Ankerワイヤレスイヤホンの中でもっとも高額で性能がいいと言われている【Anker Soundcore Liberty 4】
2022年10月に発売されて以降不動の人気があります。
ただ、Anker Soundcore ワイヤレスイヤホンの中で約15,000円と高額。
少し購入を悩む金額です。
そこでAnkerが出したのが【Anker Soundcore Liberty 4NC】
約13,000円と少し安くなり2023年6月に販売されたワイヤレスイヤホンですが、2,000円違ったぐらいで何が違うのかと思う人も多い。
だからこそこの記事を書かせてもらいました。
両方とも購入し実際に思ったことがいくつかあるので書かせていただきます。
Liberty 4とLiberty 4NCの簡単な比較
商品名 | 【Anker Soundcore Liberty 4】 | 【Anker Soundcore Liberty 4NC】 |
値段(定価) | 14,990円(税込み) | 12,990円(税込み) |
対応コーディック | LDAC,AAC,SBC | LDAC,AAC,SBC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.3 |
連続再生時間 | 最大再生時間:約9時間 約28時間 (充電ケース併用) ノイキャン使用時:約7時間 約24時間(ケース併用) LDAC使用時:約5.5時間 16.5時間(ケース併用) | 最大再生時間:約10時間 約50時間(ケース併用) ノイキャン使用時:約8時間 約40時間(ケース併用) LDAC使用時:約6時間 約30時間(ケース併用) |
充電時間 | 約1時間(イヤホン) / 約2時間(USB-Cケーブル) / 約3時間(ワイヤレス充電) | 約1時間(イヤホン) / 約3時間(USB-Cケーブル) / 約3.5時間(ワイヤレス充電) |
ワイヤレイヤ充電対応 | 〇 | 〇 |
ボタン操作 | 物理ボタン | タッチセンサー |
2台同時接続機能 | 〇 (使用中はLDAC使用不可) | 〇 (使用中はLDAC使用不可) |
ノイズキャンセリング | ◎◎ ウルトラノイズキャンセリング2.0 | ◎◎ ウルトラノイズキャンセリング3.0 |
外音取り込み機能 | 〇 | 〇 |
搭載ドライバー | ACAA 3.0 9.2mm ダイナミック + 6mmダイナミック | 11㎜ダイナミックドライバー |
音質 | ◎ デフォルト音質は全体的に周波数が高いがイコライザーでいくらでも調整可能。 | ◎ 重低音で高音高めのドンシャリと呼ばれる音質。 |
アプリ | ◎ | ◎ |
カラーバリエーション | クラウドホワイト・シャンパンゴールド・スカイブルー・ミッドナイトブラック・ワインレッド | ブラック・ホワイト・ネイビー・ピンク・ライトブルー |
アプリは数が多いので記載していないですが、音質と機能面の多さではLiberty 4が上です。
ノイズキャンセリング機能はウルトラノイズキャンセリング3.0を搭載しているLiberty 4NCの方が高いでしょう。
他にもいろいろと違いはありますが、実際に使用して思ったことがいくつかあります。
比較してみて分かった7つのこと
1.どっちもコスパは高い
2.ノイズキャンセリング性能の大きな違いは人にはわからないレベル
3.音質はLiberty 4の方が高いが聞きやすさはLiberty 4NCの方がいい
4.機能面が充実しているのはLiberty 4だが使いやすさはLiberty 4NCの方がいい
5.Liberty 4は片手でケースを開けられるがLiberty 4NCは少し開けづらい
6.Liberty 4のつまんで押す物理ボタン式がかなり便利
7.Liberty 4NCは3Ⅾオーディオの音質が極端に変化しないので聞きやすい
1.どっちもコスパは高い
どちらも値段が1万円を超えるワイヤレスイヤホンですが値段以上の高コスパワイヤレスイヤホンでした。
・実用的な機能はすべて入っている
・それぞれ特徴がある良い音質
・ケースの開け閉め方法やデザイン性が高い
・ノイズキャンセリング機能は倍以上の価格帯でもおかしくはない
ビジネスにも使用でる実用的な機能「ノイキャン」「外音取り込み」「2台同時接続機能」「装着検出機能」は搭載されており、使用用途はプライベート以外でも問題ありません。
音質もそれぞれの特徴はありますが、どちらも良い音質で値段以上なのは間違いないでしょう。
この値段帯で購入するならまず間違いないワイヤレスイヤホンです。
2.ノイズキャンセリング性能の大きな違いは人にはわからないレベル
Anker独自の技術で作られた”ウルトラノイズキャンセリング”
Liberty 4は2.0、Liberty 4NCは3.0が搭載されています。
Liberty 4NCは3.0が搭載されているので、Liberty 4よりいいと思う方もいるかもしれませんがそうとも言いきれません。
・ノイズキャンセリングの性能上昇
・移動モードに飛行機が追加された
実際に使ってみるとノイズキャンセリング強度の2.0と3.0の大きな違いは人の耳にはわからないレベルだと感じます。
どちらも性能が高く多少性能が上がったところで誤差と言える範囲です。
バージョン1.0が搭載されている「Soundcore Life P3」も購入しましたが、1.0→2.0に変化した時ほどの大きな違いはないでしょう。
1.0→2.0はアプリの追加機能も多く、ノイズキャンセリング強度の自動調整もしてくれるのでかなりグレードアップしていました。
2.0→3.0はどっちも性能が高いのでぶっちゃけどっちを選んでもいいでしょう。
3.音質はLiberty 4の方が高いが聞きやすさはLiberty 4NCの方がいい
キレがありクリアな音質はLiberty 4の方がある。
ただ、聞きやすいかと言われるとそうでもない。
・Liberty 4は高音部分の周波数が高すぎてサ行が刺さる
・Liberty 4NCではそんなことはないので曲を選ばない
Liberty 4の音質はキレがありクリアな音質ですが、聞きなれていない人には全体の周波数が高く感じてしまいます。
実際にアプリで搭載されている「HearlDサウンド」の調整では高音部分だけ極端に低くなりました。
対してLiberty 4NCは重低音で高音高めのドンシャリと呼ばれる万人向けの音質。
「HearlDサウンド」で調整してもそこまで大きく変化はなかったです。
個人的な意見ですが、聞きやすさはLiberty 4NCの方が良かったです。
4.機能面が充実しているのはLiberty 4だが使いやすさはLiberty 4NCの方がいい
Liberty 4の機能面は確かに充実しているが、目立つ機能は「3Ⅾオーディオのモードの数」と「ヘルスモニタリング」のみ。
悪いことはないが正直「ヘルスモニタリング」は使いにくい。
ぶっちゃけいらない。
使わないですしワイヤレスイヤホンに健康を求めていません。
特に姿勢が少し難がある。
イヤホンの位置で頭の角度を測定し下向きか上向きかの頻度を確認できますが、イヤホンの位置で簡単にずれるので使う前に毎回セッティングする必要があります。
めんどくさいし使わなくなること必須です。
3Ⅾオーディオに関しては、スマホで動画視聴するなら便利な機能ですが、私はパソコンメインで動画視聴するので使うことはなかったです。
いちいち切り替えがめんどくさいですし、3Ⅾオーディオ専用の音質になるのであまり好きにはなれなかったです。
その点、必要な機能に重点を置いているLiberty 4NCに余分な機能は無いので使いやすい。
オンオフ設定だけなので使いやすいのに3Ⅾオーディオの臨場感はちゃんと体感できます。
音質も設定を元にした音質なので聞きやすいです。
個人的はLiberty 4NCが好きですね。
5.Liberty 4は片手でケースを開けられるがLiberty 4NCは少し開けづらい
Liberty 4は片手で開けられるように設計されているスライド式ですが、Liberty 4NCはボタン式で片手だとボタンと本体に指があたり開けづらくなっている。
片手で開けられると手が汚れている時などに便利です。
どこかに置けば片手で取り出し装着することもできます。
Liberty 4NCはコツはいるが片手で開けることができるが、手から落ちやすくなるので注意が必要。
6.Liberty 4のつまんで押す物理ボタン式がかなり便利
最初は物理ボタンと聴いて少し嫌でしたが、実際に使ってみるとかなり便利です。
・耳に押し込む感覚がない
・押し間違いがない
側面に物理ボタンがついているのでつまんで操作する形になりますが、これがかなり便利。
Liberty 4NCのようにタッチセンサー式だと、押し込む感じや押し間違いが発生することがあるが、側面に物理ボタンがついているのでそんなことはおきない。
すべてのワイヤレスイヤホンがこの方式ならかなりいいのにと思ってしまうぐらいです。
7.Liberty 4NCは3Ⅾオーディオの音質が極端に変化しないので聞きやすい
3Ⅾオーディオの機能面は確かにLiberty 4の方が多いですが、使いやすさはLiberty 4NCの方が上だと感じました。
・Liberty 4の場合3Ⅾオーディオ専用の音質になる
・Liberty 4NCはオンオフのスイッチなので選択した音質が3Ⅾオーディオなる
Liberty 4の3Ⅾオーディオ専用の音質は確かにいい音質ですが、それだと音質を調整する機能の「HearlDサウンド」や「イコライザー機能」が意味ありません。
Liberty 4NCは「HearlDサウンド」で調整した音質がそのまま3Ⅾオーディオになるので、聞きやすい音質のまま臨場感のある音を提供してくれます。
日常的に3Ⅾオーディオを使用するならLiberty 4NCの方が聞きやすいでしょう。
結局どっちがいいのか
結論→「難しいくて答えられない」
と言いたいですが状況別に考えます。
値段がなるべく安い方がいい→Liberty 4NC
音質が一番→Liberty 4
ノイズキャンセリング機能がちょっとでも高い方がいい→Liberty 4NC
機能面が充実している方がいい→Liberty 4
連続再生時間が長い→Liberty 4NC
押し間違いやボタン操作で耳に押し込む感覚がイヤだ→Liberty 4
ケースやイヤホン本体のデザイン性がいい→Liberty 4
当てはまる数が多い方を選んでください。
そうすれば自分にあったほうを選ぶことができます。