4~5年前の格安ワイヤレスイヤホンのイメージは”安かろう悪かろう”が当たり前でした。
実際に5,000円以下のワイヤレスイヤホンは音質がいいとは言えないレベルのものが多かったです。
格安スマホで有名になったXiaomiが販売しているワイヤレスイヤホンも、安いが音質があまりよくありませんでした。
しかし、2024年に発売された1万円以下のXiaomiワイヤレスイヤホンは、音質も機能面も向上しており”安かろう悪かろう”のイメージを払拭してくれるものになっています。
この記事では2024年に発売された「1万円以下Xiaomiワイヤレスイヤホン5種類」を紹介していきます。
全て1万円以下で購入することができるワイヤレスイヤホンになります。
2024年発売のXiaomiワイヤレスイヤホン5種類
(搭載は赤文字にしています)
Redmi Buds 5 Pro | Redmi Buds 5 | Redmi Buds 6 Active | Redmi buds 6 Lite | Redmi buds 6 Play | |
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値段(Amazon税込) | 9,980円 | 5,640円 | 1,980円 | 2,480円(税込み) | 1,380円(税込み) |
販売カラー | ホワイト・ブラック・オーロラパープル | ホワイト・ブラック・オーロラパープル | 透明ブルー・透明パウダー・ホワイト・ブラック | ホワイト・ブラック・ブルー | ブラック・ホワイト |
イヤホンタイプ | カナル型 | カナル型 | インナーイヤー型 | カナル型 | カナル型 |
連続再生時間 | イヤホン単体最大10時間 充電ケース併用最大38時間 | イヤホン単体最大10時間 ケース併用最大40時間 | イヤホン単体最大6時間 ケース併用最大30時間 | イヤホン単体最大7時間 充電ケース併用最大38時間 | イヤホン単体最大7.5時間 充電ケース併用36時間 |
対応コーディック | SBC,AAC,LDAC,LC3 | SBC,AAC | SBC | SBC,AAC | SBC |
操作方法 | タッチセンサー式 | タッチセンサー式 | タッチセンサー式 | タッチセンサー式 | タッチセンサー式 |
アプリ対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
音質 | ◎◎ | ◎ | 〇 | 〇〇 | 〇 |
音質のプリンセット | 数種類 | 数種類 | 数種類 | 数種類 | 数種類 |
2台同時接続機能 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
ノイズキャンセリング | 搭載 強度は記載無し。体感-45dB以上は確実にある。 | 搭載 最大-46dBの軽減 | 非搭載 | 搭載 最大-40dBの軽減 | 非搭載 |
外音取り込み機能 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 | 搭載 | 非搭載 |
風切り音低減 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
ワイヤレス充電 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
ゲームモード | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
3Ⅾオーディオ | 搭載 3種類からモード変更可能 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
装着検出機能 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
ボタン操作変更 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
イコライザー機能 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 | 搭載 | 非搭載 |
イヤホンを探す | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
2024/1/14発売「Redmi Buds 5 Pro」
2024年の始めに発売された3Ⅾオーディオ搭載の完全ワイヤレスイヤホン。
今回紹介する5商品の中では1番のハイエンドモデルです。
1万円を切る価格設定ですが、音質も高くノイズキャンセリング機能も1万円以上のワイヤレスイヤホンに劣っていません。
音質は低音と高音が少し強い弱ドンシャリ音質。
ズシっと来る重さは無いがしっかりと効かせてくれる低音と、周波数が少し高めになっているが荒さが無い高音域が特徴です。
特にすごいのが3Ⅾオーディオの性能の高さ。
ライブ会場での臨場感や音の広がりが楽しめる3Ⅾオーディオですが、1万円以下ワイヤレスイヤホンなら間違いなく優勝でしょう。
音質と3Ⅾオーディオの相性が抜群によく、3Ⅾオーディオを使用すると音のバランスが崩れる1万円以下の商品が多い中「Redmi Buds 5 Pro」のバランスは1万円以下とは思えません。
さらに、3Ⅾオーディオの種類も変更可能。
音のバランスがもっともいい「標準モード」、音楽に特化した音の臨場感と広がりある「音楽モード」、両方の中間になる映像の邪魔をしない「ビデオモード」を搭載しておりシーン別で変更が可能になっています。
性能と音質は5商品TOPですが、ネックになるのが値段。
ギリギリ1万円以下になる9,980円と少しだけ高く感じる方もいるかもしれません。
ただ、これだけの値段を出しても後悔はしない性能とは言わせて下さい。
わたしも自宅のパソコンとスマホで毎日愛用しています。
2024/5/9発売「Redmi Buds 5」
今年の5月に発売されたミドルクラスのワイヤレスイヤホン。
5,000円ちょっとと手に取りやすい価格帯になっていますが機能面と音質には妥協していません。
「Redmi Buds 5 Pro」と同じ弱ドンシャリ音質ですが、高音が部分が誤差の範囲で少し荒くなっただけで音質はほぼ一緒。
機能面もほぼ同じで、実用的な機能の「ノイズキャンセリング・外音取り込み機能・2台同時接続機能・装着検出機能」を搭載。
最大-46dBと高性能なノイズキャンセリングとこの価格帯ではトップクラスの性能になっています。
「Redmi Buds 5 Pro」に搭載されていた3Ⅾオーディオはありませんが、必要が無いなら「Redmi Buds 5」で十分な性能があります。
値引きされたタイミングだと5,000円以下になることもあるため値引きを狙って購入してもいいかもしれません。
2024/7/15発売「Redmi Buds 6 Active」
インナーイヤー型で2,000円以下の完全ワイヤレスイヤホン。
インナーイヤー型は耳に引っ掛けるため、音質が少しだけ悪くなりますが、「Redmi Buds 6 Active」は2,000円以下ではありえないほど音質が良かったです。
低音高音が少し強い弱めのドンシャリ音質で多少の荒さはありますが、全然許容できるレベルの音質です。
耳が蒸れない分長時間使用できるように連続再生時間もイヤホン単体で6時間と長めになっています。
ケースのデザイン性も高く、イヤホン本体の操作部分がスケルトン仕様で中の機械が見えるようになっています。
充電ケースも透明ブルーと透明ピンクを購入すれば、イヤホン本体が外から確認できるカバーになっています。
デザイン性では紹介している5つの中ではトップクラスに高いです。
アプリも搭載されていますが、初期設定以降はほぼ使うことは無いでしょう。
2,000円以下と安いワイヤレスイヤホンなので必要最低限のアプリ機能になっており、あってもなくても問題ないです。
ただし、操作方法の変更をしないとイヤホン本体で音量調整ができないので注意してください。
2024/8/22発売「Redmi buds 6 Lite 」
2,000円台でノイズキャンセリング機能を搭載したぶっ飛んだ完全ワイヤレスイヤホン。
5,000円以下でノイズキャンセリング機能搭載の安いワイヤレスイヤホンならこれでいいやと思えるほどです。
低音メインで中高音が少し弱い音質ですが、他の2,000円台のワイヤレスイヤホンと比べると倍ぐらいの金額があってもおかしくありません。
特に注目してほしいのが”最大-40dBのノイズキャンセイリング機能”が搭載されていること。
性能が不安になるぐらいの安さですが、ノイズキャンセリングの性能はしっかりとしており遮音性が高いです。
5,000円以下でノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスイヤホンを探している方には選択肢に入れてほしいぐらいの性能となっています。
ただ、唯一の欠点がノイズキャンセリング使用時は標準モードで使ったときより全体の音質が重くなること。
音の輪郭が少しぼやけ全体的に重い音質になります。
標準モードを使わなければ気にならないですが、ノイズキャンセリングOFFにしていると音の違いがハッキリと分かるぐらいには違いがります。
ただし、2,500円と考えると妥協もできるし、なんならありえない性能の高さと思える完全ワイヤレスイヤホンです。
2024/8/22発売「Redmi buds 6 Play」
100均のワイヤレスイヤホンを駆逐しに来た最強最安値のワイヤレスイヤホン。
音質は1000円にしてはかなりしっかりしており「Redmi buds 6 Lite 」とほぼ同じ音質となっています。
中高音が少し弱く感じますが1,000円台でこの音質なら文句をつけるのは無粋です。
100均ではありえない長時間再生も魅力
100均ワイヤレスイヤホンだとイヤホン単体で3~4時間使用が多いですが、「Redmi buds 6 Play」は7時間とかなり長めに設定されています。
ケース併用で36時間とこちらも100均ワイヤレスイヤホンの倍以上の時間となっています。
アプリ機能も搭載されていますが、こちらも「Redmi buds 6 Lite 」と同じで初期設定以降はほぼ使うことはありません。
イヤホンは耳の形に合わせた独特の形状になっとり、耳にフィットするように考えられています。
ケースの作りも100均にある安い作りではないため。100均で購入するぐらいならこちらを購入した方が長く使用できます。
まとめ:安いワイヤレスイヤホンの先入観を捨ててほしい
安いワイヤレスイヤホンで失敗した事がある人はわかるかもしれませんが、「安物買いの銭失い」は本当に残念です。
でも、先入観を捨ててXiaomiワイヤレスイヤホンを使ってみるとそんな価値観はワイヤレスイヤホンにおいて無くなります。
個人的にはハイエンドモデルの「Redmi Buds 5 Pro」が一番のおすすめですが、エントリーモデルとして「Redmi Buds 5」や「Redmi buds 6 Lite」はを使ってみるのも良いと思います。
逆にそこまでこだわりが無ければカナル型なら「Redmi buds 6 Play」、耳に掛けるインナーイヤー型なら「Redmi Buds 6 Active」を選択肢に入れてみてください。
2024年に発売されたので2025年にまた新しいXiaomiワイヤレスイヤホンが発売されたら紹介していこうと思います。