今回紹介する完全ワイヤレスイヤホンは”JBL WAVE BEAM2”
以前レビューした”JBL WAVE BEAM”の後続機になります。
前機種では「ノイズキャンセリング・マルチポイント」が搭載されていませんでしたが、”JBL WAVE BEAM2”では搭載されました!!
ありがとう!!と言わせてください。
前機種はノイズキャンセリングが無い理由がわからなかったので、搭載されてよかったです。
わかりやすく比較している画像があるので貼らせてもらいますが、大幅に機能面が向上しています。
正統進化って感じで邪道な進化はしていないようです。
最初に、性能紹介も兼ねて同じ値段帯のワイヤレスイヤホンとも比較していきます。
【JBL WAVE BEAM2】スペック紹介
デザイン | 値段 | 販売カラー | イヤホンタイプ | 連続再生時間 | 対応コーディック | 操作方法 | アプリ機能 | 音質 | 音質プリンセット | 2台同時接続機能 | ノイズキャンセリング | 外音取り込み機能 | 風切り音低減 | ワイヤレス充電 | ゲームモード | 3Ⅾオーディオ | 装着検出機能 | ボタン操作変更 | イコライザー機能 | イヤホンを探す | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
JBL WAVE BEAM2 | 8,030円(税込み) | ピンク・ブラック・ホワイト・ブルー | カナル型 | ケース併用:最大40時間 イヤホン単体:最大10時間 | AAC,SBC | タッチセンサー式 | 搭載 | 弱ドンシャリ音質 | 搭載 | 搭載 | 搭載 強度の記載無し | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 | |
JBL WAVE BEAM | 7,700円(税込み) | ブラック・ホワイト・ミント | カナル型 | ケース併用:最大32時間 イヤホン単体:最大8時間 | AAC,SBC | タッチセンサー式 | 搭載 | 弱ドンシャリ音質 | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 | |
EarFun Air 2 NC | 7,990円(税込み) | ブラック・ホワイト | カナル型 | ケース併用:最大40時間 イヤホン単体:最大9時間 | AAC,SBC.LDAC | タッチセンサー式 | 搭載 | 弱ドンシャリ音質 | 搭載 | 搭載 | 最大-45dBの軽減 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 シアターモード | 非搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | |
Soundcore P40i | 7,990円(税込み) | ブラック・オフホワイト・ネイビー・パープル | カナル型 | ケース併用:最大60時間 イヤホン単体:最大12時間 | AAC,SBC | タッチセンサー式 | 搭載 | ドンシャリ音質 | 搭載 | 搭載 | 記載無し 体感で最大-40dB以上の軽減 モード変更可能(自動・手動・シーン別) | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 ムービーモード | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
今回紹介するワイヤレスイヤホンは【EarFun Air 2 NC】になります。以前紹介した【EarFun Air 2】にノイズキャンセイリングが搭載された完全版といったところですね。 […]
JBL WAVE BEAM2
ケースとイヤホン本体レビュー
ケースデザインは変更なし
ケースデザインは前機種から変更は無し。
両方を並べておくとわかりませんね。
右が前期種で、左が”JBL WAVE BEAM2”です。
違いわからないでしょ。
イヤホンのデザインは操作部分が変わった
操作部分が細くなり、一般的なワイヤレスイヤホンのようになっています。
個人的にはスタイリッシュなタイプのワイヤレスイヤホンが好きなのでデザイン変更は大歓迎です。
次にアプリ機能のレビューになります。
ノイズキャンセリング&マルチポイントが搭載されたことによりどう変化したのか??
音質レビュー
音質は中高音メインの弱ドンシャリ。
そこまで弱くはない低音と、周波数が少しだけ高い中高音が特徴的な音質となっています。。
高音部分は周波数の関係で少し刺さりやすいですが、聞いている分にはあまり気にならないレベルです。
前期種の音質と比べると高音部分の荒さが少なくなり、全体的に聞きやすくなりました。
値段相応の前機種から値段以上の音質になった感じです。
プリンセットの種類の5→7種類と微増しているので曲によって変更することも可能。
個人的には何も使用しないデフォルト音質がもっとも聞きやすく安定した音質があります。
イコライザー機能はアプリ対応の他のワイヤレスイヤホンと同じで調整が可能。
デフォルト音質が耳に合わなかったら、イコライザー機能で自分好みに調整してみてください。
他にも音量のリミッターや左右のサウンドバランスの調整などが搭載されており、自分好みに調整することができます。
操作性や機能性レビュー
タッチセンサーの感度は良好
タッチセンサーの感度は良好!!
音もしっかりと鳴るためわかりやすく操作しやすかったです。
ただ、多少のずれがあることは1万円以下ワイヤレスイヤホンあるあるなのでご了承ください。
トークスルー時の音楽停止はやっぱり気になる
外音取り込み機能に特化した”トークスルー”モードですが、音楽停止後の自動再開が無いのがやはり気になります。
トークスルーから変更しても自動再生してくれるわけではないので注意してください。
これは前期種と同じ仕様です。
外音取り込み機能の性能は高い
やっぱり外音取り込み機能の性能は前期種と同じで高い。
自然な感じで聞こえる周りの音と、機械的ではない人の声はやっぱりいいものです。
1万円以下ならトップクラスの性能になっています。
ノイズキャンセリング&マルチポイント搭載で利便性が上がった
ガッツリとした性能があるノイズキャンセリング機能が搭載されたことにより利便性は格段に上がっています。
前期種から価格が300円しか違いが無いのによく搭載できたなと思っています。
しかもマルチポイントも搭載されて、スマホとパソコン両方を同時使用することができるのもかなり便利です。
実用的な機能はほぼ搭載されているので利便性はかなり高いです。
細かな部分のワイヤレス充電や装着検出機能は搭載されていませんが、なくてもさほど困りません。
次にアプリ機能のレビューになります。
アプリ機能レビュー
前期種からのアプリの変更点はざっくりとこんな感じ。
- 1画面→3画面
- プリンセットの種類が7種類に増加
- ノイキャン・マルチポイントの操作
- 日本語音声設定追加
「ノイズキャンセリング&マルチペアリング」の操作が追加されて機能が増えたので画面を分割した感じです。
特徴的なアプリ機能は無いですが、JBLアプリのイコライザー機能のカスタマイズは前期種と同様で性能が高いです。
ここから実際に使用してみた感想になります。
思ったことを書いているだけなので読まなくても問題ありません。
実際に使用してみた感想
✅利便性は前期種より大幅にアップしている
✅音質はより聞きやすく高音質になった
✅イヤホン本体のデザインは変更されているのは嬉しい
✅片耳使用は右限定で使いやすい
✅ボタン操作の変更はもう少しバリエーションが欲しいところ
利便性は前期種より大幅にアップしている
「ノイズキャンセリング・マルチポイント」搭載で利便性は格段に上昇しています。
ノイズキャンセリング機能が搭載されただけでもかなり便利ですが、マルチポイントも搭載されたことによりスマホとパソコン両方同時に接続することができます。
1万円以下トップクラスに入り込んだって感じです。
音質はより聞きやすく高音質になった
音質はかなり聞きやすくなった。
前機種は少し値段相応の音質で少しの荒さが気になるところでしたが、後続機はイコライザー機能を使用しない音質がかなりいいので、プリンセットで音質を変える必要もありません。
このぐらいの音質だと値段以上と感じます。
イヤホン本体のデザインは変更されているのは嬉しい
個人的に前期種の操作部分の○みたいな形があまり好きではなかったので、通常のワイヤレスイヤホンの形になってよかったです。
まぁ、髪が長い方は周りから見えないのであまり気にしないかもしれませんが、好きなデザインのイヤホンを使用すると気分がいいのですよね。
片耳使用は右限定で使いやすい
”JBL WAVE BEAM2”の片耳使用はかなり使いやすくなっています。
アプリでのボタン操作の変更があまりできない代わりに、右耳でほぼ完結できる操作設定になっており「停止/再生・スキップ/巻き戻し」ができます。
さすがに音量調整まではできませんが、初期設定で十分な利便性があります。
ただ、残念なことに左耳だけの使用はほぼ無理ですね。
モード切替はできるが他はできないので。
ボタン操作の変更はもう少しバリエーションが欲しいところ
ボタン変更はもう少し欲しかった・・・。
1万円以下で最上級のカスタマイズができる”EarFun”アプリと比べてしまうとどうしても劣っていると感じてしまう。
ただ、そこまで不便ではないので両耳使用と右片耳使用なら困ることは無いでしょう。
右片耳使用だったら”JBL WAVE BEAM2”の方が使いやすいので。
まとめ:安定した品質のワイヤレスイヤホンです!!
1万円以下のワイヤレスイヤホンの中で機能面や音質が安定した商品です。
実用的な機能はほぼ搭載されているため、プライベートでもビジネスでも使用できますし、何より値段もそこまで高くありません。
前期種の”JBL WAVE BEAM”は約7,700円でしたが、”JBL WAVE BEAM2”は約8,000円とそこまで値段が上がっていないのも手が出しやすい所。
以前紹介した”1万円以下ワイヤレスイヤホンTOP3”と同じぐらいの性能があるので、迷っている方はこの3商品に加えて”JBL WAVE BEAM2”を選択肢に入れてみてください。