1万円以下イヤーカフ型で探していたら、どこかで見たような形のイヤーカフ型を発見したので購入しました。
これって3万円以上する「Bose Ultra Open Earbuds」と同じ形だよね。1万円以下だと今までなかったからめちゃくちゃ気になった。
値引きされたタイミングで購入しましたが思ったよりしっかりとした音質がありました。
✅Earaku AirCuff F306の搭載機能
・マルチポイント搭載
・最大36時間の連続再生
・イヤホン単体最大12時間
・音漏れ防止機能
GOOD | BAD |
・広がりのある空間オーディオのような音質 ・イヤホン単体で最大12時間とかなり長めに使用できる ・ずれる心配が少ない装着感 ・音漏れ防止機能でほぼ音漏れがない ・カナル型のような操作で操作しやすい | ・耳が大きいと装着がしにくい ・アプリ機能がないのでカスタマイズ性はない |
Earaku AirCuff F306のスペック
Earaku AirCuff F306 | Anker Soundcore C30i | |
値段(定価) | 8,580円(税込み) | 7,990円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC | SBC.AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.4 | Bluetooth5.3 |
防水規格 | IPX5 | IPX4 |
ドライバー | 13㎜ダイナミックドライバー | 12㎜×17㎜ ドライバー |
操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン単体:12時間 ケース併用:36時間 | イヤホン単体:10時間 ケース併用:30時間 |
急速充電 | 記載無し | 10分で3時間 |
マルチポイント | 〇 | 〇 |
ワイヤレス充電 | ✕ | ✕ |
音質 | ○ | 〇 |
マイク性能 | ○ | ◎ |
操作性 | ○ | 〇 |
アプリ | 非搭載 | 「Soundcore」 |
カラーバリエーション | ブラック・グレー | クリアブラック・ホワイト |
Amazonで値引きされて5,980円で購入。イヤホン単体の連続再生時間は長く1日中つけていても問題ありません。
音質は低音寄りのような弱ドンシャリ音質。解析度も値段相応にあり悪くはないですが、空間オーディオを常に使用している音質なので好き嫌いは別れるでしょう。
個人的には音の広がりと響きがいいので好きな音質ですが、多少の聴きにくさもあるので万人におすすめできるかといえばそうではない。
装着感や操作性はしっかりしており、全体の性能は値段相応にあるのでまともな商品です。
比較表の「Anker Soundcore C30i」と比べると音質の方向性が別なので比べるのが少し難しい。
わかりやすい部分だと解析度と音のバランスですが、解析度は同じぐらいで音のバランスは少しだけ「Anker Soundcore C30i」の方がいい。それ以外は判断しにくい。


装着感や操作性はイヤホンの形状がかなり違うので一概に言えませんが、柔軟性がある装着感は「Earaku AirCuff F306」ガッチリとした装着感が「Anker Soundcore C30i」って感じです。どちらも装着中に外れる心配がないのは一緒です。
操作性は「Earaku AirCuff F306」はカナル型に近い操作。「Anker Soundcore C30i」は親指で操作する感じです。
似たような商品が1万円以下でなかったので「Anker Soundcore C30i」と比較していますが、比較になっていないかもしれませんね。ごめんなさい。
Earaku AirCuff F306の製品特徴
・連続再生時間イヤホン単体で最大12時間
・音漏れを90%低減の指向性音伝達技術
・Earaku独自のAIで音声い期待をリアルタイムに最適化
・DSPアンプ技術採用
簡単に言えば”連続再生時間が長く、音漏れも少なく、音質関連のAIが搭載されていて、音質を向上させてくれる機能がある”って感じ。
この中でも特にわかりにくいのが”DSP&Earaku独自のAI”ってところ。わからないから調べてみました。
DSP&Earaku独自のAIって何??
DSPアンプ技術
→オーディオの音を一旦分解し足りない部分を再構築して出力
Earaku独自のAI
→Incusアルゴリズムで聞こえる音をAIが自動で調整してくれる
一言で言えば音質向上の機械。ただ、これを搭載していないイヤホンと比べて何が違うのかが今一つわからなかった。
まぁ音質がよくなる機械だと思ってください。正直、調べても詳しく書いておらずわからなかったが正解です。
ケースとイヤホン
Earaku AirCuff F306 | Anker Soundcore C30i | |
ケースタイプ | 持ち型タイプ | 置き型タイプ |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
USB急速充電 | 記載無し | 10分で3時間 |
ケースの大きさ(高さ×奥行き×横幅)mm | 52.0×28.0×57.0 | 31.4×50.0×60.0 |
イヤホンの重さ | イヤホン片耳約5.1g/ケース込み約45.4g | イヤホン片耳約5.7g/ケース込み約60g |
操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー |
その他 | ケースに底に充電端子あり | ケースに接続/リセットボタンあり |
キズはつきにくいが指紋はつきやすいケース
(イヤホンとケースの重量)
ケースの質感は「king lucky i121」や「Edifier R1」と同じ。キズはつきにくいが指紋はつきやすいケース。指紋はブラックやグレーだと目立たないので気にすることはありません。
USB充電は奥まで押し込むとカチッっと音が出る仕様になっています。
音が出るまで差し込まなくても充電はできるが、なんか不安になるから奥まで差し込んでください。
イヤホン本体はあの商品に似ている


3万円以上するイヤーカフ型の人気を爆発的に上げた商品「Bose Ultra Open Earbuds」に真似たデザインをしています。
イヤーカフ型では結構珍しく1万円以下では初ではないかと思います。違ってたらごめん。
操作はメタリック部分。指紋が少しつきやすいが許容できる範囲です。拭けば拭き取れるので。
耳穴の近くで音が出る方がこちら側。メタリック部分から音が出ます。穴のくぼみに乗せる感じに装着するとフィットしやすい。
ケースには左右逆でもいれることができ充電もできる
イヤホンの作り自体は左右同じなので逆にケースに入れても充電できます。
左右同一型ではないので操作は変更されませんでした。
イヤーカフ型の中には左右同一タイプで自動で変更してくれるタイプもあるのでズボラな方はそっちの方がいいかも。
✅左右同一タイプのイヤーカフ型一例
・「SOUNDPEATS CC」
・「SOUNDPEATS UU」
レビューした中ではこの2つが左右同一タイプ。左右の概念がないのでどっちに入れても充電できますし、どちらの耳に装着しても左右の装着を自動で判断して変更してくれます。
イヤホン単体の連続再生は10時間越え
連続再生時間はかなり長め。イヤホン単体でも12時間使用できるので日中ずっと付けていても電池切れがほぼない。
通勤通学なら1週間は余裕です。
装着感と操作性
Earaku AirCuff F306 | Anker Soundcore C30i | |
装着感 | ○ 装着が少しやりにくい | 〇 柔軟性がないため少し圧迫感はある 好き嫌いがハッキリとわかれるレベルの装着感 |
操作性 | ○ 操作部分が広く操作はしやすい | 〇 耳にしっかり固定されているので操作しやすい |
ボタンの反応 | ◎ ズレも少なく反応がいい | ◎ ズレも少なく反応がいい |
ボタン操作の音の有無 | あり 何回押しても1回のみ音が出る 音声案内は機械的な声 | あり 何回押しても1回のみ音がでる |
装着するのが難しい部分がある
外すのは問題ないが装着するのは少し難しい。一応メーカーの公式サイトで装着方法が記載されているが、慣れていないと音が出る部分が少しずれて音質が悪くなる。
イヤーカフ型全般に言えることだけど調整は難しいです。
ただ、装着した後はしっかりと挟まっている感はあり圧迫感も少ないため長時間つけていても違和感が少ない。
カナル型と似たような操作感になる
人差し指で耳の下付近を触るので操作感はカナル型ワイヤレスイヤホンに近い。
操作部分も広いので操作はかなりしやすい。
音質
Earaku AirCuff F306 | Anker Soundcore C30i | |
対応コーディック | SBC.AAC | SBC.AAC |
搭載ドライバー | 13㎜ダイナミックドライバー | 12㎜×17㎜ダイナミックドライバー |
マイク性能 | ○ | ◎ |
低音域 | ◎ イヤーカフとしてはしっかりしている | 〇 軽快な低音 |
中音域 | ○ 楽器メインで2歩ほどボーカルが後ろの印象 | ◎ ボーカルメインで楽器は2歩下がった距離ぐらい |
高音域 | ○ 細かな表現は苦手だが悪いところがない | 〇 荒さとかはないが少し聞こえにくい |
全体の音質 | ○ 低音寄りの弱ドンシャリ音質 解析度は値段相応といった感じ | 〇 かまぼこ音質で値段相応の音質 イコライザーで低音高音を強くするとかなり聴きやすくります。その場合は音質は◎ |
3Dオーディオを使用しているかのような広がりがある音質
音質的には低音高音が少しだけ強い弱ドンシャリといった感じ。空間の広がりや響きがあり空間オーディオを使用しているような音質です。
低音はイヤーカフ型としては厚みを感じるレベルで作られており、高音域は刺さることもなく値段相応の音質があります。
全体的には楽器寄りの音質なのでボーカルの距離が遠い曲は少し聞こえにくい。逆にボーカル寄りの曲は非常にバランスのとれた音質になっている。tuki.の「騙シ愛」は特に聞きやすかったです。
同じ価格帯で空間オーディオを使ったワイヤレスイヤホンをかなり購入していますが、くらべてもかなりしっかりした音質です。
小規模のスタジオにいる様な音の広がりと響きは少しクセになります。音質的には以前レビューしたイヤーカフ型「Haylou Airfree」の上位互換といった感じ。
音のイヤな荒さもなく聞きやすくなっています。
「Anker Soundcore C30i」と比べると全体の周波数が高めに設定されているのか少しだけクリアに聞こえる。ただ、そこまで上ってわけでもありません。
個人的には5,000円前後で買える音質なら全然OKなレベルなので他の所で判断してほしいです。
✅「Earaku AirCuff F306」の判断基準
・空間オーディオのような音質がいいかそうでないか
・アプリ機能がなくてもいいか
・イヤホンの形状
この商品ならこの3つの判断基準でいいです。連続再生時間はイヤホン単体で12時間なので使っていても困ることはありませし、マルチポイントも搭載されています。
あとは空間オーディオのような音質やイヤホンの形状が好きか、アプリ機能がなくてもいいかを考えてみてください。
音漏れは思った以上に少ない
イヤホンの音量がMaxでスマホの音量が80%超えると多少音漏れはありますが、外だと隣にいてもわからないぐらい音漏れは少ないです。
その分全体の音量は低めなのでスマホで50%の音量だと外ではかなり小さい音です。
ただ、一度調整すれば他のイヤホンを使用しても調整する必要がないので最初に調整しておきましょう。
マイク性能はそこそこ
✅「Earaku AirCuff F306」のマイクテスト
✅「Anker Soundcore C30i」のマイクテスト
イヤーカフ型で値段を考えると悪くない。同じ価格帯のカナル型よりはクリアな音質です。
「Anker Soundcore C30i」と比べると解析度は劣るけど1万円以下なら十分なマイク性能があります。
まとめ:悪くないがアプリ機能が欲しくなる
Earaku AirCuff F306 | |
値段(定価) | 8,580円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.4 |
防水規格 | IPX5 |
ドライバー | 13㎜ダイナミックドライバー |
操作方法 | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン単体:12時間 ケース併用:36時間 |
急速充電 | 記載無し |
マルチポイント | 〇 |
ワイヤレス充電 | ✕ |
音質 | ○ |
マイク性能 | ○ |
操作性 | ○ |
アプリ | 非搭載 |
カラーバリエーション | ブラック・グレー |
GOOD | BAD |
・広がりのある空間オーディオのような音質 ・イヤホン単体で最大12時間とかなり長めに使用できる ・ずれる心配が少ない装着感 ・音漏れ防止機能でほぼ音漏れがない ・カナル型のような操作で操作しやすい | ・耳が大きいと装着がしにくい ・アプリ機能がないのでカスタマイズ性はない |
Earaku製品を始めて購入しましたがスマホで使うならアプリ機能は欲しいですね。ボタンのカスタマイズと音質の調整とかができるなら利便性は格段に上がる。
アプリ機能がない事以外は特に不満のない商品でした。