海外では2024年4月に発売されたイヤーカフ型「Anker Soundcore C30i」ですが、日本では上位機種の「Anker Soundcore C40i」が先に発売されました。
2025年2月末から日本でも販売されました。立ち位置的には「Anker Soundcore C40i」の試作品といった感じの商品です。
ただし、試作品といっても全体の性能は大きく違うわけではありません。
音質と機能面はそれなりに高く、装着感と操作性は「Anker Soundcore C40i」のほうが上。装着感と操作性にこだわりがないのなら「Anker Soundcore C30i」のコスパはかなり高い商品と感じます。
✅「Anker Soundcore C30i」の特徴
・イヤホン単体で10時間連続再生が可能
・マルチポイント搭載
・2つの音質モードとカスタムイコライザー搭載
・3Ⅾオーディオ搭載
・デュアルドライバー搭載
GOOD | BAD |
・絶対に耳からずれないと思わせる装着感がある ・イヤホン単体の連続再生時間が10時間とイヤーカフ型でかなり長め ・耳の大きさに合わせて装着できる付属品がついている ・マルチポイント搭載で2台同時接続が可能 | ・耳への圧迫感は強め ・アプリ機能でできることが少ない |
「Anker Soundcore C30i」スペック
Anker Soundcore C30i | SOUNDPEATS CC | |
値段(定価) | 7,990円(税込み) | 7,280円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC | SBC.AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.4 |
防水規格 | IPX4 | IPX5 |
ドライバー | 12㎜×17㎜ ドライバー | 12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー |
操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン単体:10時間 ケース併用:30時間 | イヤホン単体:6時間 ケース併用:24時間 |
急速充電 | 10分で3時間 | 10分で2時間 |
マルチポイント | 〇 | 〇 |
ワイヤレス充電 | ✕ | ✕ |
音質 | 〇 | ◎ |
操作性 | 〇 | 〇 |
アプリ | 「Soundcore」 | 「PeatsAudio」 |
カラーバリエーション | クリアブラック・ホワイト | ブラック |
Amazonで値引きやクーポン使用で6,000円台で購入。スペック的にはけっこういい。
イヤホン単体での連続再生時間が10時間と長く急速充電にも対応。ワイヤレス充電ができないのは少し残念だが、1万円以下イヤーカフ型はほとんどできないのでしょうがないと思っている。
音質は値段相応。中音域メインのかまぼこ音質と呼ばれる音質です。1万円以下だと結構珍しいですね。大体が「低音強め・低音高音強め」が多いなか中音域メインにするとは強気の商品開発です。
低音高音強めのドンシャリ音質に慣れている方には迫力がたりないかもしれませんが、イコライザーで調整できるので好みの音質に調整可能です。
「Anker Soundcore C30i」の特徴的な部分
専用の機能や特殊な機械はありませんが、接続部分が固定されていることにより他とは違う個性があります。
・アーチ部分が固定タイプ
・サイズ調整できるように耳に合わせる付属品がついている
・耳から絶対に落ちない安心感はあるが圧迫感も相応にある
・デュアルドライバー搭載
アーチ状の接続部分に柔軟性が一切ありません。そのため装着するための補助的な付属品がついています。使わなくてもいい人はそのままで大丈夫ですが、ぶかぶかだったり耳からずれる場合は使いましょう。
柔軟性が無いかわりに耳にフィットすれば運動中だろうが絶対に落ちることがないと断言できるレベルの装着感があります。
ただし、それなりに圧迫感もあり装着中の耳の存在感はかなりあるので、イヤリングで不快感がある人は使わない方がいい。
ケースとイヤホン
Anker Soundcore C30i | SOUNDPEATS CC | |
ケースタイプ | 置き型タイプ | 持ち型タイプ |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
USB急速充電 | 10分で3時間 | 10分で2時間 |
ケースの大きさ(高さ×奥行き×横幅)mm | 31.4×50.0×60.0 | 45.6×24.5×72.0 |
イヤホンの重さ | イヤホン片耳約5.7g/ケース込み約60g | イヤホン片耳約6g/ケース込み約48g |
操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー |
その他 | ケースに接続/リセットボタンあり | ケースに接続/リセットボタンあり |
ケースはカナル型「Anker Soundcore P30i」に似ている
ケースは置き型の四角タイプ。5,000円前後で購入できる「Anker Soundcore P30i」にケースは似ています。底に接続/リセットボタン、正面の反対側にUSB端子が搭載されています。
ブラックはスケルトンタイプのイヤホン
カラーは2種類で購入したのはクリアブラックになります。ホワイトはスケルトンタイプではないので、ガジェット感が無い方がいい人はホワイトにしましょう。
音が出る方が細長い方で、操作部分が丸の方になります。
アーチ部分は固定タイプ
音が出る方と操作する方の接続部分が固定になっています。そのため柔軟性は一切ありません。無理に装着しようとすると壊れる可能性があるので注意してください。
装着方法としては両手を使って耳の上から入れてスライドさせると装着しやすいです。
耳に合わせるために付属品がついている
柔軟性がないため耳に合わない人も出てくる対策として専用の付属品が入っています。耳が大きい人にはいりませんが、女性や耳が小さい方はぶかぶかになってしまわないようにイヤホン本体に装着して調整してください。
イヤホン本体につけたままでも充電ケースに入るので手間もありません。
装着感と操作性
Anker Soundcore C30i | SOUNDPEATS CC | |
装着感 | 〇 柔軟性がないため少し圧迫感はある 好き嫌いがハッキリとわかれるレベルの装着感 | 〇 人によっては大きすぎる |
操作性 | 〇 耳にしっかり固定されているので操作しやすい | 〇 カナル型に近い操作感覚 |
ボタンの反応 | ◎ ズレも少なく反応がいい | 〇 多少のずれはあるが問題なし |
ボタン操作の音の有無 | あり 何回押しても1回のみ音がでる | あり 何回押しても1回のみ音が出る |
装着するのに少し手間取るが耳から絶対にずれない安心感がある
一般的なオープンイヤー型
激しい運動だとずれたり落ちたりする可能性がある
一般的なイヤーカフ型
運動中に多少の位置ずれがあったりものによっては落ちやすい
Anker Soundcore C30i
きっちりと耳にハマる感じで落ちる心配感が皆無
圧迫感はありますが耳にきっちり装着できるので激しい運動でも落ちる心配は皆無です。ランニングはもちろんマウンテンバイクやテニスなどの運動でも問題になりません。
注意点としては防水機能はIPX4で雨ぐらいなら問題ないですが、水を使うスポーツ無理なのでやめておきましょう。
圧迫感が他のより強い
装着中のイヤホンの存在感と外した時の解放感があります。イヤリングになれていない方は少し違和感があるかもしれませんが、慣れると落ちない安心感の方が強くなります。
音のズレも少なくボタン反応はいい
操作感はいい。音のズレもしくなくしっかりと反応する。耳にきっちりと固定されているので人差し指や親指だけでも操作はしやすい。
つまんで操作すると安定するので操作はさらやりやすくなります。
1タップの設定なしが私は嫌い


1タップ設定はあった方がいい。1タップを設定しても誤操作なんてほぼおきませんし、あるだけで音量調整のボタン設定が追加できたりと操作性が高くなります。
アプリ機能では通話設定が多少できるがいじることはできますが、必要性がないのでそっちより1タップを設定してほしかったです。
ただ、両耳使用なら1タップがなくても困ることは無いので別にいらない。片耳使用なら操作性が高くなるのであった方がいい。
ちなみに私は家では片耳で使うことが多いです。
音質
Anker Soundcore C30i | SOUNDPEATS CC | |
対応コーディック | SBC.AAC | SBC.AAC |
搭載ドライバー | 12㎜×17㎜ダイナミックドライバー | 12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー |
低音域 | 〇 軽快な低音 | 〇 イヤな重さは無くしっかりと効かせてくれる |
中音域 | ◎ ボーカルメインで楽器は2歩下がった距離ぐらい | ◎ ノイズもなくしっかりと表現されている ボーカルと楽器の距離感は一緒ぐらい |
高音域 | 〇 荒さとかはないが少し聞こえにくい | ◎ 荒さは感じない |
全体の音質 | 〇 かまぼこ音質で値段相応の音質 イコライザーで低音高音を強くするとかなり聴きやすくります。その場合は音質は◎ | ◎ 中高音メインで解析度は高め |
中音域メインのかまぼこ音質


初期設定のデフォルト音質だと中音域が強いかまぼこ音質となっています。低音高音が少しだけ弱い印象を受ける音質ですが、解析度も値段相応にありノイズなどもないためボーカルが聴きやすい。
カスタムイコライザーで低音高音を少しいじると弱い部分を補えるので微調整するのもアリです。
音質モード変更の中に低音域メインがありますがあまりおすすめできません。ボーカルの距離感が遠くなるため非常に聞きにくい音質になります。使わない方がいいです。
プリンセットが搭載されていないので音質の調整がカスタムイコライザーのみになります。
ライブやる前の調整中の感じがする3Ⅾオーディオ
今まさに調整中の3Ⅾオーディオって感じ。あと少しでめちゃくちゃいい音質になりそうな2歩手前ぐらいにいる。
聴けなくはないけど使う気にはあまりなれない性能です。
アプリ機能


アプリ機能 |
・サウンドエフェクト(デフォルト・低音域・カスタムEQ・3Ⅾオーディオ) ・タッチ操作(2タップ・3タップ・2秒長押し・通話設定・タッチ操作無効) ・マルチポイント接続ONOFF ・操作音(ONOFF・バッテリー残量低下通知音) ・アップグレード ・本体情報 |
正直ものたりないアプリ機能
・プリンセットは欲しかった
・音質関連以外の機能が欲しい
・ボタン操作の1タップ設定が欲しい
できることが非常に少ないアプリ機能。イヤホンを落とす心配は皆無だからイヤホンを探す機能は搭載しなくて正解だけど、そのほかの機能は少し欲しかった。特に音質のアプリ機能はもう少し欲しい。
プリンセットぐらいは欲しかったな。
まとめ:完成品「Anker Soundcore C40i」の試作品的な商品

Anker Soundcore C30i | |
値段(定価) | 7,990円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 |
防水規格 | IPX4 |
ドライバー | 12㎜×17㎜ ドライバー |
操作方法 | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン単体:10時間 ケース併用:30時間 |
急速充電 | 10分で3時間 |
マルチポイント | 〇 |
ワイヤレス充電 | ✕ |
音質 | 〇 |
操作性 | 〇 |
アプリ | 「Soundcore」 |
カラーバリエーション | クリアブラック・ホワイト |
GOOD | BAD |
・絶対に耳からずれないと思わせる装着感がある ・イヤホン単体の連続再生時間が10時間とイヤーカフ型でかなり長め ・耳の大きさに合わせて装着できる付属品がついている ・マルチポイント搭載で2台同時接続が可能 | ・耳への圧迫感は強め ・アプリ機能でできることが少ない |
Anker初のC型イヤーカフワイヤレスイヤホンだったので試作品的に作られた商品です。試作品といっても性能は上位機種の「Anker Soundcore C40i」とほぼ変わりません。
イヤホン本体の柔軟性がないので圧迫感が強いですが、それを改善改良したのが「Anker Soundcore C40i」で「装着感・操作性・音質」も上がっていますから完成品なのもうなずけます。
「Anker Soundcore C30i」は7,000円台で「Anker Soundcore C40i」12,000円台なのでかなり値段が違いますが、これだけ完成されていればこの値段差も納得できる。
「Anker Soundcore C30i」を使っていると「Anker Soundcore C40i」が絶対に気になるので、倍の値段でも最初から「Anker Soundcore C40i」を選んだ方がいいです。