングもそれほど難しくない。
タイミングよく押せとかそんなこともなかった。
操作はしやすい。
ただ、音声アシスト機能はいらない。
使う機会もないし、スマホでの操作が必須なので搭載されている意味が無かった。
R | L | |
ボタン1回 | 音量低下 | 音量上昇 |
ボタン2回 | 停止・再生/通話・終了 | 停止・再生/通話・終了 |
ボタン3回 | なし | なし |
ボタン長押し | 通話中1.5秒長押しで通話拒否 | 通話中1.5秒長押しで通話拒否 |
曲のスキップとかモード変更はできないが、片耳ならこんなもんでしょう。
アプリの使用感
正直な感想を言えば初期設定さえしてしまえばその後はほとんど使用しない。
両耳使用で必要な操作はできるのでその後の使用は「イコライザーのプリンセット」ぐらい。
それだけ優秀な性能だともいえる。
スマホ出していちいち操作とかめんどくさくてやってられないですからね。
2つのモード検証
「ノイズキャンセリング」
「外音取り込みモード」
ボタン操作かアプリ操作で変更が可能。
音声案内があるのでボタン操作で変更するのが一番楽。
ただし両方とも片耳使用の場合はスマホでの操作しかできないので注意。
「ノイズキャンセリング」
アダプティブアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されているためノイキャン機能は高め。
最大45dBのノイズを低減してくれます。
イヤホンの装着状態やユーザーの耳の形状に合わせて、周りの騒音を自動的かつ継続的に微調整してくれるので、周りの騒音レベルに合わせて調整してくれる。
体感的にはうるさいところほど効果が高い。
比較的静かな場所ではノイキャン機能はそこまで高くしないように調整されている感じ。
このぐらいの性能の高さなら1万円以上のノイキャン搭載のワイヤレスイヤホンとさほど変わりがありません。
「外音取り込みモード」
外の音をそのまま取り込むタイプではなく、外の音を増幅して聞こえやすくしているのでイヤホンなしの時より音が大きい。
音楽を聴いていると会話は多少聞こえなくなりますが、車や電車などの音はしっかり聞こえるので通勤時のながら聞きや外での運動時に重宝します。
ただし、静かな場所だと音楽を流さない場合に本当に小さな音でザ~~と聞こえる。
外だと気にならないから問題は無いですけどね。
気になった部分
音楽を再生するときにノイズが走ったあとに再生されます。
装着自動検出機能で止まった場合には発生せず、ボタンを2回押して止める場合のみに発生。
その後の音質には影響は無いのでそんなに大きな問題ではないですが、気になったので書かせてもらいました。
メリット・デメリット
〇
・全体的にクリアな音質
・ハイレゾ相当のaptX Adaptive Losslessを搭載
・アダプティブイコライザー機能で耳に負担をかけない
・装着自動検出機能で止める手間が省ける
・デザイン性が高い
✕
・曲を止めて再度開始するときに多少のノイズが発生する
・ボタン操作の変更はできない
メリットはそこまで高くないのに実用的な機能がほぼ全部搭載されていること。
「ノイズキャンセリング」「外音取り込みモード」「自動検出機能」「アダプティブイコライザー機能」「2台同時接続」などほしい機能がほぼすべて搭載されている。
イヤホン本体での操作のしやすさはもちろんのこと、クリアな音質で耳に負担をかけないのもいい。
「利便性は高い方がいいが高すぎる機能はいらない」
そんな方に使ってほしいワイヤレスイヤホンですね。
【EarFun Air Pro 3】との比較
5,000円~1万円以内のワイヤレスイヤホンでトップクラスに人気のある【EarFun Air Pro 3】と比較してみます。
【VGP 2023金賞】EarFun Air Pro 3 ANC搭載完全ワイヤレスイヤホン
SOUNDPEATS Air4 Pro | EarFun Air Pro 3 | |
値段(割引前の値段) | 参考価格 Amazon 9,480円(税込み) | 参考価格 Amazon 8,990円(税込み) |
音質 | 低音を効かせつつ全体的にクリアで原音に近い音質 | 低音少し強めだが、原音に近い音が聞けていい音質 |
充電ケースのデザインや大きさ | キズがつきにくくシンプルなデザイン 比較的薄くて小さめ | シンプルなデザイン |
連続再生時間 | 最大再生時間:約6.5時間 約26時間 (充電ケース併用) | 45時間連続再生(イヤホン単体最大9時間) |
「マルチペアリング」「マルチポイント」 | 2台まで登録・接続可能 | 2台まで登録・接続可能 |
ノイズキャンセリング | 最大45dB アダプティブ・ノイズキャンセリング搭載 | 最大43dB |
選べるモード | ノーマル・ノイズキャンセリング・環境音・ゲーミングモード | ノーマル・ノイズキャンセリング・環境音・ゲーミングモード(アプリ) |
専用アプリ | 〇 | 〇 |
音質関連の機能 | QCC3071搭載 13mm大口径ダイナミックドライバー | QCC3071搭載 11mm径ウールダイナミックドライバー 55ms超低遅延 |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.3 |
ワイヤレス充電 | ✕ | 〇 |
その他の機能 | 防水IPX4,イコライザー,自動検出機能,アダプティブイコライザー機能,アプリによるアップデート | IPX5防水,イコライザー,ボタン操作変更,アプリによるアップデート |
値段は若干【EarFun Air Pro 3】のほうが安い。
ただそこまで大きな価格差ではありません。
音質は重さの違いがある
音質はどちらとも原音に近い音質なのですが、全体的な音の重さが違う。
全体的にクリアで重くない音質なら【SOUNDPEATS Air4 Pro】
重低音をカラダで感じたい方は【EarFun Air Pro 3】
耳に負担をかけないクリアで重くない音質なら【SOUNDPEATS Air4 Pro】のほうがいいですし、重厚感のある低音を体感したいなら【EarFun Air Pro 3】のほうがいい。
わたしの場合は映画なら【EarFun Air Pro 3】
音楽なら【SOUNDPEATS Air4 Pro】を使用しています。
機能面はそれぞれの良さがある
ボタン操作変更ができるのは【EarFun Air Pro 3】のみ搭載されており、自分の使いやすいようにボタン操作を変更できる。
アダプティブイコライザー機能や装着自動検出機能は【SOUNDPEATS Air4 Pro】のみ搭載されている。
どちらもいい商品なのでどっちを選んでも後悔はしないでしょう。
まとめ
・全体的にクリアな音質なのに原音に近い音が聞ける
・必要以上の機能はないが、実用的な機能は全部搭載されている
・ボタン操作は変更できない
・アダプティブイコライザー機能で耳に負担をかけない音が聞ける
・ノイズキャンセリング機能は最大45dB軽減と高性能
めちゃくちゃ高性能な機能は搭載されていないが、実用的な機能は全部搭載されている。
1万円以上のワイヤレスイヤホンだとそれぞれの特徴を出すために追加されている機能面が多いが、【SOUNDPEATS Air4 Pro】は実用的な部分のみを搭載し低価格を実現している。
会社でも満足に使用できるし、プライベートでも使える1万円以下のおすすめのワイヤレスイヤホンになります。