同じ日に発売された「Baseus Bowie MC1」とどっちを購入するか迷った結果「Baseus Bass BC1」を購入しました。
値引きされて5,000円以下だったし「Baseus Bass BC1」がいい商品だったら値段が少し上の「Baseus Bowie MC1」も買ってみようってことでお試し感覚で購入。
正直言っちゃうと商品的には「SOUNDPEATS UU」と同じぐらいの性能。ただ、低音がカナル型と同じぐらいの重さがあったので音質はけっこうよかったです。
「Baseus Bowie MC1」は値引きされたタイミングで購入することが決定したことをここにお知らせします。何か月後か知らんけど。
✅「Baseus Bass BC1」の搭載機能
・マルチポイント&マルチペアリング
・アプリ機能
・イコライザー&プリンセット
・空間オーディオ&シアターモード
・急速充電
・低遅延モード
・ボタンカスタマイズ
・バスブーストモード
イヤーカフに必要な機能は搭載されています。使いにくい部分もありますがこの値段帯なら文句は言えない。
GOOD | BAD |
・バスブーストモードでカナル型と同じ低音の厚みを感じる ・音の響きを重視した空間オーディオ ・片耳使用がしやすいボタンのカスタマイズ性 ・柔軟性がありながらしっかりとした装着感 ・地図表示していくれるイヤホンを探す機能 | ・中高音域が値段相応に少し荒い ・「空間オーディオ・低遅延モード」はアプリからのみ変更可能 |
「SOUNDPEATS UU」と同じぐらいにはおすすめできる商品です。
「Baseus Bass BC1」スペック
Baseus Bass BC1 | SOUNDPEATS UU | |
参考価格 | 6,580円(税込み) | 6,180円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC | SBC.AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth6.0 | Bluetooth5.4 |
防水規格 | IP55 | IPX5 |
ドライバー | 12.0mmドライバー | 10.8mmデュアルマグネットドライバー |
操作方法 | 物理ボタン | 物理ボタン |
連続再生時間 | イヤホン単体:7.5時間 ケース併用:40時間 | イヤホン単体:8時間 ケース併用:30時間 |
急速充電 | 15分で2時間 | 10分で2時間 |
マルチポイント | 搭載 | 搭載 |
ワイヤレス充電 | 非搭載 | 非搭載 |
音質 | 〇 | 〇 |
マイク性能 | 〇 | 〇 |
操作性 | ◎ | ◎ |
アプリ | 「Baseus」 | 「PeatsAudio」 |
カラーバリエーション | ホワイト・ブラック | ホワイト・ブラック |
スペック的には値段相応の印象があります。実際に使用してみても同じような感想になる。値引きされて5,000円ぐらいでこれなら全然ありの性能です。
音質は低音メイン。カナル型と同じぐらいの厚みと重さを感じるしっかりとした作りがあります。その分中高音域が値段相応の作りになってるので低音とのバランスを考えると少し残念。
操作は物理ボタンで押し間違いがなくアプリ機能に不便なほとんどありません。
「SOUNDPEATS UU」とどっちがいいと聞かれたら「低音メインの音質ならBaseus Bass BC1」そうでないなら「SOUNDPEATS UU」で十分だと思います。
Baseus Bass BC1の特徴的な機能
・バスブーストモード
・物理ボタン
・マルチポイント&マルチペアリング
・シアター&ミュージックモード
この中でもバスブーストモードが一番特徴的。低音の厚みをカナル型ワイヤレスイヤホンと同じぐらいにしてくれます。
初期設定ではONなった状態なのでOFFにすると全然違う音質になるので気をつけてください。
他は3Ⅾオーディオのシアター&ミュージックモードと2台同時接続できるマルチポイント&マルチペアリングですね。
物理ボタンは最近のイヤーカフでけっこう増えてきましたが一応書いておきました。
ケースとイヤホン
Baseus Bass BC1 | |
ケースタイプ | 持ち型 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
USB急速充電 | 15分で2時間 |
ケースの大きさ(高さ×奥行き×横幅)mm | 52.8×32.5×64.5 |
イヤホンの重さ | イヤホン片耳約5.7g/ケース込み約48.7g |
操作方法 | 物理ボタン |
その他 | ケース裏にUSB端子 |
上下で質感が違うケース
上はほこりや指紋がつきやすく下はキズがつきやすいケース。
イヤホンとケースには磁石が内蔵されているのか左右逆には充電できない仕様になっています。
シンプル過ぎるイヤホン本体
特に装飾とかもないイヤホン本体。
左右の違いはボタンの色と、左右の区別をつけるために右側にはアーチ部分に点字のような点が2つあることです。
磁石が内蔵されているのかイヤホンがくっつくようになっています。
連続再生時間は最大40時間
イヤホン単体で7.5時間、ケース併用だと40時間の仕様が可能。急速充電は15分で2時間となっています。
装着感と操作性
Baseus Bass BC1 | |
装着感 | ◎ 圧迫感がなくストレスがかからない |
操作性 | ◎ ボタン操作がしやすい |
ボタンの反応 | 〇 過不足なし |
ボタン操作の音の有無 | あり 何回押しても1回のみ音が出ます |
柔軟性はあるがしっかりと挟まる装着感
指ではじくとパチンコみたいな音が出るほど柔軟性があり圧迫感はありません。
しっかりと耳に挟まるので落ちることはまずないでしょう。長時間使用してもみみが疲れることもありませんでした。
ほぼ「EarFun Clip」と同じ操作感
ボタンが上になるのでつまんで人差し指で操作しますが、操作感は「EarFun Clip」とほぼ同じ。ボタンの硬さが多少違うもののそこまでの差は無いです。
ボタンの反応も上々。過不足なく操作できる反応速度でボタン音も1回出るので操作したかわかりやすくなっています。
ボタンのカスタマイズは1タップのみ「再生/一時停止」で他はある程度できる


通話以外のボタン操作は変更できるが1タップだけは固定で「再生/一時停止」のみとなっています。それ以外にも「空間オーディオ・ゲームモード」はアプリからのみの変更になるので少し不便。
ボタン操作の種類が少ないので両耳使用だと最終的にトリプルタップを使わない状況になりました。
片耳使用だと「再生/一時停止・次の曲・ボリュームアップ・ボリュームダウン」を片耳だけで設定できるのでかなり使いやすかったです。
マルチポイントは音が出ていたら自動切り替えではないので注意
音がででいた場合は自動で切り替えをしてくれないので注意してください。2台目の音を出したい場合は必ず1台目の音を停止させて使用してください。
マルチポイントの接続方法は以下の通りです。
1.1台目のBluetoothをOFFにする
2.2台目のBluetoothの接続する準備をする
3.ケースから取り出し2台目を操作する
4.2台目を接続したら1台目のBluetoothをONに戻す
1台目のBluetoothをOFFにしてから2台目の接続設定をしてください。
音質
音質は初期設定されている「ノーマル+バスブーストON+Baseusクラシックプリンセット」で評価しています。
低音の作りがいいが中高音が少し荒い
Baseus Bass BC1
商品のポイント
カナル型と同等レベルの低音の厚みと重さがある
独自のバスブーストモードが低音の厚みを上げている
中高音域は値段相応の音質

Baseus Bass BC1 | |
対応コーディック | SBC.AAC |
搭載ドライバー | 12.0㎜ドライバー |
マイク性能 | 〇 多少のこもりはあるが悪くない |
低音域 | ◎ カナル型と同じぐらいの重さと厚みがある。 |
中音域 | 〇 楽器の1歩下がったボーカルの距離感。少し荒さが目立つが値段相応の音質 |
高音域 | 〇 値段相応の作り。刺さることもないがこれといっていい部分もない |
全体の音質 | 〇 中高音域の作りが少し甘い。低音の作りがしっかりしている分少し残念。 |
低音の作りがしっかりしている反面、低音に引っ張られて中高音が少し重く荒い音質になっている。全体的には柔らかめの音質で響きや広がりを感じる作りになっています。
値段相応の悪くない音質だが、よりクリアな中高音がいいならイコライザーで調整するしかありません。いくつかプリンセットを試してみましたが一番よかったのが「Hi-Fiライブ」のプリンセットでした。
低音を少し抑えて中高音域の透明感を増した音質です。低音の重さよりもう少し中高音の解析度が欲しい人に使ってほしいプリンセットですね。
「Hi-Fiライブ」使用時の音質は全体のバランスがよくなるので総合は6って感じです。
人気の「SOUNDPEATS UU」と比べると低音の作りは上だが中高音は同じぐらい。「EarFun Clip」と比べても低音は上だが中高音は差がある。
個人的には全体のバランスがいい「EarFun Clip」をおすすめするが、カナル型に近い低音の重さが好きな人には「Baseus Bass BC1」がいいかもしれません。
ミュージック&シアターモードの空間オーディオは✕
ミュージックモードは楽器よりボーカルの伸びや響きを重視した空間オーディオ。音の広がりとかはあんまりない。
シアターモードは逆で声より楽器などの音を重要視した作りになっています。映画って限定されているだけに音楽を聴く音質ではなかった。
性能はいいとは言えないの期待しないでほしい。空間オーディオを使うならやっぱりカナル型の方が優秀。
マイク性能は平均レベル
✅Baseus Bass BC1のマイク性能
多少こもってはいるが悪くない。日常で使う分には問題ないかな。
あとマイク性能テストでBC1をイチって言ってるのでワンの方がいいかな??間違ってたらごめんなさい。
アプリ機能


アプリ機能 |
・サウンド設定(ノーマル・ミュージック・シアター) ・EQモード(イコライザー&プリンセット) ・デュアルデバイス接続 ・バスブーストONOFF ・低遅延モード ・ジェスチャー変更(ボタン操作) ・ヘッドフォンを探す ・設定 |
初期設定ではジェスチャー変更はしておきましょう。それ以外基本ノータッチかイコライザー&プリンセットで音質調整するぐらいです。
デュアルデバイス接続は初期設定ではオンになっているのいじらなくても問題ありません。
ヘッドフォンを探すは優秀
住所バレしたくないので画像は貼りませんが、最後にイヤホンがOFFになった地点を地図で表示してくれます。
電源が切れても表示してくれますし、誰かに拾われて使用されても最後にどこで使ったがわかるようになっています。
地図がきちんと表示されるのでしっかりと性能のあるイヤホンを探す機能です。
まとめ:値段を考えると低音はカナル型の1万円以下上位レベル
Baseus Bass BC1 | |
参考価格 | 6,580円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth6.0 |
防水規格 | IP55 |
ドライバー | 12.0mmドライバー |
操作方法 | 物理ボタン |
連続再生時間 | イヤホン単体:7.5時間 ケース併用:40時間 |
急速充電 | 15分で2時間 |
マルチポイント | 搭載 |
ワイヤレス充電 | 非搭載 |
音質 | 〇 |
マイク性能 | 〇 |
操作性 | ◎ |
アプリ | 「Baseus」 |
カラーバリエーション | ホワイト・ブラック |
GOOD | BAD |
・バスブーストモードでカナル型と同じ低音の厚みを感じる ・音の響きを重視した空間オーディオ ・片耳使用がしやすいボタンのカスタマイズ性 ・柔軟性がありながらしっかりとした装着感 ・地図表示していくれるイヤホンを探す機能 | ・中高音域が値段相応に少し荒い ・「空間オーディオ・低遅延モード」はアプリからのみ変更可能 |
低音好きにはブッ刺さるけど中高音が好きな人にはヒドイ音質に聞こえるイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンでした。
個人的には値段を考えるなら妥当な性能があり同じ値段帯の「SOUNDPEATS UU」比べても見劣りしていません。
バランス型の音質がいいなら「SOUNDPEATS UU」でイヤーカフ型でも低音の厚みが欲しい人は「Baseus Bass BC1」の方がいいです。