AVIOTワイヤレスイヤホンをまた購入しました。レビューするのは3つ目ですが、値段が上がるにつれて音質はしっかりと上がっています。
「AVIOT TE-V1R」は前にレビューした「AVIOT TE-A1」にはあった3Ⅾオーディオが搭載されていませんが、音質は2段ぐらい上のレベル。
正直な話、音質とノイズキャンセリングは「Anker Soundcore Liberty 4」より高い。いい買い物しました。
✅「AVIOT TE-V1R」の搭載機能
・ノイズキャンセリング&外音取り込み
・マルチポイント&マルチペアリング
・連続再生時間最大62時間
・アプリ機能
・イコライザー&プリンセット
・ハイレゾ相当の対応コーディック”LDCA”対応
・ワイヤレス充電
・ボタン操作の変更
・イヤホン単体で電源のONOFF
GOOD | BAD |
・ケース併用で最大62連続使用が可能 ・イヤホン単体でも最大19時間連続使用が可能 ・全体の音質のバランスが1万円台でかなり高音質のレベルで仕上がっている ・アダプティブハイブリットノイズキャンセリング搭載で強度Max&自動調整 ・ケースは完璧でイヤホン本体は操作部分に指紋がつかない仕様 | ・外で使っていると気付かないレベルで外音取り込みにホワイトノイズあり |
音質とノイズキャンセリングはさすがの性能。本当にいい商品を購入しました。
AVIOT TE-V1Rスペック
AVIOT TE-V1R | AVIOT TE-A1 | |
値段(定価) | 15,950円(税込み) | 13,530円(税込み) |
対応コーディック | SBC,AAC,LDAC | SBC,AAC,LDAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.3 |
防水規格 | IPX4 | IPX4 |
ドライバー | Φ10mmダイナミック型×バランスドアーマチュア型ドライバー | φ10mmダイナミック型 |
操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン本体:最大19時間 ケース込み:最大62時間 | イヤホン本体:最大20時間 ケース込み:最大70時間 |
急速充電 | 10分で2時間 | 10分で2時間50分 |
マルチポイント | 〇 (LDAC使用中でも使用可能) | 〇 (LDAC使用中でも使用可能) |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 |
音質 | ◎◎ | ◎ |
ノイズキャンセリング | ◎◎ | ◎ |
外音取り込み機能 | ◎ | ◎ |
操作性 | ◎ | 〇 |
アプリ | 「AVIOT SOUND ME」 | 「AVIOT SOUND ME」 |
カラーバリエーション | ブラック・ホワイト | ネイビー・カーキ・ブラック・ホワイト |
全体のスペックはかなり高め。まず使っていて困ることは無い。3Ⅾオーディオ的な機能はないですが、デュアルドライバー採用で全体の音質が高く、同価格帯の「Anker Soundcore Liberty 4」より音質は高い。
特に中高音の作りはかなりよく、バランスドアーマチュア型ドライバー搭載で楽器やボーカルの繊細な音を見事に再現している。低音も10mmダイナミック型ドライバーで重さを感じられつつ、キレのある音を再現。音質でのハズレは絶対にありません。
ノイズキャンセリング機能も性能が高く、メーカ独自の”アダプティブハイブリットノイズキャンセリング”を搭載しています。
強度の自動調整から風切り音低減のONOFFまで設定でき、強度は「Anker Soundcore Liberty 4」の”ウルトラノイズキャンセリング2.0”と同じかそれ以上の性能です。
累計出荷台数が16万台を突破しているAVIOTの”Vシリーズ”で知る人は知っている人気のワイヤレスイヤホンです。
「AVIOT TE-V1R」特徴的な部分
・ハイブリッドデュアルドライバー2.0
・イヤホン単体で19時間の長時間再生
・アダプティブハイブリットノイズキャンセリング
・高いフィット感のエルゴノミクスデザインを採用したイヤホン本体
・イヤホン単体で電源のONOFF
特に「音質・ノイズキャンセリング・連続再生時間」が高い機能がある。メーカ独自の全体のバランスを考えたハイブリットデュアルドライバー2.0を搭載し高音質を実現。
アダプティブハイブリットノイズキャンセリング搭載で、強度を自動調整してくれるしその強度自体もかなり高い。
連続再生時間はケース併用で60時間を超える長さ。毎日8時間使用しても1週間ぐらいは余裕です。
ケースとイヤホン
AVIOT TE-V1R | AVIOT TE-A1 | |
ケースタイプ | 置き型 | 置き型 |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
USB急速充電 | 10分で2時間 | 10分で2時間50分 |
ケースの大きさ(高さ×奥行き×横幅)mm | 37.3×32.0×62.0 | 35.0×42.0×51.0 |
イヤホンの重さ | イヤホン片耳約6.9g/ケース込み約50.0g | イヤホン片耳約6.3g/ケース込み約49.1g |
操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー |
指紋もキズも目立たない完璧なケース
このタイプのケースが本当に神。指紋目立たないしキズもつきにくい。
「AVIOT TE-A1」の皮のような質感のケースもよかったが、シンプルなこのタイプのケースも本当にいい。
操作部分に指紋がつかいないイヤホン本体
操作部分がメタリックのように見えますが、指紋がつかないように加工されています。
イヤホンの操作部分で指紋がつくのは嫌ですからね。
大きさは「AVIOT TE-A1」より少し小さめになっている。この小ささが「AVIOT TE-A1」以上の耳へのフィット感を生み出してくれます。
連続再生時間が最大62時間
イヤホン単体でも19時間の連続再生ができ、ケース併用だと最大62時間使用が可能です。ノイズキャンセリングを使用したとしても10時間近くは使えるので、長時間集中したい時におすすめです。
ワイヤレス充電にも対応しているので、寝る前においておけば充電バッチリです。
装着感と操作性
AVIOT TE-V1R | AVIOT TE-A1 | |
装着感 | ◎ フィット感は高め | 〇 多少耳の奥に入る感じがある |
操作性 | ◎ 切り替えやボタン反応がかなりスムーズ | ◎ 押し込む感覚も少なく操作がしやすい |
ボタンの反応 | ◎ 反応が速くズレが少ない | ◎ 反応が速くズレもほぼない |
ボタン操作の音の有無 | あり 音声案内は日本語で押しただけボタン音が出ます | あり 音声案内は日本語で押しただけボタン音が出ます |
耳へのフィット感が「AVIOT TE-A1」より高い
比べると本体がそこまで大きくないので「AVIOT TE-A1」よりフィットする感じはある。
ただし、激しい運動は無理。日常で使う分には問題なかったです。人によっては食事するときに少し外れやすいぐらいの装着感。
接続の切り替えがかなりスムーズ
待ち時間とかがほぼない。パソコンとスマホを使っていたら最初に使っていた方から音が出る仕様ですが、その状態で2台目を操作するとスムーズに切り替えがおきるのでストレスなく使用可能。
また戻したい時は最初に操作していた方を操作するだけで切り替えてくれます。2台目で聴いていた音楽や動画も自動で停止してくれるので流しっぱなしもおきません。
通話以外の通知音は音が聞こえないタイプのイヤホンなのでメールとかの通知は注意してください。
マルチペアリング数8とマルチポイント2でスマホで切り替えできる
「AVIOT TE-A1」と同じように接続機器は最大8まで設定できます。ただし同時接続は2台まで。スマホのアプリ機能から接続先を変更できるようになっています。
家ではパソコンとスマホ、外ではタブレットとスマホや職場のパソコンと使い分けることも可能です。
マルチポイント使用中でもLDACは使用できるので音質に影響はないです。
音質
AVIOT TE-V1R | AVIOT TE-A1 | |
対応コーディック | SBC,AAC,LDAC | SBC,AAC,LDAC |
搭載ドライバー | Φ10mmダイナミック型×バランスドアーマチュア型ドライバー | φ10mmダイナミック型 |
低音域 | ◎ 軽くはないが重すぎない重さがクセになる | 〇 少し軽めの印象 |
中音域 | ◎◎ ボーカル本来の声が鮮明に再現されています | ◎ 声の輪郭がはっきりしているぐらい鮮明に聞こえる |
高音域 | ◎◎ 楽器の表現&再現とギリギリサ行が刺さらないバランスの高さ | ◎ 楽器の細かな音の表現がしっかりとされている |
全体の音質 | ◎◎ 全体のバランスがとれた高音質 | ◎ フラット寄りの音質だが締まるところは締まっているキレのある音質 |
デュアルドライバー採用で基本音質が高い
軽快ながらも重厚感を感じる低音とクリアな音質ながらも繊細な楽器の再現度が高くボーカルの本来の声が聞こえる中高音が特徴。
かなりバランスのとれた音質。一部分に突出しているのではなく全部が1段階上の精密で完成された音質です。音の距離感や方向性もしっかり再現されているので1万円台でも音質はかなり高い方でしょう。
「AVIOT TE-A1」と比べると基本音質は2段ぐらい上。3Ⅾオーディオ×liveの組み合わせでやっと後ろに追いつけるレベルの音質差があります。
「Anker Soundcore Liberty 4」と比べるても音質は上って感じる。解析度は似たようなものだが、音のバランスと高音域の楽器の再現度は「AVIOT TE-V1R」の方が高い。サ行も刺さることもないです。
ただ、アプリ機能の多さは「Anker Soundcore Liberty 4」の方が高い。ノイズキャンセリング&外音取り込み機能は一緒ぐらい。
→「Anker Soundcore Liberty 4」レビュー
ノイズキャンセリング&外音取り込み機能


AVIOT TE-V1R | AVIOT TE-A1 | |
ノイズキャンセリング | ◎◎ 「Anker Soundcore Liberty 4NC」と同じぐらい高い | ◎ 最低でも-40dBぐらいの強度はある |
外音取り込み | ◎ 減音もほぼなく周辺音も聴きやすい | ◎ 減音もほぼなく周辺音も聴きやすい |
風切り音低減 | 〇 アプリでONOFFが可能 | ✕ 非搭載 |
ノイズキャンセリングは「Anker Soundcore Liberty 4」より高い
ノイズキャンセリング機能は1万円台でもトップクラスに高い「Anker Soundcore Liberty 4NC」と同じぐらいの性能がある。
細かな調整といった部分では少し劣りますが、自動調整はしてくれますし、風切り音にも対応しているので使っていて困ることはまずない。
→「Anker Soundcore Liberty 4NC」レビュー
外音取り込み機能は平均以上
外音取り込み機能は外で使う分には気にならないが、静かな場所で使うとホワイトノイズが多少あることに気付く。「AVIOT TE-A1」はホワイトノイズがなかったですが、少しだけ減音しています。
減音が無いかわりに多少のホワイトノイズありって感じの性能です。
アプリ機能


ホーム画面 | ホーム画面2 | 設定画面 |
・ANC ・ノーマル ・外音取り込み ・サウンドモード設定 (外音取り込み機能の強度&ノイズキャンセリング強度&風切り音ONOFF) | ・操作ボタン設定 ・EQ設定 ・ゲーミングモード設定 ・位置情報履歴 | ・音声言語設定 ・本体アップデート ・AVIOT公式Instagram ・AVIOT公式X ・AVIOT公式YouTube ・個人情報保護方針 ・接続切り替え |
基本性能は「AVIOT TE-A1」と一緒


基本性能は一緒だが、ところどころ違う部分がある。
・ノイズキャンセリングの強度変更&風切り音ONOFFが追加
・3Ⅾオーディオは非搭載
・プリンセットの種類が少し違う
・ボタン操作で長押しの設定が無くなった
微妙に違いますが、そこまで困ることは無かった。むしろノイズキャンセリング&風切り音ONOFFが設定できるだけかなり使い勝手がいい。
3Ⅾオーディオはこの音質のレベルで聴いてみたい気もしますが、搭載したら2万以上の値段になるかもしれないから個人的にはなくても問題ありません。
まとめ:高音質とノイズキャンセリング性能の高さがクセになる商品
AVIOT TE-V1R | |
値段(定価) | 15,950円(税込み) |
対応コーディック | SBC,AAC,LDAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 |
防水規格 | IPX4 |
ドライバー | φ10mmダイナミック型 |
操作方法 | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン本体:最大19時間 ケース込み:最大62時間 |
急速充電 | 10分で2時間 |
マルチポイント | 〇 (LDAC使用中でも使用可能) |
ワイヤレス充電 | 〇 |
音質 | ◎◎ |
ノイズキャンセリング | ◎◎ |
外音取り込み機能 | ◎ |
操作性 | ◎ |
アプリ | 「AVIOT SOUND ME」 |
カラーバリエーション | ブラック・ホワイト |
GOOD | BAD |
・ケース併用で最大62連続使用が可能 ・イヤホン単体でも最大19時間連続使用が可能 ・全体の音質のバランスが1万円台でかなり高音質のレベルで仕上がっている ・アダプティブハイブリットノイズキャンセリング搭載で強度Max&自動調整 ・ケースは完璧でイヤホン本体は操作部分に指紋がつかない仕様 | ・外で使っていると気付かないレベルで外音取り込みにホワイトノイズあり |
音質&ノイズキャンセリングの当たり商品。連続再生時間も長く充電も頻繁にする必要がありません。ハイレゾ相当の対応コーディック”LDAC”にも対応しており解析度も高いので有線イヤホンと同じレベルの音質で音楽が聴けます。
地味うれしいのが接続の切り替えのロスが少ない事と、ケースとイヤホンの作りがいいこと。全体的に大満足しているワイヤレスイヤホンです。