今回紹介するワイヤレスイヤホンは【EarFun Air 2 NC】になります。
以前紹介した【EarFun Air 2】にノイズキャンセイリングが搭載された完全版といったところですね。
商品のデザイン自体はほぼ変わっていませんが、ノイズキャンセイリング&外音取り込み機能が搭載されたことにより利便性が上がっています。
正直なところ【EarFun Air 2】の存在意義が分からなくなってくる商品となっています。
音質も良く性能もいいので、1万円以下のワイヤレスイヤホンでおすすめできる商品です。
【EarFun Air 2 NC】と【EarFun Air 2】の比較
値段(参考価格) | 連続再生時間 | Bluetooth規格 | 対応コーデック | ワイヤレス充電 | 搭載ドライバー | アプリ機能 | 音質 | ノイズキャンセリング | 外音取り込み機能 | 3Ⅾオーディオ | イコライザー機能 | ボタン操作の変更 | 2台同時接続機能 | 自動検出機能 | 販売カラー | |
【EarFun Air 2】 | 6,990円(税込み) | ケース併用:最大4時間 イヤホン単体:最大9時間 | Bluetooth 5.3 | AAC,SBC.LDAC | 搭載 | 10mm径ウール複合ダイナミックドライバー | 搭載 | ◎◎ | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 搭載 プリンセットあり アダプティブイコライザー機能搭載 | 可能 | 搭載 | 非搭載 | ブラック・ホワイト |
【EarFun Air 2 NC】 | 7,990円(税込み) | ケース併用:最大40時間 イヤホン単体:最大9時間 | Bluetooth 5.3 | AAC,SBC.LDAC | 搭載 | 11mmウール複合膜ダイナミックドライバー | 搭載 | ◎◎ | 最大-45dBの軽減 | 搭載 | 搭載 シアターモード | 搭載 プリンセットあり アダプティブイコライザー機能搭載 | 可能 | 搭載 | 非搭載 | ブラック・ホワイト |
実際に購入した金額は先行予約&クーポンの使用で約5,999円で購入することができました。
先行予約無しで購入すると7,000円ちょっとしますが、ノイズキャンセイリング&外音取り込み機能が搭載されたことによりコスパは値段以上に向上しています。
【EarFun Air 2 NC】が発売する前なら同じぐらいの値段で【EarFun Air Pro 3】の方がおすすめでしたが、今なら【EarFun Air 2 NC】の方がいいでしょう。
それほどに性能の差は無く、音質も【EarFun Air 2 NC】の方が全体のバランスがいいです。
ただ、ノイズキャンセイリング&外音取り込み機能がいらないなら【EarFun Air 2】でいいでしょう。
音質は【EarFun Air 2 NC】と同じなので違いはありません。
ワイヤレス充電やイコライザー機能、2台同時接続機能も搭載されているので「ノイキャン無し・1万円以下」で探すなら【EarFun Air 2】がいいです。
個人的にはノイズキャンセイリング&外音取り込み機能が必須なので【EarFun Air 2 NC】の方が使い勝手がいいのでおすすめです。
ケースと本体
購入カラーはブラック。
【EarFun Air 2】もブラックを購入しているので比較しやすいかなと思い購入しました。
そうしたらほぼ一緒!!
これは少し違い探しをしてみましょう。
【EarFun Air 2】とデザインは基本同じ
パッと見た感じは違いがありません。
細かく比べたところ違いはデザインの違いは2つ。
1.裏のロゴのカラーが違う
2.イヤホン本体の操作部分の色が違う
微妙な違いです。
比べないとわからないレベルですね。
【EarFun Air 2】を持っている方は【EarFun Air 2 NC】と間違えないように注意してください。
ケース裏側のロゴが違う
ケースの背面のロゴの部分の色が違っています。
ケースを見分けるときはロゴで判断するしか無いようです。
イヤホン本体の色が少しだけ違う
操作部分のカラーがちょっとだけ違います。
【EarFun Air 2】ブルー
【EarFun Air 2 NC】シルバー
個人的に好きな方はシルバーの【EarFun Air 2 NC】ですね。
少しだけ高級感があります。
ワイヤレス充電に対応
【EarFun Air 2】と同じように【EarFun Air 2 NC】もワイヤレス充電に対応しています。
1万円以下でこういったケースでワイヤレス充電は珍しいタイプになります。
値段的には搭載されていなくても不思議ではないのですが、あっても損はないですね。
デザイン自体は【EarFun Air 2】とそこまで違っていませんでした。
個人的にはそこまでケースのデザインは重要視していないので気になりませんが、少し安っぽいケースに感じる方もいるかもしれません。
ただ、イヤホンの性能自体は高いので使ってても気にならないでしょう。
次にアプリ機能の紹介です。
【EarFun Air 2】のアプリ機能にノイズキャンセイリング&外音取り込み機能が搭載された感じです。
アプリ機能
搭載されているアプリ機能 |
・モード変更(ノーマル・ノイキャン・外音取り込み・風ノイキャン・耳適応ANC) ・ゲームモード ・シアターモード ・イコライザー ・キーカスタマイズ ・2台同時接続機能 ・対応コーディックの変更 ・音声ガイダンスの変更 ・自動電源設定 ・イヤホンを探す |
【EarFun Air 2】にできて【EarFun Air 2 NC】にできないことはほぼないといってもいいです。
細かく調べましたが、唯一できなかったのが”イコライザーの機能のオリジナル設定”でした。
音楽愛好家のFernandさんのオリジナルのチューニングらしいですが、【EarFun Air 2】にしか現時点では搭載されていません。
私は普段使いはしていないですが、音質の違いを楽しむことができます。
キーカスタマイズの”3回タップ”は変更した方がいい
操作ボタンで”3回タップ”は変更した方が使いやすくなります。
初期設定ではR側が「ノーマル・外音取り込み・ノイズキャンセリング」になっていますが、ノーマルは使いませんのでこの部分を「風切り音低減」に変更しましょう。
L側は音声アシストになっていますが、ゲームモードやR側と同じ設定にした方が使いやすいです。
室内ならほぼ見つかるイヤホンを探す機能
外ではあきらめるしかありませんが、室内だと大きな音で居場所を知らせてくれます。
徐々に音が大きくなりますが、それなりに大きいのにソファーのスキマとかに入っていても聞こえるでしょう。
AirPodsとは違い位置情報を記録しているわけではないので外で無くした場合はあきらめてください。
2台同時接続機能使用中はLDAC使用不可
1万円以下のワイヤレスイヤホンにありがちですが、ハイレゾ相当の音質を再現するLDACコーディックを使用中は2台同時接続機能は使用できません。
初期設定ではLDACはOFFの状態なので使用したい場合は2台同時接続機能をOFFにしてからONにしてください。
【EarFun Air 2】には無い3Ⅾオーディオ搭載が搭載された
【EarFun Air 2 NC】に新しく搭載された3Ⅾオーディオ。
3Ⅾオーディオ使用中はイコライザー機能のデフォルト音質になるので、音質を調整している方は気をつけてください。
性能的には音量が上がり、楽器との距離感がグッと近くなった印象を受けます。
音の臨場感はそこまで高くはありませんが、広がりは確かに感じられるレベルの3Ⅾオーディオです。
アプリ機能は【EarFun Air 2】を基本にして性能が増えた感じになっています。
EarFunのアプリが使いやすいので間違った操作や操作性で困ることは無いでしょう。
次に「音質・操作性」などの紹介です。
とはいっても音質は【EarFun Air 2】と同じなのでほとんど紹介することは無いですね。
音質・操作性など
音質は【EarFun Air 2】と一緒
音質は同じなのでコピペになりますが紹介します。
使用条件はイコライザーのフラットな状態でLDACを使用して視聴しました。
低音 | EarFun特有の低音。不快になる感じの低音ではありません。 |
中音 | ボーカルと楽器の音の大きさのバランスがとれている。距離感も近くなく遠くなく絶妙に感じる。 |
高音 | 高音は平均的な高さ。聞きやすく刺さるような音質でもない。細かな音は少し苦手な印象を受ける。 |
全体のバランス | 解析度と透明感が高くいい。重低音をメインに全体のバランスがとれているのでかなり聞きやすい。 |
期待以上の音質。
EarFun特有の低音を効かせつつ、全体のバランスが考えられいるからかなり聞こえやすい。
LDACを使用で音の解析度と透明感も高く、値段以上の音質と断言できるレベル。
あとは人の好みになりますが、高音部分の周波数が少し低いと感じる人もいるでしょう。
その場合はイコライザー機能で調整するとかなり聞きやすい音になります。
最大-45dBのノイズを低減
ノイズキャンセイリングの性能は最大-45dBと高い。
同メーカーの人気商品【EarFun Air Pro 3】より高性能になっています。
このレベルのノイズキャンセイリングなら不便なことは無いでしょう。
ノイズキャンセイリング使用時の音の変化やノイズなどもないので不快感もありませんでした。
外音取り込み&風切り音低減モードにも変更可能
両方ともイヤホンだけで変更が可能になります。
ただし、風切り音低減はキーカスタマイズでボタン変更しないと変更できないので注意してください。
性能的には外音取り込み機能はノイズなどは無く高性能、風切り音はノーマルとノイズキャンセリングの中間ぐらいの強度になっており、台風とかの暴風以外ならほとんど軽減してくれます。
耳に合わせたノイズキャンセリング”耳適応ANC”搭載
耳の形に合わせて適応してくれるノイズキャンセイリング。
実際に使用してみましたが、通常のノイズキャンセイリングとの違いがわからず私自身は使用していません。
説明を読むと遮音性が上がるようですが、性能が高いので大きな違いはなかったです。
連続再生時間は40時間と【EarFun Air 2】と同じになっている
ノイズキャンセイリングを使用しない連続再生時間は【EarFun Air 2】と同じになっています。
ノイズキャンセイリングやLDACの使用で再生時間は短くなりますが、それでも20時間は切らないようです。
音質や操作性は1万円以下と考えると十分でしょう。
アプリでのボタン操作の変更も細かくできるので自分好みにカスタマイズできますし、3Ⅾオーディオ使用で音楽以外の動画も楽しむことができます。
使っていて困ることは無いです。
次に、実際に使用して思ったことを書かせてもらいますが、【EarFun Air 2】の存在意義が無くなっていませんか??
実際に使用して思ったこと
・1万円以下でおすすめできる商品
・利便性は高くなったが、それ以外に変化が少ないのは残念
・イヤホン本体のデザインは少し変更した方が良かったかもしれない
・【EarFun Air 2】の存在意義とは??
1万円以下でおすすめできる商品
1万円以下のワイヤレスイヤホンなら確実におすすめできる商品です。
トップクラスに高い音質に高性能なアプリ機能、ノイズキャンセイリング&外音取り込み機能の性能が高いためこれ一台持っていればスマホでもパソコンでも困ることは無いでしょう。
利便性は高くなったが、それ以外に変化が少ないのは残念
ノイズキャンセイリング&外音取り込み機能のが搭載されたことにより利便性はかなり向上しています。
ただ、デザインやアプリ機能に目新しさが無いため【EarFun Air 2】より劇的にかわった製品ではないです。
個人的には性能が上がっているので文句はないですが、デザインの違いがあった方がいい方は少し残念かもしれません。
イヤホン本体のデザインは少し変更した方が良かったかもしれない
正直、もう少しだけデザインを変更してほしかった。
【EarFun Air 2】の上位互換になるワイヤレスイヤホンですが、違いがほとんどないため、買い間違えがおきそうな商品です。
せめてイヤホン本体をもう少しだけわかりやすく変更するべきだったと思っています。
【EarFun Air 2 NC】を買ったのに【EarFun Air 2】が来たなんてクレームありそうですよね。
【EarFun Air 2】の存在意義とは??
【EarFun Air 2 NC】と【EarFun Air 2】を両方とも持っている私からしたら、【EarFun Air 2】はもう使うことは無いでしょう。
音質も同じで、ノイキャンきのうが搭載されているなら【EarFun Air 2 NC】だけで十分です。
実質5,000円以下で買える【EarFun Air 2】も需要はあるが、2,000円+するだけでノイキャン搭載の上位機種を購入できるならそっちの方が絶対に良いです。
【EarFun Air 2】今後はいかに!!
まとめ:これで7,000円台ならコスパは高い
長所 | 短所 |
・最大-45dBのノイズキャンセイリング性能 ・実用的機能はほぼすべて入っている ・1万円以下でトップクラスの高音質 ・小さく軽いコンパクトなケース ・色々と設定できる機能面が高いアプリ機能 | ・デザインが【EarFun Air 2】の使いまわしになっている ・実用的機能で唯一無いのが自動装着検出機能のみ |
実際に購入するなら7,000円ぐらいになりますが、この金額でこの性能なら文句のつけようがないでしょう。
デザインの使いまわしは少し気になりましたが、【EarFun Air 2】を持っていないなら気にする要素ではありません。
満足できるワイヤレスイヤホンでした。
ちなみに同じ価格帯でおすすめできるワイヤレスイヤホンはいくつかあります。
などがあります。
全て記事にしているのでよかったらご覧ください。