【JLab Flex Open Earbuds レビュー】キレキレの音質にハマった

Amazon以外にも楽天でイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンを探していたところ【JLab Flex Open Earbuds】がヒットしました。

新商品なのと1万円以下だったので購入してみましたが、キレキレの高音質でびっくり!!1万円以下で人気の「SOUNDPEATS CC」と比べても音質と機能面で何一つ劣っていないどころか音質は上だと感じました。

✅JLab Flex Open Earbudsの特徴

・キレキレの解析度の高い音質

・操作しやすい大きめの操作ボタン

・通話以外のボタン操作変更がすべて可能

・音楽&映画モード搭載

・マルチポイント搭載

GOODBAD
・キレキレの音質で細かな楽器の表現まで聞こえる

・親指操作やつまんで操作しやすいイヤホン本体

・耳にしっかりとフィットし動いてもずれにくい

・EQ1は弱ドンシャリEQ2はフラット音質と2種類の音質を楽しむことができる

・マイク性能は高くない

JLab Flex Open Earbudsスペック

JLab Flex Open Earbuds

SOUNDPEATS CC
値段(定価)9,900円(税込み)7,280円(税込み)
対応コーディックSBCSBC.AAC
‎‎Bluetooth規格Bluetooth5.3Bluetooth5.4
防水規格IPX4IPX5
ドライバー 12mm ダイナミックドライバー12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー
操作方法タッチセンサータッチセンサー
連続再生時間イヤホン単体:7時間

ケース併用:21時間

イヤホン単体:6時間

ケース併用:24時間

急速充電10分で2時間
マルチポイント
ワイヤレス充電
音質
マイク性能
操作性
アプリ「JLab」「PeatsAudio」
カラーバリエーションブラック・ティールブラック

1万円以下イヤーカフ型としてはほぼ欠点がない。装着感はもちろんだが音質が高い。対応コーディックがSBCしかないと思いきや解析度はかなり高く、中高音メインの音質はキレキレです。

ただ、マイク性能は少しこもり気味なため性能自体は値段より低め。

連続再生時間はイヤホン単体で7時間と困ることはほぼないです。急速充電の記載がなかったので搭載されていないと思いますが、充電もフルで2~3時間ほどで終わったので寝る前に充電しておけば十分です。

ワイヤレス充電が搭載されていればさらに利便性は高かったですが、1万円以下イヤーカフ型で搭載されているのをまだ見たことがないので高望みはしません。

Amazonでは販売されていないので楽天か公式サイトでの購入がおすすめです。

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ケースとイヤホン

JLab Flex Open EarbudsSOUNDPEATS CC
ケースタイプ持ち型タイプ持ち型タイプ
ワイヤレス充電非対応非対応
USB急速充電非対応10分で2時間
ケースの大きさ(高さ×奥行き×横幅)mm44.3×26.6×70.245.6×24.5×72.0
イヤホンの重さイヤホン片耳約6g/ケース込み約48gイヤホン片耳約6g/ケース込み約48g
操作方法タッチセンサータッチセンサー
その他ケースに接続/リセットボタンありケースに接続/リセットボタンあり

ケースは横幅が長めSOUNDPEATS CCと同じぐらい

ケースはイヤーカフ型の中でも大きめ。高さは無いけど横長のイメージです。

イヤホンとケースに磁石があり左右が違うと反発し入らない仕様

イヤホン本体とケースには左右を間違わないような工夫がされています。

・ケースとイヤホンにL/Rの記載がある

・ケースとイヤホン本体が反発して入らないようになっている

間違っても絶対に充電ケースに入らないようになっています。反発力は意外と強い。ケースの中でイヤホンが浮くぐらいです。

装着感と操作感

JLab Flex Open EarbudsSOUNDPEATS CC
装着感

フィット感がある

少し大きめだが落ちる感じはない

操作性

親指で操作しやすい

カナル型に近い操作感

ボタンの反応

しっかりと反応

しっかりと反応

ボタン操作の音の有無無し操作音あり

複数回押しても1回のみ音が出る

操作部分が大きく操作しやすい

操作部分にロゴが入っており操作はしやすいしわかりやすいです。親指だけでも操作できますし、人差し指で反対を抑えて安定させて親指で操作することも可能。

通話以外のボタン操作の変更可能でトリプルタッチも設定できる

ボタン操作は通話以外変更可能。初期設定では2回タップの左側がGoogle/Siriの音声操作になっているので変えた方が使い勝手はいいです。

3回タップまで設定できるのもポイントが高い。片耳だけで操作を完結できるように設定することもできれば、両耳使用だと操作に困ることはありません。

同じようにトリプルタッチまで設定できるイヤーカフ型はいくつかありますが、どれも操作性は高いです。

✅トリプルタッチまで可能イヤーカフ型

音質

JLab Flex Open EarbudsSOUNDPEATS CC
対応コーディックSBCSBC.AAC
搭載ドライバー 12mm ダイナミックドライバー12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー
マイク性能
低音域

軽快な低音

イヤな重さは無くしっかりと効かせてくれる

中音域

ボーカル寄りだがバランスのいい距離感

ノイズもなくしっかりと表現されている

ボーカルと楽器の距離感は一緒ぐらい

高音域

細かい音まで表現されてる

荒さは感じない

全体の音質

キレキレの高音質

中高音メインで解析度は高い

キレキレの解析度の高い音質

イコライザーの初期設定のEQ1で聞きましたが、キレキレの音質でハマっています。

EQ1は弱ドンシャリ音質に設定されていますが、とにかくキレがすごい!!広がりのある音質ではないが音一つ一つの再現度が高く、音源をそのまま聞いているような感覚になっています。

SOUNDPEATS CCも音質は値段以上ですが、強い低音の影響で全体的に少し重い印象の音になっています。JLab Flex Open Earbudsは逆に低音が少し抑え気味のかわりに細かな楽器の表現などがわかりやすくなっています。

ワイヤレスイヤホンなのでイヤホン本体にデータが圧縮されて送られているはずですが、それを感じさせない解析度もイヤーカフ型としては評価したい。

ちなみに1万2千円前後で購入できる「Anker Soundcore C40i」と比べても音質は同じぐらいの高さがある。個人的には聞きやすさと装着が簡単な点から「JLab Flex Open Earbuds」の方をよく使用しています。
ただ、操作性だと物理ボタンで押し間違えがない「Anker Soundcore C40i」の方が操作しやすい。形もC型とU型で違うので好みの分かれるところ。
両方ともいい商品なのでどっちを選んでも後悔はしないでしょう。
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EQ1とEQ2で音質が変わる

EQ1→低音高音少し強い弱ドンシャリ音質

EQ2→中高音メインのフラット型に近い音質

イコライザーのEQは一転してバランスがとれた音質。ボーカルをメインとした中音域がしっかりと聴ける音質に変わります。高音部分もしっかりと聴けるので音質の印象はフラット型に近い。

EQ2では低音部分が強くない印象を受けますが、中高音が少し高めが好きな人にはめちゃくちゃ刺さります。

多少耳の位置がずれていても音はしっかりとしている

イヤーカフ型だと耳のポジションがけっこう重要になってくる商品も多いですが、【JLab Flex Open Earbuds】はある程度位置があっていれば音楽がちゃんと聴けます。

もちろんベストポジションが一番いい音質ですが、細かく調整しなくてもいいので神経質にならなくても大丈夫です。

マイク性能は中の下

そこまで性能は高くない。カナル型ワイヤレスイヤホンだと5,000円前後のマイク性能。少しこもり気味で解析度が悪い。

✅静かな環境(40dB前後)

✅掃除機を使用した環境(60~70dB前後)

通常の音質は1万円以下イヤーカフ型ならトップクラスだけど、マイク性能だと「Anker Soundcore C30i」の方が上。同じ値段帯ならカナル型の方が高い製品が多いです。

→「Anker Soundcore C30i」レビュー

アプリ機能

デバイス
・イコライザ(EQ1・EQ2・カスタム)

・タッチコントロール

・音楽&映画モード

・セーフヒアリング

・アップデートを確認する

イコライザは音質の変更とカスタマイズが可能となっています。タッチコントロールは通話以外すべて変更可能。音楽&映画モードは基本設定は音楽モードになっていますが、動画を視聴するときは映画モードに変更して音の臨場感を上げています。ただ、そこまで大きな違いはありませんでした。

セーフヒアリングは音量制限。アップデートはそのままです。

マイJLabと設定はほぼ使いません。マイJLabは宣伝とコントロールガイド、設定はアプリ表示の言語設定やデバイス情報になります。

まとめ:完成度がかなり高いキレのある音質

flexopenearbuds_イヤーカフイヤホンオープンイヤーランニングスポーツ防水Bluetooth

JLab Flex Open Earbuds

値段(定価)9,900円(税込み)
対応コーディックSBC
‎‎Bluetooth規格Bluetooth5.3
防水規格IPX4
ドライバー 12mm ダイナミックドライバー
操作方法タッチセンサー
連続再生時間イヤホン単体:7時間

ケース併用:21時間

急速充電
マルチポイント
ワイヤレス充電
音質
マイク性能
操作性
アプリ「JLab」
カラーバリエーションブラック・ティール
GOODBAD
・キレキレの音質で細かな楽器の表現まで聞こえる

・親指操作やつまんで操作しやすいイヤホン本体

・耳にしっかりとフィットし動いてもずれにくい

・EQ1は弱ドンシャリEQ2はフラット音質と2種類の音質を楽しむことができる

・マイク性能は高くない

本当におすすめできる。キレのある音質は聴いて楽しいですし、解析度も高いから細かな楽器の音も再現されており曲本来の音を楽しむことができます。少しネックなのが1万円以下ギリギリってことですが、これぐらいの高音質なら納得できます。

【JLab Flex Open Earbuds】は2025年2月時点でAmazonでは販売されていません。楽天か公式サイトがおすすめです。