今回紹介するのは【SOUNDPEATS GoFree】
耳掛け式の耳を塞がないワイヤレイヤイヤホンになります。
最初から言わせてほしいことがあります。
「運動しないなら買わないほうが良い」
無理に耳掛け式を購入する必要はないです。
運動するならかなり重宝しますが、そうでないなら他のワイヤレイヤイヤホンにしましょう。
1.耳を塞がないから中が蒸れる心配がない
2.落ちにくく滑りにくいので運動中の邪魔にならない
3.安物と比べると天と地ほどに音質の差がある
運動していると実感する耳掛け式ワイヤレイヤイヤホンの利便性があります。
【SOUNDPEATS GoFree2】スペック
参考価格(Amazon) | Bluetooth |
8,280円(税込み) | Bluetooth5.3 |
対応コーディック | 防水規格 |
LDAC,AAC,SBC | IPX5 |
再生時間 | 充電時間 |
最大再生時間:約9時間 35時間 (充電ケース併用) | イヤホン本体フル充電1.5時間 ケース約2時間 |
2台同時接続機能 | 搭載ドライバー |
〇 | 16.2mmダイナミック |
「モード」 | アプリ |
「ノーマル」「ゲームモード」 | 「ボリュームコントロール」「イコライザープリンセット」「イコライザーカスタマイズ」「ゲームモード」「タッチキーオンオフ」「マルチポイントオンオフ」 |
ハイレゾ相当のコーディックに対応しており音の解析度に期待できる。
「2台同時接続機能」のマルチポイントにも対応しておりスマホとパソコンの同時操作も可能。
耳掛け式インナーイヤー型ワイヤレイヤイヤホンとしてはそこそこ高いスペック。
付属品は「本体・充電ケース・説明書・USBケーブル」が入っています。
耳掛け式ワイヤレイヤイヤホンは耳を塞がないのでイヤーピースは入っていません。
充電ケースとイヤホン本体のデザイン
充電ケースは他のワイヤレスイヤホンと比べると平べったく二倍ぐらい大きさになっています。
イヤホン本体は画像で見るよりはかなり小さい。
他のイヤホンと並べると耳に掛ける部分で大きく見えているだけです。
通常のワイヤレイヤイヤホンと違い音が出る部分は2か所。
音質の向上と耳を塞がない構造上音が小さくなるのをカバーしています。
ボタンはロゴの部分。
タッチセンサー式なので耳に押し込むような感覚はなく触るだけで反応します。
装着した感じ耳穴の上にイヤホン本体がある。
本体が滑りにくい素材なので運動しても落ちにくくなっている。
メガネをつけていても干渉しにくく、一緒に付けていても違和感はありません。
アプリ機能
アプリで出来る事 |
・ボリュームコントロール ・アダプティブイコライザー ・イコライザーのプリンセット ・イコライザーカスタマイズ ・ゲームモード ・タッチキーの操作のオンオフ ・マルチポイント接続 |
低価格帯のSOUNDPEATSワイヤレイヤイヤホンで出来ることとほぼ同じ。
この中でも特に使用するのが「アダプティブイコライザー」「イコライザーカスタマイズ」です。
GoFree2初期設定時に必ず使用するのでアプリはダウンロードしておきましょう。
イコライザーのプリンセットの意味が無い!?
アプリ内に登録されている音質のプリンセット
変更することで様々な音質で楽しむことができますが、 「SOUNDPEATS GoFree2」に関していえばいらなかった。
全部が音のバランスを崩してしまうので、何もしていない状態のイコライザーのほうが音質がいい。
最初にアダプティブイコライザーの設定をする必要がある
プリンセットの音質だとかなり音のバランスが崩れてしまっている。
使うならアダプティブイコライザーかイコライザーカスタマイズのフラット状態の音質にする方がいい。
アダプティブイコライザーは装着者にあった音域に調整してくれる機能になります。
私の場合はこんな感じの音域になりました。
人によってそれぞれ違いますが、音量が下がるので音量調整には注意してください。
「音質・機能面・操作性」など
音質
イコライザーのカスタマイズ機能のフラットな状態で音を聞いています。
低音 | ずっしりくる重さはないがそれなりに効かせてくれています。イコライザーで調整してもそんなに強くはできないのでバランスを考えたら最適な強さ。 |
中音 | 音質の解析度は高い。意外としっかりと聞こえて、楽器よりボーカルのほうが聞こえやすい。 |
高音 | 透明感は意外と高かった。音割れやサ行が刺さることもなく聞きやすい。 |
全体のバランス | バランスがとれていていい音質。1万円以下の耳掛け式ワイヤレイヤイヤホンで聞ける音質ではない。 |
5,000円以下の耳掛け式のワイヤレイヤイヤホンと比べると天と地ほど音質に差がある。
耳掛け式でこの音を出せるのなら値段以上にお得でしょう。
長時間使用はメガネと同じで疲れる
イヤホン本体が一般的なタイプのイヤホンと比べると重くなるので、長時間使用だと耳の付け根が痛くなる。
しょうがない部分ではあるが長時間つけっぱなしはしない方がいい。
防水レベルがIPX5とそこまで高くない
外で使用する事前提の耳掛け式ワイヤレイヤイヤホンですが、防水性能は一般的なワイヤレイヤイヤホンと一緒。
水に対する保護のIPコード 保護等級 IPコード例 保護のレベル・定義 0 IPX0 無保護。 1 IPX1 鉛直に落下する水滴から保護。 2 IPX2 15度以内で傾斜しても鉛直に落下する水滴から保護。 3 IPX3 散水に対して保護。 4 IPX4 水の飛まつに対して保護。 5 IPX5 噴流に対して保護。 6 IPX6 暴噴流に対して保護。 7 IPX7 水に浸しても影響がないように保護。 8 IPX8 潜水状態の使用に対して保護。 防水規格|IPコードの一覧。IPX, IPX4, IPX5,IP67, IPX7, IPX8, IP68とは (toishi.info)
水道の水量程度なら大丈夫だけど長時間はやめてねレベル。
潜水とかは無理なレベルです。
日常で使う分には問題ないけど、ウォータースポーツとかはやめてください。
欲を言えばIPX7ぐらいは欲しかったですね。
運動以外の使い道を教えてほしい
耳を塞がないワイヤレイヤイヤホンの売り上げが上がっているそうですが、ブームみたいなものだと思ってください。
安全面からみると耳を塞がない構造のワイヤレイヤイヤホンは安全性が高いかもしれませんが、音楽を聴いていると大きな違いはありません。
通常のワイヤレイヤイヤホンでも「外音取り込み機能」で車や電車人のしゃべり声が聞こえるようにすることはできます。
性能を考えるなら耳を塞がないワイヤレイヤイヤホンにする必要性はないでしょう。
むしろ個人的に教えてほしいのが”運動するとき以外に使用するの場面を教えてほしい”
音質的には問題ないレベルだったが、耳を塞がない構造上「ノイキャン」「外音取り込み」などを搭載することは不可能です。
運動の使用なら問題ないですが、日常で使うなら圧倒的に「ノイキャン」「外音取り込み」は便利です。
そう考えると耳を塞がないワイヤレイヤイヤホンはスポーツ以外に使い道はあるのか教えてほしいものです。