今回購入したのが「JLab Go Pop ANC」JLabのワイヤレスイヤホンはこれで3つ目です。
前の2つはけっこういい商品でしたが値段が7,000円~1万円の商品だったので、ランクを一つ落として5,000円前後の商品を購入しました。
最近は小さく軽いワイヤレスイヤホンを購入してない事もあり「JLab Go Pop ANC」を選んで購入。
「ノイズキャンセリング・外音取り込み・マルチポイント」が搭載されており性能がよさそうだったので数ある中から選んでみました。
✅「JLab Go Pop ANC」の搭載機能
・ノイズキャンセリング
・外音取り込み
・マルチポイント&マルチペアリング
・アプリ機能
・イコライザー&プリンセット
・音楽&映画モード
・ボタン操作変更
GOOD | BAD |
・小さく軽いイヤホンとケースでどこに入れても邪魔にならない ・ノイズキャンセリング&外音取り込み機能搭載なのに5,000円ちょっとで購入できる ・ケース本体にUSBケーブルが付属されているので別々に持ち歩く必要がない ・アプリ機能でボタン操作が使いやすいように変更できる | ・低音部分がカナル型にしては物足りない ・USBケーブルがケース付属されているのが人によってはデメリットになる |
JLab Go Pop ANCのスペック
JLab Go Pop ANC | Redmi Buds 6 | |
参考価格 | 5,480円(税込み) | 5,480円(税込み) |
対応コーディック | SBC,AAC | SBC,AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.4 |
防水規格 | IP55 | IP54 |
ドライバー | 10㎜ダイナミックドライバー | 大型チタンコーティングダイアフラム12.4mm+マイクロ圧電セラミックユニット5.5mm |
操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン単体:最大7時間 ケース併用:最大24時間 | イヤホン単体:10時間 ケース併用:42時間 |
急速充電 | 10分で1時間 | 10分で4時間 |
マルチポイント | 搭載 | 搭載 |
ワイヤレス充電 | 非搭載 | 非搭載 |
マイク性能 | 〇 | △ |
音質 | 〇 | 〇 |
ノイズキャンセリング | ◎ | ◎◎ |
外音取り込み機能 | ◎ | 〇 |
操作性 | 〇 | 〇 |
アプリ | 「JLab」 | 「Xiaomi Earbuds」 |
カラーバリエーション | 複数種類あり | ブラック・ホワイト・ブルー・ピンク |
5,000円ちょっとの金額ですが「ノイズキャンセリング・外音取り込み・マルチポイント」が全部搭載されている商品です。
音質は違いますが購入した中では「Redmi Buds 6」が似たような性能だったので比較として出しています。
音質は低音高音メインの弱ドンシャリ音質。カナル型にしては低音が少し弱く物足りませんが、イコライザー&プリンセットで調整も可能となっています。
ノイズキャンセリング&外音取り込み機能なども問題なく使用できました。個人的にはコスパは悪くないけど値段相応の商品だと思っています。
JLab Go Pop ANCの特徴的な部分
・小さいケースとイヤホン
・ケースのUSB-Cのケーブルが搭載されている
最大の特徴が小さく軽いイヤホンとケース。手で包み隠せるぐらいの小ささのケースと耳にすっぽり収まるイヤホンの小ささ。
ポッケに入れて持ち運んでもファッションの邪魔にならない小ささがあります。イヤホンを入れてポッケのふくらみが気になる方はこういった小さいケースのイヤホンがおすすめです。
ケースにUSBケーブルが搭載されていますが、これはメリット・デメリットが人によって分かれます。
私の場合はUSB端子の方が便利でしたが、人によってはUSBケーブルが本体についていた方が充電はしやすいでしょう。
ケースとイヤホン
JLab Go Pop ANC | |
ケースタイプ | 持ち型 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
USB急速充電 | 10分で1時間 |
ケースの大きさ(高さ×奥行き×横幅)mm | 40.0×25.0×56.0 |
イヤホンの重さ | イヤホン片耳約4.3g/ケース込み約30.8g |
操作方法 | タッチセンサー |
他 | ケース本体にUSBケーブルが付属されている |
USBケーブルが本体に装着されたケース
購入したのはスケルトンのグリーン。本体にはUSB-Cのケーブルが本体に付属されておりそのまま刺して充電します。
一般的なワイヤレスイヤホンと違いコードが別に付属されているわけではないので注意してください。USB-Cの充電器がないなら一つ持っておくと便利なので持っておいた方がいいです。
最小レベルのイヤホン本体
小さく軽く耳み収納できるサイズのイヤホン本体。操作部分にロゴが刻印されており感触がわかりやすくなっています。
連続再生時間はイヤホン単体で最大7時間
ケース併用で24時間、イヤホン単体で7時間使用可能。
ノイズキャンセリングを使用すると時間が短くなりますが、通勤通学やスキマ時間程度なら問題ないでしょう。
装着感と操作性
JLab Go Pop ANC | |
装着感 | 〇 イヤーピース選びはけっこう重要 |
操作性 | 〇 人差し指で操作しやすくイヤホンを押し込む感覚もない |
ボタンの反応 | ◎ ボタン反応もよくズレもほぼない |
ボタン操作の音の有無 | 無し |
小さく軽く耳に収まる装着感
耳から飛び出る感じではなく収まる小ささがあります。装着感は悪くないがフィットするかといわれるとイヤーピース選び次第。
イヤーピースが合わないとどうしてもスキマが空いてしまい外れやすくなってしまう。必要ならイヤーピースを別に購入しましょう。
人差し指で操作はしやすく反応もいい
操作はけっこうしやすい。反応もよく耳に押し込む感覚もありません。
マルチポイントは自動切換え式
2台目を操作して動画や音楽を再生すると自動で切り替えをしてくれます。1台目は音楽を停止するので操作は必要ありません。
タイムラグが3秒ほどありますが自動切換えなので手間は無いです。
マルチポイントの接続方法は以下の通りです。
1.1台目のBluetoothをOFFにする
2.2台目のBluetoothの接続する準備をする
3.ケースから取り出し2台目を操作する
4.2台目を接続したら1台目のBluetoothをONに戻す
1台目のBluetoothをOFFにしてから2台目の接続設定をしてください。アプリからの操作はないのでアプリがなくても接続できます。
音質
音質は「EQ1+音楽モード」で評価しています。
弱ドンシャリ音質だがカナル型にしては低音が少し物足りない
JLab Go Pop ANC
商品のポイント
伸びや響きのある弱ドンシャリ音質
EQ3の低音ブーストで低音を強化できる
音楽&映画モード搭載

JLab Go Pop ANC | |
対応コーディック | SBC,AAC |
搭載ドライバー | 10㎜ダイナミックドライバー |
マイク性能 | 〇 |
低音域 | 〇 カナル型だと平均より少し弱めだが嫌な重さは一切ない |
中音域 | 〇 多少の荒さはあるがボーカルの伸びや響きをしっかり感じる |
高音域 | 〇 過不足なく特に書くことはありません |
全体の音質 | 〇 値段相応の音質中高音は少し荒さはあるが許容できる範囲 少し低音の弱さがあるがEQ3の低音ブーストを使用すると解決できます |
音質は低音高音が強めの弱ドンシャリ。値段相応の音質だが低音がカナル型にしてはちょっと物足りない。中高音との音のバランスで少し弱くしている感じなので低音好きな人には刺さらない重さ。
イコライザー&プリンセットで調整することもできますがEQ1だけで評価するなら平均かそれより少し低いぐらい。EQ3の低音ブーストやイコライザーで調整するなら6~7になるので自分で調整できるならした方がいいです。
中高音域はメリハリより音の響きや伸びを重要視した音質になっています。ボーカルに多少の荒さはありますが値段を考えるなら妥当な作りです。
他のイヤホンと比較してみる
両方とも値段以上の音質だから比べるのは酷な話だけど、音質だけなら「Victor HA-A6T-G」の方がバランスがいいし3,000円以下の「OPPO Enco Buds3 Pro」の方がクリアな音質。
音の伸びや響き迫力は「JLab Go Pop ANC」の方が感じられるが中高音の荒さが少し気になる。
ノイズキャンセリング&外音取り込み機能が搭載されていないから利便性はどうしても落ちるけど音のバランスや透明感なら上記の2つの方がいいでしょう。
以前レビューした同メーカーのワイヤレスイヤホン「JLab JBuds Pods ANC」と比べると音の荒さが目立つので1~2段ぐらい下の音質となっています。
値段が3,000円ぐらい違うのである程度の差はしょうがないですが個人的には「JLab JBuds Pods ANC」が使いやすくておすすめできます。
マイク性能
✅JLab Go Pop ANCのマイク性能
多少のこもりはあるが値段相応のマイク性能はあります。
ノイズキャンセリング&外音取り込み機能
JLab Go Pop ANC | |
ノイズキャンセリング | ◎ イヤーピース選びはかなり重要 エアコンの音は無くなるぐらいの性能はある |
外音取り込み | ◎ ホワイトノイズが多少あるが機械的ではない自然に近い音が聞こえる |
風切り音低減 | 非搭載 |
しっかりと軽減してくれるノイズキャンセリング性能がある
イヤーピース選びを間違わなければ値段相応に遮音してくれます。エアコンの音なら聞こえないレベルだと思ってください。
イヤーピースが耳にフィットしないとスキマが空くのか遮音性がかなり違うので吟味して選びましょう。
性能的には全体的にバランスよく遮音してくれる感じ。低音高音とで遮音性のばらつきはあまりない。
外音取り込み機能は平均以上
いままでレビューした商品の外音取り込み機能の平均よりはいい。
ホワイトノイズは多少あるものの機械的に聞こえるわけでもなく自然に近い音で聞こえます。
外で音楽を聴いているならホワイトノイズも気になりません。
アプリ機能


アプリ機能 |
・ノイズコントロール(ノイキャン・外音取り込み) ・イコライザー&プリンセット ・タッチコントロール ・音楽&映画モード ・セーフヒアリング(音量制限設定) ・アップデートの確認 |
※赤文字は初期設定した方がいい機能です
できることは少ないですが5,000円前後なら必要な機能は十分あります。
初期設定ではボタン操作の変更だけで大丈夫です。マルチポイントはイヤホンからの操作になります。アプリで変更はできないので注意してください。
まとめ:コスパがちょっといいワイヤレスイヤホン
JLab Go Pop ANC | |
参考価格 | 5,480円(税込み) |
対応コーディック | SBC,AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 |
防水規格 | IP55 |
ドライバー | 10㎜ダイナミックドライバー |
操作方法 | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン単体:最大7時間 ケース併用:最大24時間 |
急速充電 | 10分で1時間 |
マルチポイント | 搭載 |
ワイヤレス充電 | 非搭載 |
マイク性能 | 〇 |
音質 | 〇 |
ノイズキャンセリング | ◎ |
外音取り込み機能 | ◎ |
操作性 | 〇 |
アプリ | 「JLab」 |
カラーバリエーション | 複数種類あり |
GOOD | BAD |
・小さく軽いイヤホンとケースでどこに入れても邪魔にならない ・ノイズキャンセリング&外音取り込み機能搭載なのに5,000円ちょっとで購入できる ・ケース本体にUSBケーブルが付属されているので別々に持ち歩く必要がない ・アプリ機能でボタン操作が使いやすいように変更できる | ・低音部分がカナル型にしては物足りない ・USBケーブルがケース付属されているのが人によってはデメリットになる |
めちゃくちゃ悪い部分はないけどめちゃくちゃいい部分もないワイヤレスイヤホン。ノイキャンやマルチポイントなど必要な機能は搭載されているからコスパはちょっといい。
商品的には3,000円~5,000円前後のワイヤレスイヤホン探している人にはおすすめできる商品です。