以前購入したイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「JLab Flex Open Earbuds」からずっとこのメーカーの商品に注目してきましたが、最新の1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンが販売されたので購入しました。
2025年6月に発売されたのはカナル型ワイヤレスイヤホン「JLab JBuds Pods ANC」
実用的な機能は全部入っており1万円以下でも上位クラスに入る性能があります。個人的な感想ですがイヤホンのスタイリッシュなデザインも好きで音質もいい商品です。
最近ハズレ商品をあまり引きませんね。これって何か不吉の前兆かもしれない!?
✅「JLab JBuds Pods ANC」搭載機能
・マルチポイント&マルチペアリング
・ノイズキャンセリング
・外音取り込み機能
・アプリ機能
・ワイヤレス充電
・キーカスタマイズ
・インターバルタイマー
・空間オーディオ
・プリンセット&イコライザー
・連続再生時間最大56時間
基本的な機能は全部入っています。インターバルタイマーも搭載されているのでスポーツやる方はさらに便利。
GOOD | BAD |
・イヤホン単体で10時間の連続再生 ・実用的な機能はすべて入っており困ることはまずない ・低音が少し強めのドンシャリ音質で音に迫力がある ・映画モード×空間オーディオはライブ映像の最適解 ・スタイリッシュイヤホンってこれの事 ・HIITに使用できるインターバルタイマー搭載 | ・イヤホン本体に指紋がつきやすい |
欠点を探してもなかったので気になった指紋がつきやすいだけを書かせてもらいました。
「JLab JBuds Pods ANC」スペック
「JLab JBuds Pods ANC」 | 「Anker Soundcore P40i」 | |
参考価格 | 8,480円(税込み) | 7,980円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC | AAC,SBC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.4 | Bluetooth5.3 |
防水規格 | IP55 | IPX5 |
ドライバー | 11mmダイナミックドライバー | 11mmダイナミックドライバー |
操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン単体:最大10時間 ケース併用:最大56時間 (ANC不使用時) | ・通常モード:最大12時間 (イヤホン本体のみ) / 最大60時間 (充電ケース使用時) ・ノイズキャンセリングモード:最大10時間 (イヤホン本体のみ) / 最大50時間 (充電ケース使用時) ・通話:最大7時間 (イヤホン本体のみ) / 最大35時間 (充電ケース使用時) |
マルチポイント | 搭載 | 搭載 |
ワイヤレス充電 | 搭載 | 搭載 |
音質 | ◎ | ◎ |
マイク性能 | 〇 | ○ |
ノイズキャンセリング | ◎ | ◎◎ |
外音取り込み機能 | ◎ | 〇 |
操作性 | 〇 | ◎ |
アプリ | 「JLab」対応 | 「Soundcore」対応 |
カラーバリエーション | ブラック | オフホワイト・ブラック・ネイビー・パープル |
2025年7月31日まで使用できるクーポンを使って7,000円台で購入。スペック的には1万円以下の人気商品「Anker Soundcore P40i」「EarFun Air Pro 4」と同じレベルの性能があります。
音質は低音がちょっと強いドンシャリ音質。中音域が埋もれていないため迫力もありつつボーカルの声を楽しむことができます。
空間オーディオも搭載されておりこちらもしっかりとした性能がありました。
特に”空間オーディオ×映画モード”で聴くライブ映像は1万円台後半レベルの音質。映像の音質も合わさって本当にライブ会場にいるような音質になります。
他には「ノイズキャンセリング・外音取り込み・マルチポイント」も搭載されているため使っていて困ることはほぼありません。
アプリ機能は2機種よりできることは少ないですがあっちが多すぎるだけ。使う分には困ることはほぼありません。
個人的には1万円以下BEST5に入るぐらいの商品となっています。
「JLab」楽天公式ストアから2025年7月31にまで使用できる「JLab」全商品が対象の10%OFFクーポンが配布中。
期間限定なのでご注意ください。
「JLab JBuds Pods ANC」の特徴的な機能
![]() 【P5倍】ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリング 防水 iPhone コンパクト イヤホン Bluetooth JLab JBuds Pods ANC マイク付き ノイキャン ながら聴き 外の音が聞こえる 外音取り込み ノイズキャンセリングイヤホン 公式2年保証 ブラック 黒 ノイキャンイヤホン |
・最大56時間の長時間再生
・インターバルタイマーをアプリ機能に搭載
・音楽&映画モード
・空間オーディオ
ノイズキャンセリング&外音取り込み機能などの基本的な性能に加えて、長時間再生や空間オーディオを搭載。
なかでも運動に便利なインターバルタイマーが搭載されています。アプリ機能のキーカスタマイズからイヤホンだけで操作することも可能となっているので外でも家でも使用可能です。
ケースとイヤホン
「JLab JBuds Pods ANC」 | |
ケースタイプ | 置き型 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
USB急速充電 | 10分で2時間 |
ケースの大きさ(高さ×奥行き×横幅)mm | 46.5×28.0×60.6 |
イヤホンの重さ | イヤホン片耳約4.4g/ケース込み約47.8g |
操作方法 | タッチセンサー |
他 | 右側面にUSB充電端子/後ろに接続・リセットボタン |
指紋や汚れはつきにくくキズはつきやすい
汚れとか指紋はつきにくいけどキズはつきやすいタイプ。なるべくカバンに入れて持ち運ぶことを推奨します。
ケースのラインプはイヤホン充電中は青ランプ点灯、ケース充電中は白ランプ点灯します。
スタイリッシュだがイヤホン本体に指紋がつきやすい
先端が細くなっていくスタイリッシュなデザインだが操作部分に指紋がつきやすいのが少し気になる。
タッチセンサーはJLabのロゴ部分にあり触る感じで操作することもできます。大きさも一般的なカナル型となっています。
最大56時間の連続再生とワイヤレス充電に対応
急速充電とワイヤレス充電にも対応。急速充電は10分で2時間充電が可能になっています。
連続再生時間も長くイヤホン単体で最大10時間、ケース併用で56時間となっています。ノイズキャンセリングの仕様で多少短くなりますがそれでも30時間以上は使用可能です。
装着感と操作性
「JLab JBuds Pods ANC」 | |
装着感 | 〇 一般的なカナル型の装着感 |
操作性 | 〇 マルチポイントの切り替えに3秒ほどタイムラグがある |
ボタンの反応 | ◎ ボタン反応もよくズレもほぼない |
ボタン操作の音の有無 | 無し |
「装着感・操作性・ボタン反応」は普通
悪いところは一切ありません。イヤホン本体の大きさも一般的な大きさなので装着感もいいですし、タッチセンサーが反応しにくいとか押しにくいなんてこともありませんでした。
ボタン反応もいいので特に不満な点は無いです。
マルチポイントは自動着替え式
2台目を操作して音を出そうとすると1台目が音を再生していたのなら停止、2台目の音を再生する仕組みになっています。タイムラグは3秒ほどありますが自動切換えのため手間は無いです。
両方から音を出すことはできない仕様なので注意してください。
マルチポイントの接続方法
1.1台目のBluetoothをOFFにする
2.2台目のBluetoothの接続する準備をする
3.ケースから取り出し左右のイヤホンの操作部分を長押しする
4.2台目を接続したら1台目のBluetoothをONに戻す
1台目のBluetoothをOFFにしてから2台目の接続設定をしてください。アプリからの操作は一切ありません。
音質
デフォルト設定されているEQ1で音質評価しています。
イコライザーのフラット状態で聴いた音質とはまた違ってきますのでご注意ください。
低音強めのドンシャリ音質
「JLab JBuds Pods ANC」 | |
対応コーディック | SBC,AAC |
搭載ドライバー | 11㎜ダイナミックドライバー |
マイク性能 | 〇 声のこもりも少なくちゃんと使える性能 |
低音域 | ◎ 音の厚みと重さをしっかり感じる作りをしている。 |
中音域 | 〇 楽器とボーカルの距離感は一緒ぐらい。荒さも感じずしっかりとした作りがあります。 |
高音域 | 〇 音の荒さもなく刺さることもない。楽器やボーカルの音の伸びや余韻が感じられる。 |
全体の音質 | ◎ 迫力のある音質ながらも楽器とボーカルとのバランスがいい。特に中高音域が低音に引っ張られることのなくクリアな音質なのは評価が高い。 |
低音は厚みを感じる重さがしっかりあり1万円以下でも上位の作りをしている。中音域は過不足なく聞ける距離感もバランスよく悪いところがありません。
高音は楽器の再現もできており刺さることなく聴けます。低音に引っ張られることもなく音の伸びや余韻が感じられ、メリハリより柔らかさが印象に残る音質です。
”back number”の「ブルーアンバー」を聴いてみると中高音の音の響きや伸びをハッキリと感じます。
1万円以下でこれぐらいの音質はあってほしいと思う要求レベルの少し上。1万台後半だとよくあるような音質です。
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期間限定なのでご注意ください。
空間オーディオ


空間オーディオの組み合わせはイコライザー次第で無限ですが、イコライザーを考えない組み合わせ2つを紹介します。
音楽モード×空間オーディオ
映画モード×空間オーディオ
ここにイコライザーも絡んできますが、それやっちゃうと無限に音質を作れちゃうので今回はEQ1だけの検証にさせてもらいます。
音楽モード×空間オーディオ
デフォルト設定の組み合わせ。音の距離感がグッと近づくので音量には注意。低音より中高音域の響きが特に上がっている作り。
空間の広がりはさほど感じないが楽器との距離感近いく小規模スタジオに近い印象の音質になります。
空間オーディオとしては1万円以下でもしっかりとした性能の高さです。
「Redmi Buds 6 Pro」と比べると音の広がりは「Redmi Buds 6 Pro」の方がいい。ボーカルの距離感が少し遠くなるが楽器が手前に来て奥から声が聞こえる感じで空間の広さを再現している。
ただ、これは好みになるのでどっちが上とかはあまりない。
楽器の響きと音のバランスなら「JLab JBuds Pods ANC」小規模スタジオみたいな感じ
楽器の距離が近く空間の広さをボーカルの距離感で表現しているのが「Redmi Buds 6 Pro」テレビの音楽番組のスタジオみたいな感じ
ワイヤレスイヤホンの性能もそこまで大きく違いがないのでどっちを選んでもいいです。
映画モード×空間オーディオ
ある意味凶悪なコンボ。使い方によってはかなり化けます。
音楽のライブ動画を聴いているような音質になりますが音楽だけだと「音楽モード×空間オーディオ」とそこまで大きく違いがありません。
このモードで実際に音楽ライブの動画を視聴した時にその変化の大きさを感じる作りになっています。
特に中高音域の音の響きがさらに強化されています。ボーカルの伸びも良くライブ映像をさらに楽しむことができます。
以前紹介した1万円以上のワイヤレスイヤホン「AVIOT TE-A1」の”3Ⅾオーディオ×liveのプリンセット”の匹敵する音質です。
「AVIOT TE-A1」は低音の厚みと重みが増している音質になりましたが「JLab JBuds Pods ANC」は中高音域が化ける音質でした。
好みにもよりますが中高音の響きが好きな方は「JLab JBuds Pods ANC」の方が音質はいいと感じるでしょう。
イコライザー&プリンセットは合計で4つ




デフォルトはEQ1で設定されています。EQ2はバランス型、EQ3は低音メインの音質になっています。
イコライザーで一から調整することも可能ですが「JLab」の音質はイコライザーで調整するのがかなり難しいのでオススメはしません。
無難にEQ1でも使っておきましょう。
マイク性能はいい
✅「JLab JBuds Pods ANC」マイク性能
イヤーカフ型の「JLab Flex Open Earbuds」のマイク性能はハッキリってひどかったですが、「JLab JBuds Pods ANC」はしっかりしている。
これぐらいなら相手にも迷惑かけないレベルです。
ノイズキャンセリング&外音取り込み機能
「JLab JBuds Pods ANC」 | |
ノイズキャンセリング | ◎ 平均以上だがトップクラスには少し足りない |
外音取り込み | ◎ 静かな場所だと多少のホワイトノイズがあるが外だと気にならない |
風切り音低減 | 非搭載 |
ノイズキャンセリングは過不足なく使用できる
家ではエアコンの音は完全に消えますし外ではほとんどの音をシャットアウトしてくれます。車は4mぐらい近くに来ないとわからないので注意してください。
性能としては低音の減音はしっかりしており音楽をノイズキャンセリング越しに聴くとかなり相殺されています。
そのかわり高音部分の減音は控えめ。しっかり聞こえるわけではないは完全に相殺することもできなさそうです。
全体的なノイズキャンセリングの性能はしっかりしているので使っていて困ることはほぼないでしょう。
外音取り込み機能は平均以上だが
静かな場所だと多少のホワイトノイズを感じるが外だと気にならないレベルで感じます。
減音もほとんどないですが、少しだけ声が機械的な音になっています。気にしなければ気にならないレベルですが一応書いておきます。
アプリ機能
アプリ機能 |
・ノイズコントロール(ノイキャン・外音取り込み・ノーマル) ・インターバルタイマー ・イコライザー&プリンセット ・空間オーディオONOFF ・音楽&映画モード ・タッチコントロール ・セーフヒアリング(音量制限機能) |
初期設定しておいた方がいい機能は赤文字です。1画面でほぼすべてできるようになっているので画面操作の手間は少なめ。
イヤホンを探す機能とかは無いですが、Appleのワイヤレスイヤホン以外は音が鳴るだけのものも多いのでそこまで必要としていません。
初期設定だとタッチコントロールで操作ボタンは変更しておいた方が便利です。他は使いながら変更してください。
HIITにうれしいインターバルタイマー機能搭載


アプリ機能から操作することもできますし、イヤホンのキーカスタマイズで本体操作することもできます。
初期設定はアプリ機能でやった方がいいですが、自宅でHIITや軽い運動をするのに便利です。
ただし、あまりに激しいHIITだと耳から外れる可能性があるので注意してください。
タッチコントロールの変更は絶対に必要
初期設定だとボタンの割り振りがされていない箇所も多く使い勝手が悪いです。
絶対とは言いませんが操作変更はしておいた方がいい。通話と音楽・映画モード以外の操作変更はできるので購入したら使いやすいように変更しておきましょう。
まとめ:性能のバランスがいい優良ワイヤレスイヤホン
「JLab JBuds Pods ANC」 | |
値段(定価) | 8,480円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.4 |
防水規格 | IP55 |
ドライバー | 11mmダイナミックドライバー |
操作方法 | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン単体:最大10時間 ケース併用:最大56時間 (ANC不使用時) |
マルチポイント | 搭載 |
ワイヤレス充電 | 搭載 |
音質 | ◎ |
マイク性能 | 〇 |
ノイズキャンセリング | ◎ |
外音取り込み機能 | ◎ |
操作性 | 〇 |
アプリ | 「JLab」対応 |
カラーバリエーション | ブラック |
GOOD | BAD |
・イヤホン単体で10時間の連続再生 ・実用的な機能はすべて入っており困ることはまずない ・低音が少し強めのドンシャリ音質で音に迫力がある ・映画モード×空間オーディオはライブ映像の最適解 ・スタイリッシュイヤホンってこれの事 ・HIITに使用できるインターバルタイマー搭載 | ・イヤホン本体に指紋がつきやすい |
高いデザイン性としっかりした性能のあるワイヤレスイヤホンでした。過不足なく必要な機能があるため万人が使いやすいように考えられています。
音質はドンシャリ音質なので好みにもよりますが、音に迫力があり聴いていて楽しい音質です。
個人的には映画やライブ映像をよく観るので”空間オーディオ×映画モード”しか使わないぐらい気に入っています。
「JLab」楽天公式ストアから2025年7月31にまで使用できる「JLab」全商品が対象の10%OFFクーポンが配布中。
期間限定なのでご注意ください。