最近イヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホンにハマっており、Amazonで探しておりました。で、気になった文言を発見!!”立体感サウンド”と書かれているものすごく興味がわいてくる言葉。
空間オーディオ的な何かか??と思いつつ購入させてもらいました。イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン3つ目の商品になります。
前に購入した「SOUNDPEATS CC」と「QCY Crossky C30」はかなりいい商品だったので期待していましたが、いい意味でも悪い意味でも期待を裏切ってくれました。
結論から書かせてもらうと音質は値段を考えるといいです。ただ他がめんどくさいと感じてしまっています。
✅Haylou Airfreeの特徴
・立体感サウンドで臨場感のある音質
・マルチポイント搭載
・操作部分が広く操作がしやすい
・イヤホン単体5時間ケース併用22時間使用可能
・音漏れ防止機能搭載
| GOOD | BAD | 
| ・立体感サウンドので常に空間オーディオを使用している臨場感のある音質 ・音漏れ防止機能により音漏れが少ない ・大きめのイヤホンで圧迫感なし ・マルチポイント搭載で2台同時接続が可能 | ・アプリの初期登録がめんどくさい ・耳のポジションによって音質がゴミに変わる ・ケースに指紋がつきやすく目立つ ・ボタン操作の1タップが設定されていない | 
Haylou Airfreeスペック

| Haylou Airfree | SOUNDPEATS CC | |
| 値段(定価) | 5,469円(税込み) | 7,280円(税込み) | 
| 対応コーディック | SBC.AAC | SBC.AAC | 
| Bluetooth規格 | Bluetooth5.4 | Bluetooth5.4 | 
| 防水規格 | IPX4 | IPX5 | 
| ドライバー | 記載無し | 12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー | 
| 操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー | 
| 連続再生時間 | イヤホン単体:5時間 ケース併用:22時間 | イヤホン単体:6時間 ケース併用:24時間 | 
| 急速充電 | ✕ | 10分で2時間 | 
| マルチポイント | 〇 | 〇 | 
| ワイヤレス充電 | ✕ | ✕ | 
| 音質 | 〇 | ◎ | 
| 操作性 | △ | 〇 | 
| アプリ | 「Haylou Sound」 | 「PeatsAudio」 | 
| カラーバリエーション | ホワイト・パープル・ブラック | ブラック | 
値引きされたら5,000円以下で購入することも可能。スペック的に残念なのがボタン操作。アプリで変更することも可能ですが1回タップ操作がないので初期設定では音量調整がスマホでしかできません。
ただ、音質はいい。立体感サウンドの名前のとおり音の広がりと臨場感が1万円以下ワイヤレスイヤホン中でもかなり高め。耳のポジションは難しいですが、ベストポジションになるとかなりの高音質です。
→【SOUNDPEATS CC】イヤホン本体の左右の違いが無いかなり便利な高性能イヤーカフ型【レビュー】
イヤホンとケース

| Haylou Airfree | |
| ケースタイプ | 持ち型タイプ | 
| ワイヤレス充電 | 非対応 | 
| USB急速充電 | 非対応 | 
| ケースの大きさ(高さ×奥行き×横幅)mm | 50.5×29.2×68.3 | 
| イヤホンの重さ | イヤホン片耳約5g/ケース込み約43g | 
| 操作方法 | タッチセンサー | 
| その他 | ディスプレイ表示あり | 
傷はつきにくいが指紋が目立つケース

ケースは少し安物感がある。ケース自体少し大きいですが重くはありません。どっちかと言えば軽いです。

ケースのふたの部分が少し指紋がつきやすのも気になる。一回つく除菌シートとかでふき取らないとふき取れないから、そこはあきらめてほしい。
ボタンとかは搭載されていません。マルチポイントの接続は本体操作のみで行います。

バッテリーはディスプレイ表示で確認できます。急速充電の記載はどこにもなかったので搭載されていないと思いますが、フル充電はイヤホンで1.5時間ケースは2時間と速いので困ることは無いでしょう。
操作部分が大きく操作しやすい


親指で操作する感じになるけど、操作はかなりしやすい。人差し指で反対側を支えて操作してもいいし、親指だけでもしっかりと反応する。操作音はないからわかりにくい人もいるかもしれないけど、反応は触った分だけしっかりしてくれるので不便な点は無いです。
ボタン操作の1タップがなぜか設定されていない

| L/L通話 | R/R通話 | |
| 1回タップ | なし | なし | 
| 2回タップ | 音楽の再生・停止 電話に出る/切る | 音楽の再生・停止 電話に出る/切る | 
| 3回タップ | 曲戻し | 曲送り | 
| 長押し | 低遅延モード(初期設定) 通話拒否 | 低遅延モード(初期設定) 通話拒否 | 
これなんでだろうね。1回タップを設定していればできる操作が増えて利便性が上がるのに。考えられるのは誤操作をなくすために設定していないのかもしれません。
同じように1タップが設定されていない「Edifier R1」は、タッチセンサーではなく衝撃を感知して反応するようになっているので、誤作動が無いように1タップが設定されていません。そのような理由がないなら1タップはほしい。
音質

| Haylou Airfree | |
| 対応コーディック | SBC.AAC | 
| 搭載ドライバー | 記載無し | 
| 低音域 | 〇 軽快な低音 | 
| 中音域 | 〇 距離感が音楽寄りでボーカルは一歩下がった位置にいる | 
| 高音域 | 〇 細かい表現は苦手だが広がりと響きがいい | 
| 全体の音質 | 〇 多少の荒さはあるがそれがいい感じに空間を表現している | 
空間オーディオを使用しているかのような音質。全体の解析度は「SOUNDPEATS CC」より劣るものの、空間の広さや響きは「Haylou Airfree」の方が高く感じる。
ただ、扱いやすさや音のバランスは「SOUNDPEATS CC」の方が上なので、どっちか選ぶんだったら「SOUNDPEATS CC」の方が絶対にいいです。
ベストポジション以外の装着は音質が良くない

耳のポジション次第で音質はゴミに変わる。はじめに使った時は”なんだこの音質”とか思っていましたが、ポジションが悪かっただけで位置を調整すると音質はよくなりました。
ただ、調整が難しい。朝の急いでるときとかにゆっくりできるような感じじゃない。慣れてくるとどの位置ぐらいかわかるからサッと装着できるけど、慣れてくるまで少しめんどくさい。
ベストポジションの音質はいいので慣れるまでは頑張ってください。
音漏れ防止機能”サウンドディレクション技術搭載”

イヤーカフ型ワイヤレスイヤホンの構造上どうしようもない”音漏れ”
音漏れがしにくいように防止機能が搭載されています。アプリ機能を使わなくても基本はONになっているのでそのままでいいです。OFFにしたい場合はアプリ機能から設定してください。
音漏れ機能を使う場合は耳のポジションがけっこうシビアになるので気をつけてください。性能はそれなりでONにしても多少の音漏れはどうしてもあるがないのとでは全然違います。
イコライザーはないけどいじる必要のない高音質
搭載されている音質のプリンセットは6種類。使用しなくても問題ない音質なので使うことは無いでしょう。
イコライザー機能は搭載されていません。特に必要ない音質なので搭載されていなくてもいいです。
マルチポイントの接続方法
1.1台目のBluetoothを切る
2.2台目を操作してBluetooth接続
3.1台目のBluetoothを接続
アプリやイヤホン本体から操作することはありません。イヤホンを取り出してから接続してください。
割り込みに関しては後から音を出した方が優先されます。2台目のパソコンを再生中に1台目のスマホで音楽を流すとパソコンは再生停止してスマホの方が優先再生。ただし、2台目のパソコンで音楽や動画を観ている場合は1台目のスマホからの通知はわからないので注意してください。
アプリ機能


| メイン | サウンド | 設定 | 
| ・ゲームモード ・音漏れ防止 | ・プリンセット6種類 | ・ボタン操作 ・イヤホンを探す ・アップグレード ・その他の設定(初期化・デバイス情報) | 
基本はボタン操作以外はいじらない。音漏れ防止はアプリをインストールする前に常時ON設定なのでそのままでいいですし、ゲームモードは本体で操作可能。
アップグレードとかはアプリが無いとしょうがないけど、劇的に何か変わるわけじゃないからしなくても問題ありません。
アプリ登録がめんどくさい
✅アプリの初期登録
・使用している国
・アドレスまたは電話番号
・パスワード
情報収集に同意して3点入力した後にメールに認証番号が送られてくる。中華製アプリのQCYワイヤレスイヤホンも似たようなもんだからしょうがないけど、かなりめんどくさい。
「音楽・発見・マイアカウント」はいじらない方がいい
音楽→通知設定ONが必要
発見→英語と中国語の取り扱い説明書
マイアカウント→アカウントの設定
基本的にいじらないほうがいいです。通知設定ONとかウザいだけですから。マイアカウントはアプリを削除する前に使ってください。データ削除的な意味で。
取り扱い説明書の日本語表記はメーカーの日本公式サイトで見ることができます。
→マニュアル(取扱説明書) – 【公式サイト】Haylou Japan (haylou-japan.jp)
まとめ:音質はいいがアプリ登録がめんどくさい

| Haylou Airfree | |
| 値段(定価) | 5,469円(税込み) | 
| 対応コーディック | SBC.AAC | 
| Bluetooth規格 | Bluetooth5.4 | 
| 防水規格 | IPX4 | 
| ドライバー | 記載無し | 
| 操作方法 | タッチセンサー | 
| 連続再生時間 | イヤホン単体:5時間 ケース併用:22時間 | 
| 急速充電 | ✕ | 
| マルチポイント | 〇 | 
| ワイヤレス充電 | ✕ | 
| 音質 | 〇 | 
| 操作性 | △ | 
| アプリ | 「Haylou Sound」 | 
| カラーバリエーション | ホワイト・パープル・ブラック | 
| GOOD | BAD | 
| ・立体感サウンドので常に空間オーディオを使用している臨場感のある音質 ・音漏れ防止機能により音漏れが少ない ・大きめのイヤホンで圧迫感なし ・マルチポイント搭載で2台同時接続が可能 | ・アプリの初期登録がめんどくさい ・耳のポジションによって音質がゴミに変わる ・ケースに指紋がつきやすく目立つ ・ボタン操作の1タップが設定されていない | 
音質はそれなりに当たり商品。ただ、それ以外のめんどくさいが少し勝つ。初めてHaylou製品のイヤホンを買う人にとってはめんどくさいアプリ機能の登録。ボタン操作で1回タップがなぜか設定されていないこと。耳のベストポジションが意外と難しいこと。
全部合わせるとめんどくさい。それさえやってしまえばいい商品。
 
   
   
   
  