今回紹介するワイヤレスイヤホンは「1MORE Q30」のなります。
3Ⅾオーディオ搭載のワイヤレスイヤホンを探していたところAmazonの検索にヒットしました。
1万円以下ワイヤレスイヤホンで3Ⅾオーディオが搭載されている商品自体が少ないですが、本当にいいと感じたワイヤレスイヤホンは今のところ2個ほどだけです。
3Ⅾオーディオ以外にも購入する前段階で「1MORE Q30」を調べましたがなかなかの性能の高さがあり、3Ⅾオーディオが無くてもいいレベルだと思い購入しました。
実際に使用してみましたが購入して損はなかったと感じました。
ただ、「1MORE Q30」があまり人気になっていない理由も少しわかった気がします。
✅気になった部分
・マルチポイントが搭載されていない
・連続再生時間が他と比べると少し短い
・対応コーディックがSBCのみ
そういった部分も記事を読んで知っていただければと思います。
【1MORE Q30】のスペック
値段(参考価格) | 連続再生時間 | Bluetooth規格 | 対応コーデック | ワイヤレス充電 | 搭載ドライバー | アプリ機能 | 音質 | ノイズキャンセリング | 外音取り込み機能 | 3Ⅾオーディオ | イコライザー機能 | ボタン操作の変更 | 2台同時接続機能 | 装着検出機能 | 販売カラー | |
【1MORE Q30】 | 7,980円(税込み) | ケース併用:最大30時間 イヤホン単体:最大7.5時間 | Bluetooth 5.3 | SBC | 非搭載 | DLC(ダイヤモンドライクカーボン)製振動板 | 搭載 | ◎◎ | 最大-42dBの軽減 モード変更可能 (弱・強・風切り音低減・自動) | 搭載 | 搭載 3Ⅾオーディオ | 搭載 プリンセットあり イコライザー機能搭載 | 搭載 | 非搭載 | 搭載 | ブラック・ホワイト |
【EarFun Air 2 NC】 | 7,990円(税込み) | ケース併用:最大40時間 イヤホン単体:最大9時間 | Bluetooth 5.3 | AAC,SBC.LDAC | 搭載 | 11mmウール複合膜ダイナミックドライバー | 搭載 | ◎◎ | 最大-45dBの軽減 | 搭載 | 搭載 シアターモード | 搭載 プリンセットあり イコライザー機能搭載 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 | ブラック・ホワイト |
【Soundcore P40i】 | 7,990円(税込み) | ケース併用:最大60時間 イヤホン単体:最大12時間 | Bluetooth 5.3 | AAC,SBC | 搭載 | 11mmドライバー | 搭載 | ◎◎ | 記載無し 体感で最大-40dB以上の軽減 モード変更可能 (自動・手動・シーン別) | 搭載 | 搭載 ムービーモード | 搭載 プリンセットあり イコライザー機能搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | ブラック・オフホワイト・ネイビー・パープル |
ケースとイヤホン
(付属品と本体)
置いて開けれるイヤホンケース
充電ケースは置いて開けれるタイプになっています。
少し珍しいのが充電端子が底に設置されていること
こういったタイプはうしろに設置されていることが多いですがまさかの底。
ワイヤレス充電が搭載されていないのと、デザイン性を考えて場所を底にしたように思えます。
上面が鏡面仕様になっている
イヤホンケースの上の部分にロゴが入っており全体的に鏡面仕様になっています。
顔がハッキリと見えるぐらい反射率が高いです。
落ちにくくしっかりとした作りのイヤホン収納
中はこんな感じです。
イヤホンを収納する磁石が強い方なので逆さまにしたり、万が一落としてもイヤホン本体が飛び出すことはほぼないでしょう。
操作部分が細いスティックタイプ
指が大きい方には少し操作しづらいかもしれませんが、私が使っても問題なかったので問題ないと思います。
操作のしにくさは一切なく、タッチセンサーの反応もいいです。
タッチしてもいいですし、イヤホンをなぞるように操作することもできます。
ケースのデザイン性はかなり高いです。
デザイン性を損なわないために充電端子を底に配置している工夫もされているので、部屋に置いていても外観を損ねません。
次にアプリ機能の紹介になります。
アプリ機能
・リスニングモード(ノイキャン・外音取り込み・ノーマル)
・自動再生
・お客様設定(ボタン操作変更)
・専門的なチューニング(イコライザー機能)
・3Ⅾオーディオ
・低遅延モード
・アップデート
・クイックガイド(操作説明)
・ヒーリングサウンド
アプリで機能で面倒な登録とかはありませんでした。
赤文字はアプリでしか操作できないので気をつけてください。
まぁ、ノイズキャンセリングと外音取り込み機能の変更と曲の音量とスキップさえできれば問題ないですね。
ノイズキャンセリングは4つのモードから選択できる
ノイズキャンセリングのモード選択はアプリでのみ変更可能になっています。
アプリで設定したモードに固定されるので、風切り音低減を使いたい時はアプリで変更してください。
ボタン操作は”2回&3回タップ”のみ変更可能
「通話・1回タップ・長押し」は固定になっていますが”2回&3回タップ”は変更可能。
3回タップは初期設定でオフになっているので変更しておきましょう。
おすすめは曲の巻き戻しや次に送るボタンです。
プリンセットは12種類とイコライザー機能搭載
音質のプリンセットは12種類。
イコライザー機能は複数個登録することができます。
睡眠&集中したい時のヒーリングサウンドが搭載されている
雨などの癒しの音が数種類入ったヒーリングサウンド。
睡眠や何かに集中したい時に使用してください。
それなりに高性能なアプリ機能。
ただ不満がないわけではないのでお世辞にも使いやすいとは言えません。
次に音質・機能面の紹介です。
2台同時接続機能が無いだけで性能はかなり高いです。
音質・機能面
中高音が聞きやすい弱ドンシャリ音質
対応コーディックがSBCのみですが、全体の解析度が高く聞きやすい弱ドンシャリ音質。
低音がドンと体に響く音ではないので迫力は他のワイヤレスイヤホンに比べると劣る部分もありますが、中音~高音がその分聞きやすいです。
音全体の周波数が少し高めなので、曲によっては高音部分の楽器やボーカルの声が刺さりやすいですが、その分細かな音まで拾ってくれます。
【1MORE Q30】を使ってみると対応コーディックはあくまでも一つの指標で、音質は本体の性能によるものだとわかるようなワイヤレスイヤホンとなっています。
広がりがある3Ⅾオーディオ搭載
値段を考えるとしっかりとした作りの3Ⅾオーディオが搭載されています。
1万円以下ワイヤレスイヤホンで3Ⅾオーディオ性能が一番高い【Xiaomi Redmi Buds 5 Pro】と違い3Ⅾオーディオの音質は固定ではないので、プリンセットの種類によっては音の印象が変わります。
ただし、3Ⅾオーディオの性能は悪くないのでどのプリンセットでもそれなりちゃんと聞くことができる。
1万円以下3Ⅾオーディオの搭載ワイヤレスイヤホンの中ではかなり高めの性能です。
連続再生時間は30時間
ノイズキャンセリングを使用するとイヤホン本体の再生時間が少し短いですが、通勤通学なら問題レベルです。
急速充電にも対応しているので朝の忙しい時や充電が切れてしまったときに役に立ちます。
ノイズキャンセリングは最大-42dBの軽減
最大-42dBと書かれていますが、実際の性能はかなり高め。
耳のフィット感が関係しているのか遮音性が高いです。
少しピーキーな装着検出機能
イヤホンを外すと曲が停止する装着検出機能ですが【1MORE Q30】は少しピーキーな性能になっています。
片耳使用では使用できないようになっており、両耳での使用時のみ機能するよう仕組み。
両耳の使用時は両方とも外した時のみに曲が止まる仕様になっており、片耳外しただけではそのままの状態です。
ただ、バッテリー節電のため両耳からイヤホンを外した時にノイズキャンセリングがオフになるのはいいですね。
装着すればノイズキャンセリングに戻るのも手間が無くていいです。
音質・機能面はかなり高め。
欲を言えばマルチポイントは欲しかったところですが、性能を考えるとこれ以上は値段を上げなければ無理な気がします。
次に実際に使用してみて思ったことを書かせていただきます。
うん、個人的には好きなワイヤレスイヤホンの部類です。
実際に使用してみて思ったこと
・ケースのデザイン性が凝っている
・マルチポイントがあればほぼパーフェクトなワイヤレスイヤホン
・解析度が高く全体の周波数が高めが好きな人に刺さる音質
・ボタン操作の変更はもう少し多い方が良かった
・ヒーリングサウンドの音切れが最悪
・3Ⅾオーディオは1万円以下ならかなりまともなレベル
ケースとイヤホンのデザイン性が凝っている
全体的にスタイリッシュなデザイン性。
ケースは外観を損ねないように充電端子やボタンなどは底に配置してありますし、イヤホン本体のデザインもロゴを基調にして上部部分がメタリックになっています。
ぶっちゃけ、1万円以下ワイヤレスイヤホンならトップクラスのデザインです。
マルチポイントがあればほぼパーフェクトなワイヤレスイヤホン
スマホとパソコンに同時接続できるマルチポイント&マルチペアリングが搭載されていればパーフェクトですね。
ワイヤレスイヤホンの使用でもっとも多い通勤通学なら問題ないですが、自宅でも使うならスマホかパソコンどちらか専用にしないといけないのが惜しいほどのワイヤレスイヤホンです。
解析度が高く全体の周波数が高めが好きな人に刺さる音質
音質の好みになりますが、個人的には好きな音質です。
重低音があまり好きではないので、周波数が全体的に高めの音質が私自身は聞きやすいです。
それにドラムやギターの細かな音も聞けるので重低音ではわからない音も楽しむことができます。
デメリットを言わせてもらうなら高音部分の音が少し刺さりやすいと感じたことぐらいです。
ただ「Anker Soundcore Liberty 4」のようにめちゃくちゃ刺さるわけではないので誤差の範囲と思ってください。
ボタン操作の変更はもう少し多い方が良かった
(EarFun Air 2 NCアプリ画像)
ボタン操作の変更は「EarFun」ワイヤレスイヤホンの方が優秀。
「EarFun」ワイヤレスイヤホンは通話以外のほぼすべての操作が変更できるので自分好みにカスタマイズすることが可能になってます。
【1MORE Q30】は2回&3回タップのみなのでほぼ固定になってしまっているのが少し残念です。
ヒーリングサウンドの音切れが最悪
搭載はされていますが約8秒ごとに音がリセットされるので、ヒーリングどころかイライラが増しました。
これ意味あるの??
短い動画載せておきます。
3Ⅾオーディオは1万円以下ならかなりまともなレベル
これ目的で購入しましたが、性能がそれなりに高く満足しています。
1万円以下のワイヤレスイヤホンで3Ⅾオーディオ搭載は数種類購入していますが、その中でも上位に入るレベルです。
音質は選んでいるプリンセットやイコライザーに影響されますが、大きく音のバランスが崩れるようなことは無いのでどの音質を選んでもでもそれなりに聞けます。
ちなみに3Ⅾオーディオ搭載の1万円以下ワイヤレスイヤホンTOPは【Xiaomi Redmi Buds 5 Pro】だと断言できます。
まとめ:平均以上で3Ⅾオーディオ性能が高いの珍しいワイヤレスイヤホン
実際に購入する場合は7000円前後ぐらいになりますが、値段相応の性能はあります。
タイミングによってはAmazonでポイント多くもらえたり、クーポンも配布されていることがあるのでかなりお買い得に購入することができます。
記事を書いているタイミングでポイントが約950ポイントで10%クーポンもついてかなりお買い得でした。
どのタイミングで値引きされているのかわからないので気になる方は一度確認してみてください。