【Anker Soundcore P40iレビュー】「EarFun Air Pro 3」の一強時代を終わらせるアンカーからの刺客

今回紹介するのは「Anker Soundcore Life P3」の次世代機モデル「Anker Soundcore P40i」になります。

今までは1万円以下のAnkerワイヤレイヤイヤホンだと「Anker Soundcore Life P3」がメイン販売になっていましたが、「Anker Soundcore P40i」が出たことにより今後のメイン販売は「Anker Soundcore P40i」にチェンジします。

実際に気になるのは”何が変わったのか”

 

1.連続再生時間が最大60時間と10時間近く向上した

2.ウルトラノイズキャンセリング2.0にバージョンアップ

3.アプリ機能が「Anker Soundcore Life P3」より豊富に

4.「3Dオーディオ」が搭載された

5.ケースがスマホスタンドになる

6.2台同時接続機能が搭載された

 

次世代機とメーカーはいっていますが、ここまでいくともはや別物のワイヤレイヤイヤホン。

さっそくどんなワイヤレイヤイヤホンかみていきましょう。

 

「Anker Soundcore P40i」のスペック

参考価格(Amazon)‎‎Bluetooth
7,990円(税込み)Bluetooth5.3
対応コーディック防水規格
AAC,SBCIPX5
再生時間充電時間
・通常モード:最大12時間 (イヤホン本体のみ) / 最大60時間 (充電ケース使用時)
・ノイズキャンセリングモード:最大10時間 (イヤホン本体のみ) / 最大50時間 (充電ケース使用時)
・通話:最大7時間 (イヤホン本体のみ) / 最大35時間 (充電ケース使用時)
約1時間 (イヤホン) / 約3時間 (充電ケース*USB-Cケーブル使用時) / 約4時間 (充電ケース *ワイヤレス充電使用時)
2台同時接続機能搭載ドライバー
11mm ダイナミック
ノイズキャンセリング外音取り込み機能
ウルトラノイズキャンセリング2.0搭載
モードアプリ機能
「ノーマル」「ノイズキャンセリング」「外音取り込み」「3Dオーディオ」「モード設定」「風切り音低減」「サウンドエフェクト」「イマーシブモード」「コントロール」「音量制限」「装着テスト」「操作音」「マルチポイント接続」「自動電源オフ」「イヤホンを探す」

 

1万円以下のワイヤレスイヤホンの中ではかなりスペックが高い。

実用的な機能と長時間再生でビジネス使用でも問題ないですし、プライベートと分ける必要もありません。

対応コーディックはSBC/AACだけで少し不安でしたが、音質が悪いわけではありませんでした。

解析度も高く、低音高音のドンシャリと呼ばれる音質になっています。

むしろこの価格でこの音質なら文句のつけようがない。

 

実際に比較してみましょう。

1万円以下でもっとも売れているワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 3」と前機種「Life P3」の比較表になります。

 

「EarFun Air Pro 3」「Life P3」とのスペック比較

商品名

「Anker Soundcore P40i」

「EarFun Air Pro 3」

「Life P3」

値段(定価)7,980円(税込み)8,990円(税込み)8,990円(税込み)
対応コーディックAAC,SBCAAC,SBC,aptX adaptiveAAC,SBC
‎‎Bluetooth規格Bluetooth5.3Bluetooth5.3Bluetooth5.2
連続再生時間・通常モード:最大12時間 (イヤホン本体のみ) / 最大60時間 (充電ケース使用時)
・ノイズキャンセリングモード:最大10時間 (イヤホン本体のみ) / 最大50時間 (充電ケース使用時)
・通話:最大7時間 (イヤホン本体のみ) / 最大35時間 (充電ケース使用時)
最大再生時間:約9時間 約45時間 (充電ケース併用)イヤホン単体10時間 約50時間(充電ケース併用)
2台同時接続機能非対応
ワイヤレス充電対応
音質
ノイズキャンセリング◎◎
外音取り込み機能
操作性
アプリ「モード設定」「サウンドエフェクト」「イマーシブモード」「コントロール「音量制限」「装着テスト」「音声ガイダンス」「マルチポイント接続」「自動電源オフ」「イヤホンを探す」「ウィジェット」「アップデート」「モード設定」「ゲームモード」「イコライザー」「ボタン操作変更」「出力コーデック変更」「通話マイク設定」「イヤホンを探す」「モード設定」「ゲームモード」「イコライザー」「睡眠モード」「コントロール」「装着テスト」「タッチ音」「アップデート」「イヤホンを探す」
カラーバリエーションブラック・オフホワイト・ネイビー・パープルブラック・オフホワイト・ネイビー・ピンクオフホワイト・コーラルレッド・ネイビー・ブラック・ライトブルー
Amazonで確認

 

ハッキリ言わせてもらうなら「Soundcore P40i」が「EarFun Air Pro 3」より性能が上になります。

「音質・操作性・外音取り込み」機能はどっちも同じぐらいだが、ノイキャン性能は「Anker Soundcore P40i」の方が高いです。

上位機種「Anker Soundcore Liberty 4」にも搭載されているメーカー独自のウルトラノイズキャンセリング2.0搭載しており、周囲の音に合わせて音を軽減してくれるので耳への負担はかなり少ない。

「EarFun Air Pro 3」には自動調整機能はついていないので、その点でも上になっています。

 

>>【EarFun Air Pro 3】レビュー

 

「Life P3」と比較してもすべてが向上しています。

「ノイキャン」「外音取り込み」の向上はもちろん、「2台同時接続機能」が新しく追加されています。

それでいてアプリ機能の使い勝手がさらに向上。

今買うなら3商品の中で「Anker Soundcore P40i」を買うでしょうね。

 

前機種の「Anker Soundcore Life P3」との比較記事はこちらになります。
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イヤホン本体とケースのデザイン

 

付属品は「本体・ケースイヤーピース(両耳5個)・USBケーブル」となっています。

イヤーピースがキレイに入っており交換しやすかった。

もしイヤーピースを無くしても専用のイヤーピースが販売中。

値段も安いので安心できる。

>>Amazon「Anker Soundcore P40i専用イヤーピース」

 

ケースは必要最低限にプラス携帯置き

 

ケース自体は両手で開けないといけないシンプルな形。

Anker Soundcoreのケースはロゴがカッコいいのでそこまでダサくはない仕上がりになっている。

 

 

ケース内にあるスマホスタンドは正直微妙。

作りはしっかりしていてスマホをのせても安定感はあるが、イヤホンケースにおいて使うことはほぼないと思っています。

 

イヤホン本体はP2miniとLife P3の中間

 

Life P3ではイヤホンの本体が長く少し見た目残念になってしまったが、P40iは調整されており見た目もスッキリしている。

大きさ的にはP2miniとLife P3の中間ぐらいの大きさ。写真はP2miniとP40iです。

短すぎず長すぎず、一般的なカナル型ワイヤレスイヤホンの平均の長さになっています。

 

アプリ機能

 

アプリ機能は前期種に比べて格段とグレードアップしています。

実用的な機能が増えており、プライベート用とビジネスで分ける必要がありません。

 

・ウルトラノイズキャンセリングが1.0→2.0

・新しく3Ⅾオーディオを搭載

・外音取り込み機能の「声にフォーカス」か「すべて」かの選択できる

・2台同時接続機能搭載

 

その他細かな部分でもグレードアップしているため、アプリ機能も別物に近い仕様になっています。

 

2台同時接続機能が追加された

前機種には搭載されていなかった2台同時接続機能が搭載されました。

これによってスマホ1台ではなく、パソコンもいっしょに接続することができます。

プライベートとビジネスに分けて使う必要が無くなりました。

2台同時接続機能の設定はアプリ機能からしかできないので注意してください。

 

装着テストでフィット感を確認

装着テストが追加されました。

イヤーピースの大きさがあっているのか確認することで、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能の効果を最大限に発揮できるか確認します。

静かな場所でテストをする必要があるので、静かな家の中とかでおこないましょう。

 

Soundcoreおなじみの見やすいボタン操作

 

一画面で分かりやすいSoundcoreおなじみのボタン操作変更。

通話時のボタン操作の変更はできませんが、通話より日常的に使う操作の方はるかに多いので、自分好みにカスタマイズできるのはありがたいです。

 

次に「音質・操作性」などの紹介です。

ここでノイズキャンセリングがどれほどの性能なのかも説明させてもらいます。

 

「音質・操作性」など

透明感があり低音高音強めのドンシャリ音質

 

「低音・高音強め」のドンシャリと呼ばれる音質。

人によっては低音を強く感じてしまうレベルなのでイコライザー機能などで調整してください。

 

低音低音は強め。強いと感じるならイコライザー機能で中心より下に調整してください。
中音声や楽器の音の透明感があり聞きやす。イコライザー機能での調整はしなくてもいいレベル
高音高音も強めでシャリシャリしているような音質。イコライザー機能でさらに高くすると少しサ行が刺さるようになってしまうので注意。
全体の音質ドンシャリと呼ばれる「低音高音強め」の万人向けな音質。全体のバランスも良く、音を楽しむことができます。

 

イコライザー機能のフラットの状態の音質で聞きました。

1万円以下でこの音質は値段以上と感じます。

音の解析度は高くノイズなどもありません。

音楽や動画を視聴するのなら問題なく視聴することができます。

 

 

最大60時間連続再生ができる

 

前モデルの「Anker Soundcore Life P3」より10時間近く連続再生時間が長くなりました。

 

ケース併用

「Life P3」最大再生時間50時間>>「Soundcore P40i」最大再生時間60時間

イヤホン単体

「Life P3」最大再生時間10時間>>「Soundcore P40i」最大再生時間12時間

 

「EarFun Air Pro 3」と比較しても15時間以上長い再生時間です。

ワイヤレイヤイヤホンの充電を忙しくて忘れることがたまにありますが、そんな時でも安心のバッテリー容量になっています。

 

「ノイキャン」の性能がバグっている

 

メーカー独自のウルトラノイズキャンセリング2.0を搭載。

これって最上級モデルのSoundcore Liberty 4にも搭載されているめちゃくちゃ性能が高いノイキャン機能。

やれることもいくつかあって

 

1.ノイキャンの自動調整機能

2.手動でノイキャンの強さを調整

3.「屋外・室内・電車」に合わせてノイキャンの強さを選ぶ

 

 

前機種「Anker Soundcore Life P3」よりかなり性能が向上しています。

アプリ面もそうですが、ノイズキャンセリングの強度もかなり高い。

8,000円以下でこの機能は正直元が取れるのか心配になるぐらいの性能。

さすがにノイキャン最高峰の「Soundcore Liberty 4」よりかは機能は高くはないが、1万円以下のワイヤレスイヤホンなら全商品中トップクラスと言えるでしょう。

>>【Anker Soundcore Liberty 4レビュー】

 

まさかの「3Dオーディオ」対応機種

 

買ってはじめて知った「3Dオーディオ」対応という新事実!!

いや、もっと大々的に宣伝してくださいよ!!

アプリ内では「ムービーモード」と表示されていますが、メーカー公式サイトでは「3Dオーディオ」とハッキリ書かれています。

設定しているサウンドによってはボーカルの声が聴きにくく感じますが、ライブ会場や映画館にいるような臨場感を味わうことができます。

ただし、イコライザーによる調整は必須。

普段聞いている音質だと無理に幅を持たせた感が出てしまいとてもじゃないが聞いていられなかった。

 

次に、実際に使用してみて思ったことがいくつかありますので書かせてもらいます。

 

使ってみて思ったこと

値段以上に高コスパなワイヤレスイヤホン

 

どこを見ても使ってもコスパが高いワイヤレスイヤホン

 

・連続再生時間が最大60時間

・ノイズキャンセリング機能が1万円以下トップクラス

・解析度も高く低音高音強めのドンシャリ音質

 

これだけでもはや購入を即決してもいいほどの性能です。

 

イヤホン・ヘッドホンに関する調査 (mmdlabo.jp)

 

MMD研究所が公表してるアンケートでも「音質・バッテリー容量・コストパフォーマンス」はランキングに入っています。

デザインは好みがわかれますが、性能面は間違いないでしょう。

 

ノイズキャンセリングと音質は値段以上

 

高コスパの中でもっとも注目してほしいのが「ノイズキャンセリング」と「音質」

前期種以上の性能の高さです。

ノイズキャンセリングはウルトラノイズキャンセリング→ウルトラノイズキャンセリング2.0に変更され強度もアプリ機能の豊富さも別物になりました。

音質も以前は少しもっさりしたの解析度はあまり高くない感じでしたが、全体的に向上しており、クリアな音質で音楽を楽しむことができます。

この2点は購入しないとわかりにくいですが、確実に値段以上の性能でしょう。

 

私のワイヤレスイヤホンに求める機能は全部ある

 

私自身がワイヤレスイヤホンに求めているモノがいくつかあります。

 

・音質

・ノイズキャンセリング機能

・外音取り込み機能

・連続再生時間が長い

・スマホとパソコンを使うので2台同時接続機能

 

これだけは正直ほしいです。

ワイヤレスイヤホンのデザインはそこまで重視していないのでなんでもいいですが、実用的な機能は欲しいですね。

この欲を満たしてくれるワイヤレスイヤホンの中に「Anker Soundcore P40i」を入りました。

ありがとうございます!!

 

スマホスタンドを搭載する斜め上の発想

 

これは唯一なぜ??とおもった部分。

斜め上の発想ですね。

個人的にはいらないと思っています。

 

✅いらないと思った理由

・スマホスタンドとしてケースを使おうとは思わない

・ケースを開けてワイヤレスイヤホンを取り出さないと使用できない

・使用中にほこりが入りやすい

 

ケースの中に追加されているのでデメリットばかり。

これを改善したのが「Soundcore Life P2 Mini」の後継機「Anker Soundcore P30i」なります。

 

 

ケースの底にスマホスタンドを設置することによってこれらのデメリットを改善しています。

ただ、やっぱりいらないよねスマホスタンドっていう感想です。

>>【Anker Soundcore P30iレビュー】

 

まとめ:1万円以下ワイヤレスイヤホンの新定番

 

1万円以下で探しているなら確実に新定番になる性能の高さと利便性がある。

今までは「EarFun Air Pro 3」一強でしたが、今後は「Anker Soundcore P40i」一強になることは間違いないでしょう。

ぶっちゃけワイヤレスイヤホンでこれ以上の性能はいらないというか扱いきれないでしょうから。

 

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商品名

「Anker Soundcore P40i」

「EarFun Air Pro 3」

「Life P3」

値段(定価)7,980円(税込み)8,990円(税込み)8,990円(税込み)
対応コーディックAAC,SBCAAC,SBC,aptX adaptiveAAC,SBC
‎‎Bluetooth規格Bluetooth5.3Bluetooth5.3Bluetooth5.2
連続再生時間・通常モード:最大12時間 (イヤホン本体のみ) / 最大60時間 (充電ケース使用時)
・ノイズキャンセリングモード:最大10時間 (イヤホン本体のみ) / 最大50時間 (充電ケース使用時)
・通話:最大7時間 (イヤホン本体のみ) / 最大35時間 (充電ケース使用時)
最大再生時間:約9時間 約45時間 (充電ケース併用)イヤホン単体10時間 約50時間(充電ケース併用)
2台同時接続機能非対応
ワイヤレス充電対応
音質
ノイズキャンセリング◎◎
外音取り込み機能
操作性
アプリ「モード設定」「サウンドエフェクト」「イマーシブモード」「コントロール「音量制限」「装着テスト」「音声ガイダンス」「マルチポイント接続」「自動電源オフ」「イヤホンを探す」「ウィジェット」「アップデート」「モード設定」「ゲームモード」「イコライザー」「ボタン操作変更」「出力コーデック変更」「通話マイク設定」「イヤホンを探す」「モード設定」「ゲームモード」「イコライザー」「睡眠モード」「コントロール」「装着テスト」「タッチ音」「アップデート」「イヤホンを探す」
カラーバリエーションブラック・オフホワイト・ネイビー・パープルブラック・オフホワイト・ネイビー・ピンクオフホワイト・コーラルレッド・ネイビー・ブラック・ライトブルー
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