イヤーカフ型ワイヤレスイヤホンは値段の高いものが多いですが、1万円以下の商品も数多く販売されています。ただし、性能にかなりばらつきがありおすすめできない商品も多い。
今回紹介する商品は今までレビューした中でおすすめできる商品をピックアップして紹介します。
後続機やおすすめできる商品があったらレビュー後に随時追加&削除していく予定です。
✅追加&削除
・2025年6月「QCY Crossky C30」削除
・2025年7月「EarFun Clip」追加
・2025年8月「Baseus Bowie MC1」追加
・2025年8月「SOUNDPEATS UU」削除
・2025年8月「QCY Crossky C50」追加
イヤーカフ型のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・耳を塞がないので蒸れることがない ・周辺音が聞こえるのでカナル型より安全性がある ・メガネに干渉しないので邪魔にならない | ・遮音性はない ・イヤリングに干渉しやすい ・耳から離れるため音質が悪くなりがち |
耳を塞がない構造をしているので周りの環境音や人の会話が聞こえるようになっています。ただし、周辺音が音楽と一緒に耳に入ってくるので音質はカナル型ワイヤレスイヤホンより低くなりがちです。
イヤーカフ型はイヤリングのように装着するのでメガネの邪魔になりません。逆にマスクのヒモの部分が付け外しの特に少しだけ邪魔なったりイヤリングをしていると干渉することがあります。
音質面で選ぶなならカナル型一択ですが利便性や操作性はイヤーカフ型の方が高い商品が多いので日常的に使うならおすすめの製品になっています。
オープンイヤー型も耳を塞がない製品ですが、イヤホン本体が大きくなりがちなので持ち運びには向かない。その分機能面が充実している商品が多いので、ケースの大きさがや耳に掛ける構造が気にならない方におすすめです。
おすすめイヤーカフ型比較表
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商品名 | QCY Crossky C30S | QCY Crossky C50 | EarFun Clip | ※SOUNDPEATS CC | JLab Flex Open Earbuds | Anker Soundcore C30i | Baseus Bowie MC1 |
タイプ | C型 | U型 | U型 | C型 | U型 | C型 | U型 |
Bluetooth | Bluetooth6.0 | Bluetooth6.0 | Bluetooth6.0 | Bluetooth5.4 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.4 |
対応コーディック | SBC .AAC.LDAC | SBC , AAC | SBC .AAC.LDAC | SBC , AAC | SBC | SBC , AAC | SBC , AAC |
防水規格 | IPX5 | IPX5 | IP55 | IPX5 | IPX4 | IPX4 | IP57 |
連続再生時間 | ケース併用最大40時間 | ケース併用最大35時間 | ケース併用最大40時間 | ケース併用最大24時間 | ケース併用最大21時間 | ケーキ併用最大30時間 | ケース併用最大40時間 |
急速充電 | 10分で1時間 | 記載無し | 10分で2.5時間 | 10分で2時間 | 記載無し | 10分で3時間 | 10分で2時間 |
マルチポイント | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
音質 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ |
マイク性能 | 〇 | ○ | 〇 | 〇 | △ | ◎ | 〇 |
操作性 | 〇 | 〇 | ◎◎ | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
アプリ機能 | 「QCY」対応 | 「QCY」 | 「EarFun Audio」 | 「PeatsAudio」対応 | 「JLab」対応 | 「Soundcore」 | 「Baseus」 |
※2025年7月にLDAC対応の新モデル登場。現モデルと値段はほぼ変わらずに今後は新モデルのみの販売になります。
1万円以下イヤーカフ型ワイヤレスイヤホンランク別表
A(優秀) | A- | B(普通) | B- | |
音質 | SOUNDPEATS CC QCY Crossky C30S EarFun Clip Baseus Bowie MC1 QCY Crossky C50 | JLab Flex Open Earbuds Anker Soundcore C30i radius HP-H10BT | SOUNDPEATS UU Edifier R1 | king lucky i121 |
操作性 | SOUNDPEATS UU EarFun Clip Baseus Bowie MC1 | SOUNDPEATS CC Anker Soundcore C30i JLab Flex Open Earbuds QCY Crossky C30S QCY Crossky C50 | Edifier R1 king lucky i121 | radius HP-H10BT |
装着感 | SOUNDPEATS UU radius HP-H10BT QCY Crossky C30S EarFun Clip Baseus Bowie MC1 QCY Crossky C50 | Anker Soundcore C30i JLab Flex Open Earbuds SOUNDPEATS CC | Edifier R1 king lucky i121 | |
アプリ機能 | QCY Crossky C30S EarFun Clip QCY Crossky C50 | SOUNDPEATS CC SOUNDPEATS UU JLab Flex Open Earbuds | Edifier R1 Baseus Bowie MC1 | Anker Soundcore C30i |
コストパフォーマンス | SOUNDPEATS CC QCY Crossky C30S EarFun Clip Baseus Bowie MC1 QCY Crossky C50 | Anker Soundcore C30i JLab Flex Open Earbuds SOUNDPEATS UU | Edifier R1 king lucky i121 radius HP-H10BT |
備考「king lucky i121」「radius HP-H10BT」アプリ非対応
✅おすすめ以外の1万円以下イヤーカフ型
JLab Flex Open Earbuds

対応コーディック | SBC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 |
防水規格 | IPX4 |
ドライバー | 12mm ダイナミックドライバー |
操作方法 | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン単体:7時間 ケース併用:21時間 |
急速充電 | ✕ |
マルチポイント | 〇 |
ワイヤレス充電 | ✕ |
3Ⅾオーディオ | 非搭載 |
音質 | ◎ |
マイク性能 | △ |
操作性 | 〇 |
アプリ | 「JLab」 |
カラーバリエーション | ブラック・ティール |
GOOD | BAD |
・キレキレの音質で細かな楽器の表現まで聞こえる ・親指操作やつまんで操作しやすいイヤホン本体 ・耳にしっかりとフィットし動いてもずれにくい ・EQ1は弱ドンシャリEQ2はフラット音質と2種類の音質を楽しむことができる | ・マイク性能が5,000円前後のワイヤレスイヤホンと同程度に低い |
アメリカで一番売れているステレオイヤホンメーカーJLabのイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン。Uの形をしたイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンで操作部分がロゴになっており、C型のイヤーカフと比べると操作しやすくなっています。
12mm ダイナミックドライバーを搭載しているが低音と高音のバランスがよくキレキレの音質が特徴。音の響きや広がりは抑えめだが、キレのある音質で細かな楽器の音まで表現されています。


アプリ機能にも対応しておりイコライザが2種類搭載されています。EQ1では低音高音が少し強めの弱ドンシャリ音質。EQ2では全体がバランスのとれたフラット音質となっており、1つのワイヤレスイヤホンで2つの完成度の高い音質を聴くことができます。
カスタマイズEQも搭載されているので自分好みに調整も可能です。発売時点ではAmazon販売されていないため話題になっていませんが、間違いなく1万円以下トップクラスの性能と音質があります。
購入する場合は楽天か公式サイトからの購入がおすすめです。
→JLab|FLEX OPEN EARBUDS|耳をふさがないイヤーカフイヤホン|オープンイヤー【JLab Japan公式ストア】 (jlab-audio.jp)
SOUNDPEATS CC

対応コーディック | SBC , AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.4 |
防水規格 | IPX5 |
搭載ドライバー | 12㎜デュアルマグネットダイナミックドライバー |
連続再生時間 | 最大再生時間:最大6時間 ケース併用:最大24時間 |
急速充電 | 10分で2時間 |
マルチポイント | 〇 |
ワイヤレス充電 | ✕ |
3Ⅾオーディオ | △ |
音質 | ◎ |
マイク性能 | 〇 |
操作性 | ○ |
アプリ | 「PeatsAudio」対応 |
カラーバリエーション | ブラック |
GOOD | BAD |
・音質が同じ値段帯のカナル型ワイヤレスイヤホンの同じぐらい高音質 ・イヤホン本体が少し大きめなので耳への圧迫感がない ・左右の区別が無いのでイヤホン本体がどっちの耳でも使用可能 ・音漏れがほぼない | ・人によってはイヤホンが大きすぎて少しダボつく ・左右同一型のため片耳使用メインだとボタン設定が両方とも同じになりやすい |
1万円以下イヤーカフ型ワイヤレスイヤホンでトップクラスの性能と音質があるSOUNDPEATSの完全ワイヤレスイヤホン。
イヤーカフ型の中でも大きめのイヤホン本体だが、耳の大きい人が装着しても圧迫感がありません。接続部分に”ニッケルチタン形状記憶合金”を使用しているので多少の調整も可能になっています。
/#PEATSくんのイヤホンノート 📔
\📢「CCイヤーカフは私の耳にあまり合わなくずれているようです」といった方必見!🐼
実は、ワイヤーには高性能なニッケルチタン形状記憶合金を使用しており、多少の調整が可能です!
詳しい調整方法は、ピーツくんが以下の動画で分かりやすく紹介しています。… pic.twitter.com/aH4SeRazuK
— SOUNDPEATS (@SOUNDPEATS_JP) January 15, 2025
音質はイコライザー機能のフラット状態で中高音メイン。ダイナミックEQ使用で低音メインの音質になります。音の広がりや臨場感を感じられ解析度も高く1万円以上のイヤーカフ型に匹敵する音質です。
特におすすめなのが左右の違いがない同一タイプのイヤホンだということ。充電ケースどちらにもいれることができるし、自動で右左を判断して装着した耳にボタン操作を自動で変更してくれます。これがかなり便利で、片耳使用している人にとってはかなりの神仕様。
値段が7,000円前後になりますが、それ以上にハイテクなイヤーカフ型になっています。
※2025年7月にLDAC対応の新モデル登場。現モデルと値段は変わらずに今後は新モデルのみの販売になります。
QCY Crossky C30S

対応コーディック | SBC .AAC.LDAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth6.0 |
防水規格 | IPX5 |
搭載ドライバー | 10.8㎜デュアルマグネットドライバー |
連続再生時間 | 最大連続再生時間:約40時間 イヤホン単体:約6時間 |
急速充電 | 10分で1時間 |
マルチポイント | 〇 |
ワイヤレス充電 | ✕ |
3Ⅾオーディオ | 〇 |
音質 | ◎ |
マイク性能 | 〇 |
操作性 | 〇 |
アプリ | 「QCY」対応 |
カラーバリエーション | シルバー・レッド |
GOOD | BAD |
・LDAC対応でよりクリアな音質に ・低音の厚みを感じつつ中高音がメインの高音質 ・それなりにしっかりした空間オーディオ ・連続再生時間が最大40時間と長い ・LDAC使用中に2台同時接続が使用可能 ・アプリ機能が充実している | ・空間オーディオ使用中はLDAC使用できない ・イヤホンデザインは「QCY Crossky C30」の使いまわし ・イヤホンを探す機能はBluetooth接続していないと使用できない |
「QCY Crossky C30」が発売され約半年後の2025年4月に発売されたイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン。対応コーディックにLDACが追加されたモデルになります。
今年発売した1万円以下イヤーカフ型では2025年上半期トップといってもいいレベルです。
イヤホンとケースのデザインは「QCY Crossky C30」の使いまわしのため変化がありませんが、変化させる必要ない装着感と操作性があるので変える必要はなかったのでしょう。
柔軟性がありどんな耳にもフィットするイヤホン本体です。
機能面は最新のBluetooth6.0を搭載し連続再生時間が最大40時間と「QCY Crossky C30」から15時間も長くなっています。
ハイレゾ相当の対応コーディック”LDAC”にも対応しており中高音域はよりクリアに、低音域は厚みをしっかり感じられる音質です。
音質の解析度を左右するLDAC使用中にマルチポイントも使用できるのも便利。1万円以下イヤーカフ型ではLDACに対応しているのとマルチポイントを併用してる使用できる商品はほとんどありません。
Anker Soundcore C30i

Anker Soundcore C30i | |
値段(定価) | 7,990円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 |
防水規格 | IPX4 |
ドライバー | 12㎜×17㎜ ドライバー |
操作方法 | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン単体:10時間 ケース併用:30時間 |
急速充電 | 10分で3時間 |
3Ⅾオーディオ | 非搭載 |
マルチポイント | 〇 |
ワイヤレス充電 | ✕ |
音質 | 〇 |
マイク性能 | ◎ |
操作性 | 〇 |
アプリ | 「Soundcore」 |
カラーバリエーション | クリアブラック・ホワイト |
GOOD | BAD |
・絶対に耳からずれないと思わせる装着感がある ・イヤホン単体の連続再生時間が10時間とイヤーカフ型でかなり長め ・耳の大きさに合わせて装着できる付属品がついている ・マルチポイント搭載で2台同時接続が可能 ・マイク性能が1万円台レベルに高い | ・耳への圧迫感は強め ・アプリ機能でできることが少ない |
日本では上位機種の「Anker Soundcore C40i」が先に発売されましたが、海外では先に発売されたのが「Anker Soundcore C30i」になります。立ち位置的にはエントリークラスの商品ですが、コストパフォーマンスは高くなっています。
イヤーカフ型にはめずらしくイヤホン本体に柔軟性がなくアーチ部分が固定。そのため耳の大きさに合わせるための付属品が同梱されており、調整できるようになっています。
柔軟性がないので耳への装着感と圧迫感が強いですが、装着してみると落ちる心配がほぼ皆無。タッチセンサー式で反応も良く、耳にしっかり固定されているため操作性が高いのも特徴的です。
音質はボーカルメインの中音域が少し強いかまぼこ音質。ドライバーを2つ搭載しているデュアルドライバー採用で全体のバランスがよく、特に中高音のボーカルが聴きやすくなっています。
低音高音は少し迫力に欠ける音質ですが、イコライザー機能で調整することで低音高音を少し強めてドンシャリ音質にすることも可能。
コストパフォーマンスは全体的に高いですが、固定型のアーチ部分は好き嫌いがはっきり分かれるぐらいの圧迫感があるので万人向けの商品とはいいがたい。
イヤーカフ型で耳からずれたり落としたことがある人には一度使ってほしい商品です。
EarFun Clip
EarFun Clip | |
値段(Amazon参考価格) | 7,990円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC.LDAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth6.0 |
防水規格 | IP55 |
ドライバー | 10.8mmカーボンファイバー複合膜ドライバー |
操作方法 | 物理ボタン |
連続再生時間 | イヤホン単体:10時間 ケース併用:40時間 (LDAC不使用時) |
急速充電 | 10分で2.5時間 |
マルチポイント | 搭載 |
ワイヤレス充電 | 非搭載 |
音質 | ◎ |
マイク性能 | 〇 |
操作性 | ◎◎ |
アプリ | 「EarFun Audio」 |
カラーバリエーション | ホワイト・ネイビー |
GOOD | BAD |
・連続再生が最大40時間と長い ・イヤホン単体で10時間の連続再生 ・ズレない落ちない装着感なのに圧迫感がない ・同価格帯のカナル型と同じぐらいの音質の高さ ・物理ボタン採用で操作ミスがゼロ ・イヤホン本体にこだわりを感じる作りがある | ・LDAC使用中に使えないモードがいくつかある |
2025年7月に発売されたEarFun初のイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン。その性能は今まで発売されたイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンのいいとこ取りをしした完成品。
必要な機能はすべて入っており1万円以下イヤーカフ型といわれてもわからないレベルの作りとなっています。
操作がしやすくミスが少ない物理ボタンを採用しており操作性はかなり高い。メーカーとしてのこだわりもあり、他とは一味違う作りになっています。
連続再生時間はイヤホン単体で10時間と長く、ケース併用で40時間も使用可能。通勤通学やスキマ時間に使うなら十分な長さです。
音質は凹凸の少ないフラット寄りの音質ながらそれぞれの音の完成度が高い。
低音はイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンとしてはかなりしっかりしており重さや厚みを感じるレベル。中音域少し楽器寄りに聞こえますが、ボーカルの声がかなりクリアに聞こえます。
高音は刺さることもなく荒さもないため1万円以下としてはかなりの出来。これ以上の音質は1万円以下イヤーカフでは無理なのでは思わせてくれる作りとなっています。
ハイレゾ相当の対応コーディック”LDAC”にも対応しているので音の解析度はお墨付き。
特にイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンではアプリ機能が少ないことが多いが、「EarFun」アプリの性能をカナル型から受け継いでるかのような機能の多さ。
イコライザー&プリンセットはもちろん空間オーディオやマルチポイント&マルチペアリングも搭載。
音を瞬時に下げてくれるマナーモードも搭載されており、急な会話でも音楽を止めることなく音量を20%近くまで下げてささやきレベルの音量にしてくれます。
「1万円以下・イヤーカフ型・ワイヤレスイヤホン・物理ボタン」で探しているならこれ一択でもいいでしょう。
Baseus Bowie MC1
Baseus Bowie MC1 | |
参考価格 | 9,980円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.4 |
防水規格 | IP57 |
ドライバー | 3マグネットドライバー |
操作方法 | 物理ボタン |
連続再生時間 | イヤホン単体:9時間 ケース併用:40時間 |
急速充電 | 10分で2時間 |
マルチポイント | 搭載 |
ワイヤレス充電 | 非搭載 |
音質 | ◎ |
マイク性能 | 〇 |
操作性 | ◎ |
アプリ | 「Baseus」 |
カラーバリエーション | ホワイト・ブラック |
GOOD | BAD |
・低音の作りがカナル型と同じかそれ以上 ・全体の音質が1万円以下でもトップクラス ・エアクッションがついており耳への負担を軽減してくれる ・音漏れが少なく外で使うと聞こえないレベルはある | ・アプリ機能でできることが少ない |



QCY Crossky C50
QCY Crossky C50 | |
値段(参考価格) | 6,580円(税込み) |
対応コーディック | SBC.AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth6.0 |
防水規格 | IPX5 |
ドライバー | 10.8mmデュアルマグネットドライバー |
操作方法 | タッチセンサー |
連続再生時間 | イヤホン単体:7.5時間 ケース併用:35時間 |
急速充電 | 記載無し |
マルチポイント | 搭載 |
ワイヤレス充電 | 非搭載 |
音質 | ◎ |
マイク性能 | 〇 |
操作性 | 〇 |
アプリ | 「QCY」 |
カラーバリエーション | グレー・ホワイト |
GOOD | BAD |
・全体のバランスがしっかりしている高い音質 ・感度の調整が可能なタッチセンサー操作 ・耳への負担が少ないやわらかい装着感 ・出来ることが多彩なアプリ機能 ・汚れも指紋もキズもつきにくいケース ・左右同一タイプのイヤホンで左右の自動検出も搭載されている | ・特にありません |
2025年7月に発売された「QCY」初のU型イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン。1万円以下と低価格帯ながらケースやイヤホン音質などに妥協せず高品質な商品となっています。
ケースはレザー仕様に作られており、キズや汚れがつきにくくなっています。イヤホン本体は左右同一タイプでケース左右関係なく収納でき、耳への装着も左右関係なく自動調整で左右の判別をしてくれます。
音が出る部分が他より大きいですが指向性オーディオで音漏れを最小限にしており、聞いている音量以上に音漏れが少ないです。
音質は全体のバランスがとてもよく全体的に柔らかい音質をしています。特に低音がカナル型と同様の重さと厚みがありつつ中高音域の邪魔をしていません。
アプリ機能ダイナミックEQを使用するとさらに低音に重さを感じ、イヤーカフ型とは思えないぐらいです。
装着感や操作性もかなりいい。耳に挟んでいる感じがほぼないぐらいの装着感と、しっかり反応するタッチセンサーは使っていて癖になります。
少し装着感が柔らかすぎるので汗とかでズレる可能性があるので注意は必要。激しいスポーツは少し厳しいかもしれませんが、日常で使う分には問題ないです。
タッチセンサーなので物理ボタンには操作性が少し劣りますが、音質と性能は1万円以下トップクラスとなっています。