え~~、なぜかわかりませんがオーディオメーカー「Haylou」さんがレビュー依頼をしてくださいました。ありがとうございます。
ただそれがね、ワイヤレスイヤホンならわかるんだけどあまり紹介していないワイヤレスヘッドホンなんですよね。
正直どうやってレビューしたもんかと考えた結果、ワイヤレスイヤホンと同じように正直にレビューしよう!!と結論に至りました。
良いところも悪いところも書いていくのでよろしくお願います。
提供してもらったワイヤレスヘッドホンは「HAYLOU S40」
2025年7月上旬に海外で発売されたワイヤレスヘッドホンで、日本のAmazonや楽天では記事を出した時には販売されていない商品になります。
Amazonだと先行販売で一度発売されました、それも終わって今は売り切れ状態。
そんなワイヤレスヘッドホンのレビューをさせてもらうわけです。メーカーさん、後悔しないようにしてくださいね。
ちなみに商品はめちゃくちゃよかったです。特に音質は1万円台後半から2万円台と言われてもいいぐらいです。
✅「HAYLOU S40」の搭載機能
・マルチポイント&マルチペアリング
・ハイレゾ相当の対応コーディック”LDAC”
・アプリ機能
・空間オーディオ
・ヘッドトラッキング機能
・プリンセット&イコライザー
・ノイズキャンセリング&外音取り込み機能
・イヤホンを探す
・透明モード
GOOD | BAD |
・音の広がりと響きが心地いいドンシャリ音質 ・ヘッドトラッキングによる脳で聴くような感覚の空間オーディオ ・強度調整や自動調整も可能な最大-50dBのノイズキャンセリング性能 ・非の打ち所がない外音取り込みの性能 ・モード変更せずに簡易的な外音取り込み機能が使用可能 ・必要な操作はすべて片側で完結している操作のしやすさ ・付属品の専用マイクでゲーム実況や仕事で使用することも可能 | ・LDAC使用で併用できない機能がいくつかある ・ゲームモード&空間オーディオがアプリからの操作変更のみ |
「HAYLOU S40」のスペック
「HAYLOU S40」 | |
参考値段(HAYLOU英語公式サイト) | 69.22ドル(日本円で約9,000円) |
販売カラー | ブラック・ホワイト |
対応コーディック | SBC ,AAC LDCA(マルチポイント・空間オーディオ・ゲームモードの併用不可) |
Bluetooth | Bluetooth6.0 |
搭載ドライバー | 40mm+20mmダイナミックドライバー |
連続再生時間 | ANC オフ—最大90時間、ANC オン—最大60時間(音量、音声内容によって異なります) |
再生周波数帯域 | 20-20k Hz |
充電 | フル充電2.5時間 |
急速充電 | 10分で最大5時間 |
アプリ対応 | 専用アプリ「Haylou Sound」 |
ノイズキャンセリング | 最大-50dB |
外音取り込み機能 | 搭載 |
マルチポイント | 搭載 |
ゲームモード | 搭載 |
音質 | ◎◎ |
マイク性能 | ◎ |
操作性 | 〇 |
3Ⅾオーディオ | 2種類のモードを搭載 |
値段はあくまで参考価格。日本で発売されるなら大体同じぐらいの金額になるから定価で9,000円前後だと思ってください。
公式サイトではこの金額だったのでAmazonとかで販売するときは多少値引きされているかもしれませんし、値段が1万円を超えているかもしれません。
全体の性能はワイヤレスヘッドホンとしてはかなり高め。以前購入した「EarFun Tune Pro」と比べても遜色ない性能です。
「音質・装着感・連続再生時間・ノイズキャンセリング&外音取り込み機能」の性能も高く、デザイン性もシンプルながらも高級感のあるデザインをしています。
特に音質は2つの大型ドライバーを搭載したことによりかなり高くなっています。広がりや響きを感じつつも少しの荒々しさがある音質は1万円以下ではまねできないレベルの作りです。
この記事を書いている時はまだ発売されていませんが、海外の公式サイトではすでに購入できるようです。
「HAYLOU S40」の特徴的な機能
✅特徴的な機能
・ヘッドトラッキング
・2種類の空間オーディオ
・最大-50dBのノイズキャンセリング性能
・ハイレゾ相当の対応コーディック”LDAC”に対応
・ヘッドホンを外さずに外音取り込みが使用可能な透明モード
・最大90時間の連続再生
特徴的な機能がありすぎて書くのに困ったので選ぶ基準にすることが多い部分をピックアップして書きました。
特におすすめの機能はヘッドトラッキングと空間オーディオ。組み合わせてしか使用できませんが、一度使うと抜け出せなくなる性能をしています。
前モデルとの比較表
製品モデル | ![]() HAYLOU S40 | ![]() HAYLOU S30 |
ヘッドホンの色 | ブラック・ホワイト | ブラック・ホワイト |
イヤーカップの素材 | プロテインレザー | プロテインレザー |
Bluetoothバージョン | Bluetooth6.0 | Bluetooth5.4 |
ハイレゾオーディオ認証 | ![]() デュアルゴールド認定 | ![]() デュアルゴールド認定 |
アクティブノイズキャンセリング | -50 dBのノイズ低減 | -43 dBのノイズ低減 |
音質 | プレミアム音質 | プレミアム音質 |
透明なノーピックコール | 搭載 | 搭載 |
360°ダイナミック空間サウンド | 搭載 | 非搭載 |
ヘッドトラッキング | 搭載 | 非搭載 |
ダイナミックドライバー | 40mm+20mm | 40mm |
ゲーミンググレードのプロ仕様マイク | 搭載 | 非対応 |
AUXオーディオケーブル | 二重機能 | 3.5mm |
取扱説明書 | 付属 | 付属 |
公式サイトから丸写しですがけっこう変わっています。音質やBluetoothなんかはもちろんですが、前では搭載されていなかったヘッドトラッキングやダイナミックドライバーが2つになっています。
マイクも専用のマイクが付属品として搭載されておりゲーム実況や仕事でもさらに使いやすくなりました。
一応前のアフェリエイトリンクも貼っておきますね。
いろいろ付属品が入っていたから紹介します
・ヘッドホン本体
・説明書
・USBケーブルタイプC(充電用)
・マイク
必要な付属品+マイクがついています。前の機種にはどうやらマイクは付属されていなかったようです。
専用のケースはどうやら販売されていない。折りたためるので無くても困るものではないですが、カバンにそのまま入れるのに抵抗がある人は安いやつでもいいので買っておきましょう。
ヘッドホン本体
「HAYLOU S40」 | |
USB急速充電 | 10分で5時間 |
ヘッドホンの大きさ | 195.3mm × 173.4mm × 83.7mm |
ヘッドホンの重さ | 約350g |
ボタンの種類 | R側のみ (ANC・±ボタン・電源ボタン) |
その他 | マイク専用の付属品あり |
✅ヘッドホン本体の特徴
・折りたたんでコンパクトにできる
・プロテインレザー仕様のイヤーパット
・サイズ調整可能なヘッド部分
・簡易的な外音取り込みが使用できる
・専用マイクの付属品あり
ヘッドホンを紹介しながら解説していきます。
折りたたんでコンパクトにできるプロテインレザー仕様の本体
折りたたんで収納できるようになっています。かなりコンパクトになるのでカバンに入れても邪魔になりにくい。
ただし、専用のケースは販売されていないので気になる方は入れるものを購入してください。
イヤーパット部分と頭の頂点にあたる部分はプロテインレザー仕様でとてもやわらかく負担をかけにくい素材となっています。
実際にふわふわのソファーに近い感触です。サイズ調整も可能で”小さすぎ大きすぎ”ってことはありません。
操作はR側に集中しているが左利きの人でも問題ない
操作はR側の身でL側にボタン類は一切ありません。その分操作はシンプルになっているので非常にわかりやすいです。
左利きの人でもLRを逆に装着すれば操作は左手でも可能。逆にしても違和感ありません。
専用マイクの付属品で仕事でもプライベートでも使用可能に
会社のリモートだとワイヤレスイヤホンとか有線イヤホンとかになるけど、これだったらヘッドホンでも言い訳できる。
マイクがついているからまだ常識があるレベルです。まぁ上司によっておこられるがヘッドホンだけより断然マシ。
性能は音質レビューのところで紹介していますのでこのまま読むか目次から飛んでください。
連続再生は最大90時間
・ANCなし最大90時間
・ANCあり最大60時間
急速充電も搭載されており、10分で最大5時間使用することが可能です。まぁ、日常で使ってて困ることほぼないよね。
マルチポイント&マルチペアリングは自動切換え式
2台同時接続をしていた場合、2台目を操作すると1台目の音楽や動画は自動停止して切り替えをしてくれます。
切り替えはかなりスムーズで1~2秒ほどしかズレがありません。マルチポイント&マルチペアリングの接続は以下の通りです。
1.アプリ機能の多地点ペアリングをONにする
2.1台目のBluetoothをOFFにする
3.2台目のBluetoothの接続する準備をする
4.本体の電源を入れて2台目を接続
5.2台目を接続したら1台目のBluetoothをONに戻す
アプリがないとマルチポイントは使用できません。マルチペアリングの設定はできますが1台しか操作できないの注意しましょう。
装着感と操作性
「HAYLOU S40」 | |
装着感 | ◎ 大きめの耳でも隠れるぐらいの大きさと柔らかいクッション性 |
操作性 | 〇 片側ですべての操作が完結 アプリ機能でしか変更できないモード変更もある |
ボタンの反応 | ◎ ズレも少なく反応がいい |
ボタン操作の音の有無 | モード変更時あり 停止/再生・音量調整は無し |
✅操作性と装着感の特徴
・R側だけですべての操作が完結している
・プロテインレザー仕様でやわらかく負担が少ない
・R側を少し押し込むと外音取り込みモードに一時的に変更される
・LDACを使用すると使えないモードがいくつかある
装着感はプロテインレザー仕様でやわらかくかなり心地いい。操作は片耳ですべて完結しているためわかりやすいが、操作性って意味では平均的でした。
R側ですべて操作が完結している
✅通話
電話に出る/切る | 電源ボタンをダブルクリック |
電話を拒否する | 電源ボタンを1秒間長押し続ける |
クイック会話モード | 電源ボタン長押しでON/放すとOFF |
✅ボタン操作
次の曲再生 | 音量プラスボタン長押し |
前の曲を再生 | 音量ボタンマイナスボタン長押し |
音量を上げる | 音量ボタンプラスを1回押す |
音量を下げる | 音量ボタンマイナスを1回押す |
音楽の再生/一時停止 | 電源ボタンを1回押す |
ANC切り替え(ANCオン・ノーマル・外音取り込み) | ANCボタンを1回押す |
風切り音低減モード切替 | ANCボタンをダブルタップ |
基本操作はこんな感じ。通話が電源ボタンで間違えて電源落ちないか心配だったけどそんなことは無かった。少し残念なのがゲームモードや空間オーディオはアプリからしかできないので注意してください。
操作自体は片耳完結でやりやすいですが、ゲーム実況や空間オーディオを使用するってなるとアプリは必須なので、操作がめちゃくちゃやりやすいってわけではない。
メガネの邪魔をしないやわらかい装着感
メガネをかけていても邪魔にならないし、ノイズキャンセリング機能を損なうこともありません。スキマなくガッチリ耳をおおっている。それでいてやわらかいから何時間でもつけていられます。
夏場だと少し汗がにじむぐらいですね。冬場ならイヤーウォーマーやイヤーマフ代わりに使用できます。
R側のヘッドホンを押し込みと一時的に外音取り込みになる”透明モード”搭載
ヘッドホンをした状態でヘッドホンのR側を耳に押し当てると外音取り込みモードに変更される仕組み。やめれば元に戻ります。
音量も制限され周辺の音も聞こえるので、ちょっとした会話や外音取り込みに切り替える必要のない時に使用してください。
ハイレゾ相当の対応コーディック”LDAC”を使用すると使えない機能がいくつかある
音質関連だけど、操作性に関係してくるからここで書きます。
ハイレゾ相当の対応コーディック”LDAC”を使用すると併用して使用できない機能がいくつかあります。
1.マルチポイント
2.空間オーディオ
3.低遅延のゲームモード
音質の解像度は確かに上がるがその分使えない機能が痛すぎる。別にLDACを使用しなくても音質はいいので使わなくてもいいですが、使うなら知っておきましょう的なやつです。
音質
初期設定のデフォルト音質で評価しています。
音の広がりと響きが心地いいドンシャリ音質
「HAYLOU S40」
商品のポイント
荒々しくもしっかりとした中音域
2つのドライバー搭載で広がりと響きがめちゃくちゃ高い
音の細部まで表現された解像度の高さ

1万円以下では圧倒的な音の再現度と広がりがあります。解析度もかなり高く2万円台と言われても納得できる音質です。
「HAYLOU S40」 | |
対応コーディック | SBC ,AAC,LDCA(条件あり) |
再生周波数帯 | 20-20k Hz |
搭載ドライバー | 40mm+20mmダイナミックドライバー |
マイク性能 | ◎ クリアなマイク性能です |
低音域 | ◎◎ ドラムの軽快ながらも厚みと重さがある音は本当にいい |
中音域 | ◎ ボーカルより楽器が強めで荒々しくも迫力のある中音域 少し周波数が高めの印象だが再現度と迫力は1万円以下では他にまねできない |
高音域 | ◎◎ ギリギリでサ行が刺さらない絶妙な作り 細かな表現も完璧にできています |
全体のバランス | ◎◎ 低音高音強めのドンシャリ音質。音の広がりと響きはかなりいい 特に低音の心地よさと絶妙にサ行が刺さらない高音のバランスが本当に考えられている |
音の広がりと響きがハンパなくいい。しっかりと厚みと重さを感じると低音と、いい意味で荒々しさがある中音域がめちゃくちゃ曲とマッチした時の感動はすさまじい。
高音域は細かな楽器の再現が特にしっかりされており音のランクを1段上げています。
全体的にはキレイにまとまった音ではなく少し荒くも迫力を重視しているような音質です。デフォルト設定がすでに空間オーディオって感じの印象を与える音の作りになっているのも特徴的。
音の解像度もバカみたいに高く、1万円以下では通常聞こえにくい楽器の音やボーカル以外の声もしっかり拾ってくれます。集中すれば楽器ごとで聴き分けることも可能なぐらい。
音質的に刺さるのがハスキーボイスの持ち主の声やライブ映像の音楽。他のワイヤレスイヤホンやヘッドホンを使うよりめちゃくちゃ空間の再現度と迫力が高い。
いまだと「アイナ・ジ・エンド」さんの”革命道中”や、ハスキーボイスではないですが個人的に好きなUVERworldさんの”ODD FUTURE”は聴いていて驚くほど臨場感があります。
角が丸みのある音質ではなく少し荒々しい音質ってのがマッチしてるんでしょうね。
ライブ映像の音はまさに圧巻。本当にその場にいるかのような音の完成度の高さ。YouTubeで観てもユーネクストでもいいので本当に試して聴いてほしいぐらいです。
ちょっとボーカルが荒々しすぎると感じたら、サウンドマーケットの「ソフトで没入感のある」のプリンセットを使うと音が少しやわらかくなるので聴きやすくなると思います。
解像度もしっかりしているので全体的に満足できる音質でした。本当にありがとうございます。
クリアで聴きやすいマイク性能
マイク性能は高め。クリアな音声を相手に届けてくれます。
✅「HAYLOU S40」のマイク性能
専用マイク使用とそうでないときの違い
付属品の専用マイクを使うとどうなるのか検証しました。
✅「HAYLOU S40」の専用マイク使用
マイク性能自体に変化はないがマイクとの距離が近いので雑音が入りにくくなっています。
家で使用するときや、どうしても外で使用する場合は付属品のマイクを使うと周辺の雑音が入りにくいでしょう。
空間オーディオ


搭載されている空間オーディオのモードは2種類。
・ダイナミック
・スタティック
この中からさらに「音楽・運動・映画」モードの3種類を選んで使用します。正直な感想を言わせてもらうなら1万円以下で聴けていいのか??ってレベルの作り。
ワイヤレスイヤホンの小さなドライバーでは決して再現できない性能です。空間オーディオを使用する場合ははLDACは使用できないので注意してください。
脳で聴く空間オーディオ”ダイナミック”
トラッキングモードを使用した空間オーディオ。耳で聞くより脳で聴いている感覚になる空間オーディオです。
別の言い方をするなら、マンガでよくある表現の頭の上のビックリマークが首を振ると頭の上で左右に移動する感じです。
性能はかなりよく移動中に使用しても左右もしくは正面を判断して自動調整してくれます。
✅注意点
・空間オーディオを起動したときの頭の位置が最初の中心になる
・頭の中心への固定自動調整には7秒ほどの時間が必要
頭の中心を判断して固定する自動調整機能の時間的な多少のずれはしょうがないと思えるぐらいしっかりしています。それぐらい脳で聴く感覚はハマるものがある。
みなさんもぜひ体験してみてください。
定番の空間オーディオ”スタティック”
通常モードの空間オーディオ。音の広がりと響きがより良くなっています。デフォルト音質を空間オーディオ用に調整したような作り。
✅特徴
・ボーカルの距離感が遠くなった
・楽器の距離感はデフォルト音質と同じぐらい
・低音が厚みと重さが少し増した
・音量が少し下がる
デフォルト音質から切り替えるとボーカルの距離が気になるぐらい遠く感じますが10秒ぐらい聴いていると慣れる。耳がこの音質に慣れただけかもしれないがこれはこれでハマる性能です。
ただ、この空間オーディオがすべての曲と相性がいいわけではない。YouTubeでKing Gnuさんの”逆夢”を聴いたら音のバランスが少し悪くなっていました。
たま~~にそういった相性が悪い曲があることは知っておいてください。
ノイズキャンセリング&外音取り込み機能
「HAYLOU S40」 | |
ノイズキャンセリング | ◎ 最大-50dBの軽減 20~4000Hzの周波数帯域のノイズを中和 |
外音取り込み | ◎ 1万円以下でこれ以上は無理 |
風ノイズキャンセリング | 〇 しっかりと風切り音は軽減されています。 |
ガッツリとした性能があるノイズキャンセリング
強度調整もできるし自動調整も可能な高性能ノイズキャンセリング。ただし、自動調整してくれるアダプティブANCはアプリからの切り替えのみになるので注意。
通常の「ノイズキャンセリング・外音取り込み・ノーマル」モードはヘッドホン本体から変更可能になっています。
性能的には強度Maxで通常運転のエアコンの音より自分の心音がうるさく感じるぐらいの作り。1m以内だと絶賛フル稼働中の強風エアコンの音が少し聞こえるレベルです。
ちなみに、強度Maxのノイズキャンセリング機能を使用すると人によっては頭が痛くなるレベルの強さ。その分遮音性は高いです。
多少の減音はあるが自然の音が聞こえる外音取り込み
ホワイトノイズや機械的な音は一切ないが多少音が遮音されて聞こえます。これはヘッドホンの遮音性の高さからの減音なのでしょうがない部分だと思ってください。
全然使える平均以上の性能なので文句は出ないでしょう。
アプリ機能


ステート | サウンド | 設定 |
・ANC設定(ANC・アダプティブANC・ノーマル・外音取り込み) ・風切り音対策 ・ゲームモード ・多地点ペアリング ・LDAC ・空間オーディオ(ダイナミック・スタティック) | ・基本音 ・イコライザー機能(+ボタン) ・サウンドマーケット | ・ヘッドセット検索 ・アップグレード ・その他の設定 |
シンプルで使いやすい操作設定ですが、その分アプリからしかできないこともけっこうある。赤文字がアプリからのみの設定になります。
LDACやマルチポイントなどはアプリ必須なのはしょうがないけど、ゲームモードの切り替えはヘッドホン本体でできるようにはしてほしかった。
ゲーマーにとってはけっこう手間に感じる。いちいちスマホのアプリを開かないといけないと考えるとめんどくさいです。
✅ダウンロード
まとめ:「Haylou」の本気のヘッドホンが1万円以下ってことに驚く
「HAYLOU S40」 | |
参考値段(HAYLOU英語公式サイト) | 69.22ドル(日本円で約9,000円) |
販売カラー | ブラック・ホワイト |
対応コーディック | SBC ,AAC LDCA(マルチポイント・空間オーディオ・ゲームモードの併用不可) |
Bluetooth | Bluetooth6.0 |
搭載ドライバー | 40mm+20mmダイナミックドライバー |
連続再生時間 | ANC オフ—最大90時間、ANC オン—最大60時間(音量、音声内容によって異なります) |
再生周波数帯域 | 20-20k Hz |
充電 | フル充電2.5時間 |
急速充電 | 10分で最大5時間 |
アプリ対応 | 専用アプリ「Haylou Sound」 |
ノイズキャンセリング | 最大-50dB |
外音取り込み機能 | 搭載 |
マルチポイント | 搭載 |
ゲームモード | 搭載 |
音質 | ◎◎ |
マイク性能 | ◎ |
操作性 | 〇 |
3Ⅾオーディオ | 2種類のモードを搭載 |
GOOD | BAD |
・音の広がりと響きが心地いいドンシャリ音質 ・ヘッドトラッキングによる脳で聴くような感覚の空間オーディオ ・強度調整や自動調整も可能な最大-50dBのノイズキャンセリング性能 ・非の打ち所がない外音取り込みの性能 ・モード変更せずに簡易的な外音取り込み機能が使用可能 ・必要な操作はすべて片側で完結している操作のしやすさ ・付属品の専用マイクでゲーム実況や仕事で使用することも可能 | ・LDAC使用で併用できない機能がいくつかある ・ゲームモード&空間オーディオがアプリからの操作変更のみ |
めちゃくちゃ当たりなワイヤレスヘッドホンだった。
ぶっちゃけHAYLOU商品のイヤーカフを以前購入したことがあり、音質は良かったが他が扱いにくかったためあまり期待していませんでした。しかし、いい意味で期待を裏切ってくれたので本当に感謝。
この記事を書いている時は夏なのでヘッドホン自体を外で使うことはほぼないですが、冬なら確実に外でも家でも毎日使用している。
夏もあと少しで終わるので耳当てがわりに購入しておくのもいいかもしれません。大満足の商品でした。ありがとうございます。