オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンが流行ったきっかけの商品があります。
それが今回紹介する【SOUNDPEATS GoFree2】
それまではオープンイヤー型のイメージとして
・音が荒い
・耳の付け根が痛くなる
・長時間の連続再生ができない
・それなりの製品で価格が高い
なんてイメージがありましたが【SOUNDPEATS GoFree2】は、そのイメージを180°変えてくれる商品でした。
✅【SOUNDPEATS GoFree2】の特徴
・同価格帯のカナル型と同じぐらいの高音質
・オープンイヤー型特有の音の荒さが無い
・ハイレゾ相当の対応コーディック”LDAC”に対応
・価格が7,000円ちょっとと抑えられている
値段と性能がいい意味で釣り合っていません。
これだったら1万円以上で販売しても納得できる完成度ですが、それを1万円以下で販売する異常性。
この商品の登場により耳を塞がないイヤホンの市場はかなり拡大しました。
SOUNDPEATS GoFree2
【QCY Crossky GTR2】 | 【SOUNDPEATS GoFree2】 | |
値段(税込み) | 4,680円 | 7,880円 |
販売カラー | ブラック・ホワイト | ブラック・パールホワイト・パールベージュ |
イヤホンタイプ | オープンイヤー型 | オープンイヤー型 |
連続再生時間 | 最大28時間(ケース併用) | 最大35時間(ケース併用) |
対応コーディック | SBC / AAC | SBC / AAC/LDAC |
操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー |
アプリ対応 | 専用アプリ「QCY」 | 専用アプリ「SoundPeats」「PeatsAudio」 |
音質 | 高音メインの音質 | 弱ドンシャリ音質 |
音質のプリンセット | 搭載 | 搭載 |
マルチポイント | 搭載 | 搭載 |
ワイヤレス充電 | 非搭載 | 非搭載 |
ゲームモード | 搭載 | 非搭載 |
3Ⅾオーディオ | 搭載(ムービーモード) | 非搭載 |
装着検出機能 | 非搭載 | 非搭載 |
ボタン操作変更 | 搭載 | 非搭載 |
イコライザー機能 | 搭載 | 搭載 |
オープンイヤー型の定番商品。
ハイレゾ相当のコーディックに対応しており、音質は同価格帯のカナル型と同じぐらいの高音質。
マルチポイント中はLDACは使えないが、AAC/BBCでも音質はかなり高め。
値段が7,000円前後とそれなりにするので、運動やながら聴きがメインでないならノイキャン搭載のワイヤレスイヤホンには利便性で劣ります。
ただ、耳を塞がない構造上耳への負担が少なく長時間使用をしても違和感なく使用が可能。
値段以上に使い勝手は良いです。
ケースは少し難あり
![](https://lifeislikeworld.com/wp-content/uploads/2025/01/Snapshot_725-1024x576.jpg)
![](https://lifeislikeworld.com/wp-content/uploads/2025/01/Snapshot_726-e1737194817491-1024x576.jpg)
スマン!!充電ケースは完全に好きではない!!
キズがつきやすき汚れやすいタイプのケース。指紋がとにかく目立つのが本当に嫌です。
オープンイヤー型なのでしょうがないですが、ケースも大きめ。
ポッケには入れられないな。ケースの素材的にも糸くずとかがついてもキレイにしずらいから。
ロゴの部分で操作可能
イヤホン本体のロゴの部分で操作。わかりやすい感じに少し膨らみがあるので操作はしやすかった。
イヤホン本体は思ったより大きくない
Amazonで見た感じより大きくありません。ケースが大きくなっているのは本体より耳に掛ける部分。
これぐらいならだったら耳の横にあっても邪魔になりません。
連続再生時間は最大35時間
✅QCY Crossky GTR2
・イヤホン単体→8時間
・充電ケース併用→28時間
✅SOUNDPEATS GoFree2
・イヤホン単体→9時間
・充電ケース併用→35時間
音質は同じ価格のカナル型に負けていない
音質は耳から少し離れているとは思えない高音質。
低音高音が強い弱ドンシャリと呼ばれる音質ですが、音の広がりや空間オーディオを使っているかのような響きが7,000円ちょっとのオープンイヤー型とは思えません。
ただ、SOUNDPEATSクラシックだと曲によっては周波数が高すぎて低音がスカスカになるので気をつけてください。
個人的にはポップかイコライザー機能のフラットな状態が好きです。
アプリ機能で音質の調整が可能
音質の調整は「プリンセット・イコライザー・適応型EQ」で調整できます。
プリンセット→数種類から選ぶ
イコライザー→自分で調整
適応型EQ→使用者最適な音質に調整
適応型EQは個人的にはあまりおすすめしません。
耳にはいいんでしょうが音の迫力が少なくなるので使わない方が楽しめます。
マルチポイント使用中はLDACは使えないが問題ない音質
2台接続して使用する場合ハイレゾ相当のコーディック”LDAC”は使用できません。
1万円以下ワイヤレスイヤホンで多い仕様になっています。
ここはしょうがないですが、音質はほとんど変わらないのでマルチポイントを使わなくても”LDAC”の必要は無いと思っています。
2台目接続はアプリでONが必要
マルチポイント使用場合、アプリ機能でONにする必要があります。
1.アプリでマルチポイントONにする
2.1台目に接続しているBluetoothをOFF
3.イヤホンを取り出すorケースが空いた状態でそのまま
4.接続する側を操作して接続設定をする
5.2台目が接続できたら1台目のBluetoothをONに戻す
間違っても1台目の接続を解除しないように注意してください。
違う機器接続したい場合はどちらかを解除してからでないと接続できないようになっているので気をつけてください。
アプリ機能で出来ることは少なめ
説明できるほどできることが多くないので画像だけになります。
ノイズキャンセリング&外音取り込み機能が搭載されていないのでしょうがない部分ではありますが、アプリ機能で出来ることは同価格帯のワイヤレスイヤホンのどの商品より少ないです。
ボタン操作は変更できない
これは本当にもったいない!!ボタン操作は固定なので自分好みに調整することができません。
片耳使用で使うこともあるのでできないのは本当にショック・・・。
ある意味両耳で使う前提のワイヤレスイヤホンですね。
アプリ機能が新しくなった
「SoundPeats」→従来型
「PeatsAudio」→新アプリ
「SoundPeats」がいまだに現役なので間違える人もいますが、製品によってどっちが使えるかは違うの注意が必要。
”SOUNDPEATS GoFree2”は両方とも今のところ使用できますが、せっかくだったら新しい「PeatsAudio」にしましょう。
アプリ機能で出来ることも大きく違いは無いですし、見やすさは新しい方がわかりやすいですから。
Personalized customized headphone experience, only at PeatsA…
まとめ:定番ではあるがこれでなくてもいい感はある
GOOD
・弱ドンシャリでかなりの高音質
・長時間使用しても耳への負担が少ない作りをしている
・運動をしても落ちにく
・値段が7,000円とかなり抑えられている
BAD
・アプリ機能で出来ることが少ない
・2台目の接続が少し手間
・LDAC使用時はマルチポイントは使えない
・ボタン操作の変更ができない
搭載されている機能
・マルチポイント
・ハイレゾ相当の対応コーデック”LDAC”
・イコライザー
・プリンセット
・適応型EQ
音質はかなりいいのでハズレではない。ただ、音質にこだわりが無いなら3,000円近く安い”QCY Crossky GTR2”でも十分な性能はあります。
値段&アプリ機能→QCY Crossky GTR2
音質&連続再生時間→SOUNDPEATS GoFree2
個人的には安さ第一で”QCY Crossky GTR2”の方がコスパは高いと考えています。