有線イヤホンでもワイヤレスでも気になっていたメーカーの”水月雨”の商品
メーカー商品で初めて購入したのが今回のイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「Moondrop Pill」になります。
発売してから半年近くになりますがかなり人気が高く1万円以下イヤーカフ型だとたいていオススメ商品に名前が上がっています。
結論から言うとイヤーカフ型としてはかなり当たりの商品。とにかく音質が良く聴いていて楽しくなる作りでした。

✅「水月雨 Moondrop Pill」搭載機能
・アプリ機能
・プリンセット&イコライザー(イコライザーはユーザー登録必須)
・ゲームモード(55㎳)
・アプリで音量調整
・マルチポイント&マルチペアリング
| GOOD | BAD |
| ・中音域の作りが1万円以下でトップレベル ・13㎜ダイナミックドライバー搭載で低音に聴きごたえがある ・片手でも開けられる回転式のケース ・左右どちらに入れても充電できるイヤホン本体 | ・音量調整がイヤホン本体でできない ・基本設定でイコライザー機能がないため音質のカスタマイズ性はない |
「水月雨 Moondrop Pill」

水月雨 Moondrop Pill | EarFun Clip | |
| 参考価格 | 6,750円(税込み) | 7,990円(税込み) |
| 対応コーディック | SBC.AAC | SBC.AAC.LDAC |
| Bluetooth規格 | Bluetooth6.0 | Bluetooth6.0 |
| 防水規格 | IPX4 | IP55 |
| ドライバー | 13mm円形低歪みダイナミックドライバー | 10.8mmカーボンファイバー複合膜ドライバー |
| 操作方法 | タッチセンサー | 物理ボタン |
| 連続再生時間 | イヤホン単体:8時間 ケース併用:28時間 | イヤホン単体:10時間 ケース併用:40時間 (LDAC不使用時) |
| 急速充電 | フル充電約2時間 | 10分で2.5時間 |
| マルチポイント | 搭載 | 搭載 |
| ワイヤレス充電 | 非搭載 | 非搭載 |
| 音質 | ◎ | ◎ |
| マイク性能 | 〇 | 〇 |
| 操作性 | 〇 | ◎◎ |
| アプリ | 「MOONDROP」 | 「EarFun Audio」 |
| カラーバリエーション | レッド&ホワイト・ブラック・グリーン | ホワイト・ネイビー |
水月雨初のイヤーカフ型ですがスペック的には値段相応の性能。
少しだけケース併用の連続再生時間が他のイヤーカフと比べると短いですが、イヤホン本体の連続再生時間は8時間と長めに調整されています。
音質はタイトルにも書きましたがボーカルがメインの中音域がかなり作りこまれている。音の繊細さもありながら聴きやすく迫力も忘れていないダイナミックな作りです。
製品の注意点としてはアプリ機能でできることはかなり少ない。ボタン変更はできず、イコライザー機能もアプリのユーザー登録が必須。微妙に扱いづらくなっています。
そういった意味では音質に特化しているとも言えるイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンになります。
「水月雨 Moondrop Pill」特徴

・大型の 13mm円形低歪みダイナミックドライバー搭載
・左右どちらにも収納できるイヤホン本体とケース
・DSP機能で世界中のユーザーが作った音質をダウンロード
使っていて特徴的な部分をピックアップしました。ケースはもう見た感じ特徴しかない。
音質に直結することが多いドライバーも注目してほしい。13㎜と大型なドライバーにありがちな低音域は強くて中高音域の作りが雑ってことがありませんでした。
DSP機能も様々なチューニングを試せるので楽しかったです。ただ、DSPは扱いづらい部分もあったのでそこは注意してほしい。
ケースとイヤホン

| 水月雨 Moondrop Pill | |
| ケースタイプ | 持ち型 |
| ワイヤレス充電 | 非対応 |
| USB急速充電 | フル充電約2時間 |
| ケースの大きさ(高さ×奥行き×横幅)mm | 36.5×39.8×89.0 |
| イヤホンの重さ | イヤホン片耳約5.0g/ケース込み約60.7g |
| 操作方法 | タッチセンサー |
| その他 | ケース底にUSB端子と接続/リセットボタンあり |
回転式で片手でも開閉可能なケース



クスリのカプセルのようなケース。他と比べると60gと少し重く大きめのケースになっています。
大きいというか横長って印象です。
回し方は二通りある

側面に設定されている回しレバーを回すか指ではじいて回転させてイヤホン本体を取り出します。

指ではじいた方が片手で開けれるのでそっちの方が楽です。蓋を回転させると重心が安定するのか机に置いて取り出すこともできます。
充電中はケースの開け閉めができないので注意

回転式の影響でUSBを刺すと開け閉めができなくなります。
アーチ部分が広めにとられているイヤホン本体





形としてはU型イヤーカフ型の一般的な作り。左右の表記も書いてありわかりやすくなっています。
音が出る部分が大きめに設計されている

左から2番目が「水月雨 Moondrop Pill」ですが他と比べても比較的大きく横長の設計になっています。
今までで一番大きい「SOUNDPEATS Clip1」ですが横長って考えると同じぐらいの面積。大きさで音質の良し悪しは判断できませんが使用しているドライバーの大きさだけはなんとなくわかる。
左右どちらを入れても充電できるタイプ
左右の表記がイヤホン本体にはありますがケースには表記されていません。LRどっちもイヤホンに収納することができます。
ただし、操作方法が自動で変更されるわけではないので注意が必要。
✅似たような左右どっちでもいれれるイヤーカフ型
・「SOUNDPEATS Clip1」
・「Earaku AirCuff F306」
・「SOUNDPEATS UU」
一例ですが上記の商品は左右どっちらでもケースに入れて充電できるタイプです。中には自動で左右どちらに装着したかを判断してボタンを変更してくれるものまであります。
マルチペアリングはアプリが必須

初期設定ではマルチペアリング設定はOFFになっています。
2台同時接続をしたいならアプリ機能は必須です。
マルチペアリングは音が出ていると切り替えしてくれないタイプ
ペアリングの仕様は割り込み式ではなく独立タイプ。1台目を操作中に2台目を使用しても音の切り替えはしてくれません。
ただし、1台目で音を出していない場合は自動で切り替えしてくれます。
このタイプはパソコンとスマホで使用していた場合、パソコン使用中はスマホ通知がわからないこともあるので注意してください。
✅2台目の接続方法は以下の通り
1.アプリ機能でデュアルデバイスをONにする
2.1台目のBluetoothをOFFにする
3.2台目のBluetoothの接続する準備をする
4.ケースから取り出し2台目を操作する
5.2台目を接続したら1台目のBluetoothをONに戻す
操作性と装着感

| 水月雨 Moondrop Pill | |
| 装着感 | ◎ アーチ部分に余裕があり装着感がいい |
| 操作性 | 〇 ボタンカスタマイズなどは無いが反応も良く操作しやすい |
| ボタンの反応 | 〇 過不足なし |
| ボタン操作の音の有無 | あり |
装着感は挟んでいる感が少ないわりに運動しても落ちないのでしっかりしています。
操作性に関して言えばそこまで高くりません。アプリ機能でのボタンカスタマイズが無く、音量調整もイヤホン本体から操作することができません。
タッチセンサーの反応はいいものの「EarFun Clip」と比べるとやや利便性は落ちます。
音量調整はイヤホン本体からできないのは少し不便
イヤホン本体からの音量調整はできません。すべて接続機器からの変更になります。
アプリからも変更できますが、アプリを起動して変更するぐらいならスマホを操作した方が速い。
外だと場所によって音量調整したい時でもスマホからじゃないとできないのは少し不便です。
音漏れは音量8割ぐらいからあり

大音量で聴くには向いていませんでした。8割ぐらいの音量でちょっと音漏れしており音量Maxだとダダ漏れ。
満員電車だと隣の人に音が聞こえるかもしれないので社畜の方は注意してください。
連続再生時間はイヤホン単体で最大8時間

音質

「AAC+初期設定”Reference”」で音質を評価しています。
イヤーカフ型の中音域の作りがかなり繊細
水月雨 Moondrop Pill
商品のポイント
中音域の作りが1万円以下トップクラス
解像度が高くクリア音質
DSPで世界中のユーザーの音質を体験できる

| 水月雨 Moondrop Pill | |
| 対応コーディック | SBC.AAC |
| 搭載ドライバー | 13mm円形低歪みダイナミックドライバー |
| マイク性能 | 〇 |
| 低音域 | 〇 ある程度の重さを作りつつ重すぎない作り 厚みはイヤーカフ型としてそれなりって印象 |
| 中音域 | ◎ 繊細ながら力強いボーカルの声を再現 響きや広がりは抑えめで作られている |
| 高音域 | 〇 カナル型より音の再現度が高く刺さることもないかなりいい音質 |
| 全体の音質 | ◎ 1万円以下イヤーカフ型で中音域は1・2を争う作り 中音域をメインにしつつも低音高音もしっかりと押さえている |
中音域の作りが特に高く、1万円以下のイヤーカフではこれ以上の商品は今まで購入したことがありません。
繊細でクリアながらもしっかりとした迫力のある中音域で、低音も13㎜の大型ドライバーでしっかりと重さを感じます。高音部分も過不足なく再現度が高いため音質の欠点はないと言ってもいいでしょう。
中高音域が特にしっかりしている「EarFun Clip」と比べても中音域は半段ぐらい上。高音域が半段ぐらい下って感じの印象です。
個人的にはJPOPなら「水月雨 Moondrop Pill」の方がボーカルが際立ち聴きやすいと感じました。
基本設定の音質モードが3つある

画像のように3つの音質から変更できます。他のメーカーだとプリンセットって感じ。
低音の強弱を変更ができるので、少し物足りないやもう少し軽くていい方は使ってみてください。
マイク性能は普通より少し上

✅「水月雨 Moondrop Pill」マイク性能テスト
マイク性能は高め。変にこもった声や刺さりやすい音声になっていません。
相手の声も自然に聞こえるので聴きやすい部類のマイク性能です。
アプリ機能


| メイン画面 |
| ・音量調整(スマホ音量) ・その他の設定(音量調整・デュアルデバイス接続) ・チューニング変更 ・オンラインインタラクションDSP ・ユーザーガイド |
マルチペアリングを使用するならアプリ機能は必須。そうでないなら無くても問題がありません。
使うとしたらDSPですが中国語メインで何を書いてあるのかわからないので一つづつ確認するしかない状況です。
オンラインインタラクションDSP


世界中のユーザーがチューニングした音質を楽しむ機能。前に紹介した3,000円以下の”TOZO”ワイヤレスイヤホンにも同じような機能がありました。
ダウンロードするだけなので簡単に使用することができますが、中国語表記が多く何が書いてあるかわかりません。一つづつ確認しましょう。
ちなみに自分自身がチューニングした音質もアップロードできますがその場合はユーザー登録をしないといけません。
めんどくさかったら登録しなくてもアプリ機能自体は使用できるので登録しなくても問題ないです。アプリが無い弊害はアップデートができない事ぐらいなので。
まとめ:ボーカルに特化した作りは日本の音楽向きの音質

水月雨 Moondrop Pill | |
| 参考価格 | 6,750円(税込み) |
| 対応コーディック | SBC.AAC |
| Bluetooth規格 | Bluetooth6.0 |
| 防水規格 | IPX4 |
| ドライバー | 13mm円形低歪みダイナミックドライバー |
| 操作方法 | タッチセンサー |
| 連続再生時間 | イヤホン単体:8時間 ケース併用:28時間 |
| 急速充電 | フル充電約2時間 |
| マルチポイント | 搭載 |
| ワイヤレス充電 | 非搭載 |
| 音質 | ◎ |
| マイク性能 | 〇 |
| 操作性 | 〇 |
| アプリ | 「MOONDROP」 |
| カラーバリエーション | レッド&ホワイト・ブラック・グリーン |
| GOOD | BAD |
| ・中音域の作りが1万円以下でトップレベル ・13㎜ダイナミックドライバー搭載で低音に聴きごたえがある ・片手でも開けられる回転式のケース ・左右どちらに入れても充電できるイヤホン本体 | ・音量調整がイヤホン本体でできない ・基本設定でイコライザー機能がないため音質のカスタマイズ性はない |
これは人気な理由がわかる。これだけ中音域がしっかりしているとボーカルの声がハッキリと聞き取れる音質。操作性は少し悪いですがそれを帳消しにしてくれるレベルの作りです。
1万円以下イヤーカフ型ワイヤレスイヤホンの中では音質だけでおすすめできます。




