「QCY Crossky C30S」と「QCY Crossky C50」を比較してわかったこと7点

QCYイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンのU型とC型を両方レビューしたので比較していきます。

意外と比較しないとわからないことも多いので参考にしてみてください。

値段が少し安くなっている「QCY Crossky C30」も購入しましたが「QCY Crossky C30S」の方がスペックが上なので比較対象にしています。

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「QCY Crossky C30S」「QCY Crossky C50」スペック

QCY Crossky C50

QCY Crossky C30S

値段(参考価格)6,580円(税込み)7,880円(税込み)
対応コーディックSBC.AACSBC.AAC,LDAC
‎‎Bluetooth規格Bluetooth6.0Bluetooth6.0
防水規格IPX5IPX5
ドライバー10.8mmデュアルマグネットドライバー10.8mmデュアルマグネットドライバー
操作方法タッチセンサータッチセンサー
連続再生時間イヤホン単体:7.5時間

ケース併用:35時間

イヤホン単体:6時間

ケース併用:40時間

急速充電記載無し10分で1時間
マルチポイント搭載搭載
ワイヤレス充電非搭載非搭載
音質
マイク性能
操作性
アプリ「QCY」「QCY」
カラーバリエーショングレー・ホワイトシルバー・レッド

QCY Crossky C50

GOODBAD
・全体のバランスがしっかりしている高い音質

・感度の調整が可能なタッチセンサー操作

・耳への負担が少ないやわらかい装着感

・出来ることが多彩なアプリ機能

・汚れも指紋もキズもつきにくいケース

・左右同一タイプのイヤホンで左右の自動検出も搭載されている

・特にありません

QCY Crossky C30S

GOODBAD
・LDAC対応でよりクリアな音質に

・低音の厚みを感じつつ中高音が心地いい高音質

・それなりにしっかりした空間オーディオ

・連続再生時間が最大40時間と長い

・LDAC使用中に2台同時接続が使用可能

・アプリ機能が充実している

・空間オーディオ使用中はLDAC使用できない

・イヤホンデザインは「QCY Crossky C30」の使いまわし

・イヤホンを探す機能はBluetooth接続していないと使用できない

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比較してわかったこと7点

1.音質はほぼ一緒

2.LDACは「QCY Crossky C30S」のみに搭載されている

3.ダイナミックEQは「QCY Crossky C50」のみ搭載されている

4.「操作性・アプリ機能・マイク性能」に大きな差はない

5.装着感は両方とも柔らかく付け心地がいいがスポーツするなら「QCY Crossky C30S」の方がいい

6.左右同一タイプのイヤホンは「QCY Crossky C50」だけ

7.ケースはレザー製品に似た「QCY Crossky C50」がキズも汚れもつきにくい

音質はほぼ一緒

QCY Crossky C50

商品のポイント

しっかりとした厚みのある低音

ダイナミックEQで低音が1段上に

全体的に柔らかめの音質

低音
6
中音
6
高音
6
解像度
6
総合
6

QCY Crossky C30S

QCY Crossky C30Sポイント

ハイレゾ相当の対応コーディックで解析度上昇

中高音域がより聴きやすくなった

低音域がイヤーカフ型としてはかなりしっかりしている

低音
6
中音
6
高音
6
解像度
6
総合
6
初期設定のデフォルト音質は同じ作りをしています。全体的に柔らかめでバランスの良い作りをしており非常に聴きやすい音質です。
ここにそれぞれの機能設定を組み合わせることで個性を出しています。

LDACは「QCY Crossky C30S」のみに搭載されている

ハイレゾ相当の対応コーディックLDACは「QCY Crossky C30S」にみ対応しており、使用すると中高音域がよりクリアになり解像度が上がったことがわかります。

無くても音質的には問題ないですが、あると違うとわかるぐらいの差はあるため使用できるなら使った方がいいです。

ただしいくつか使いにくい部分もある。

1.空間オーディオ使用中は使用できない

2.接続距離が短くなる

マルチポイント&マルチペアリング使用中でもLDACは使えるので空間オーディオさえ使用しなければいいだけ。

空間オーディオ自体も聴けるレベルに作られているのであとはお好みで選んでくださいとしか言えない。

ダイナミックEQは「QCY Crossky C50」のみ搭載されている

低音の厚みと深みが一段増すダイナミックEQですが「QCY Crossky C50」のみに搭載されています。

使用すると低音が1段上の音質になるので、低音が好きな方はぜひ使ってほしい機能です。

初期設定ではOFFになっているためアプリ機能で変更が必要ですが、他の機能に影響しないため常にONでも全然OKです。

「操作性・アプリ機能・マイク性能」に大きな差はない

正直大きな差はありません。両方ともタッチセンサー搭載で操作できるボタンの数も「3タップ」までになっています。

アプリ機能も大きな差なく細かな違いのみ。マイク性能も一緒で誤差の範囲で多少の違いしかありませんでした。

装着感は両方とも柔らかく付け心地がいいがスポーツするなら「QCY Crossky C30S」の方がいい

両方とも柔らかい装着感ですが、「QCY Crossky C50」は柔らかすぎてランニングなどの激しくカラダを動かすスポーツだと汗でズレる可能性があります。

その分同じ装着感でも多少挟む感覚がある「QCY Crossky C30S」の方がしっかりとした装着感があります。

日常で使う分には両方とも問題ないですが、スポーツで使う予定があるなら「QCY Crossky C30S」にしておきましょう。

左右同一タイプのイヤホンは「QCY Crossky C50」だけ

片耳使用者には便利な左右同一タイプのイヤホンは「QCY Crossky C50」のみで「QCY Crossky C30S」は左右の違いがあります。

この機能は片耳で使用しない人にとってはあまり意味が無いですが、片耳使用だと長時間使用がかなりできます。自動で左右の判断もしてくれるため操作を変更されることがなく手間もありません。

違うメーカーになりますが左右同一タイプのイヤホンは他にもレビューしているのでよかったらご覧ください。

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ケースはレザー製品に似た「QCY Crossky C50」がキズも汚れもつきにくい

ケースは好き嫌いになりますが、レザー製品に似たケースはキズも指紋もつきにくいのでオススメです。

高級感もあるので個人的には好きなケースタイプになります。

「QCY Crossky C30S」のケースも指紋と汚れが目立ちにくいですが、少し安っぽい印象のケースにみえます。

悪くないですがレザー仕様はやっぱり高級感が違う。

まとめ:U型とC型の違いはあるが両方とも値段以上の商品

両方とも値段以上の商品だと感じました。選び方としてはこんな感じでいいと思います。

低音が好き

→ダイナミックEQ搭載「QCY Crossky C50」

中高音がクリアな方がいい

→ハイレゾ相当の対応コーディック”LDAC”搭載「QCY Crossky C30S」

普段使いで使用する

→どちらでもいい

スポーツで使用する

→装着感が柔らかくもしっかりしている「QCY Crossky C30S」

LDACやダイナミックEQの違いがあるのでどっちを選ぶかは好みにあわせてください。

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