前々から気になっていたけど手を出していなかった商品を購入。Amazonで定価が3,000円以下に変更されており値引きもされてさらに安くなっていたのでラッキーでした。
3,000円以下のイヤーカフって以前レビューしたのが正直ひどかったのであまり期待していませんでしたが、これなら全然OKレベル!!
5,000円以上だったら少し文句を言いたくなるが3,000円以下ならむしろ十分な音質でした。

✅「Sanag Z50SPro」搭載機能
・プリンセット
・キーカスタマイズ
・アプリ機能
| GOOD | BAD | 
| ・全体的にクリアな音質 ・装着時の圧迫感は多少あるがずれにくい ・イヤホン本体が大きく操作しやすい ・ゲームモードが搭載されている ・連続再生時間がイヤホン単体で14時間とバカみたいに長い | ・高音域が少し刺さりやすい ・低音は弱い ・ケースとイヤホンが他と比べると大きめ | 
「Sanag Z50SPro」スペック

| Sanag Z50SPro | king lucky i121 | |
| 参考価格 | 2,999円(税込み) | 3,980円(税込み) | 
| 対応コーディック | SBC,AAC | SBC | 
| Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.4 | 
| 防水規格 | IPX4 | IPX5 | 
| ドライバー | 15㎜ | 12㎜ダイナミックドライバー | 
| 操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー | 
| 連続再生時間 | イヤホン単体:14時間 ケース併用:56時間 | イヤホン単体:5.5時間 ケース併用:40時間 | 
| 急速充電 | 記載無しだがケースは1.5時間でフル充電らしい | 非搭載 | 
| マルチポイント | 非搭載 | 非搭載 | 
| ワイヤレス充電 | 非搭載 | 非搭載 | 
| 音質 | 〇 | △ | 
| マイク性能 | 〇 | △ | 
| 操作性 | 〇 | 〇 | 
| アプリ | 「Sanag」 | 非搭載 | 
| カラーバリエーション | ネイビー・ピンク・ブラック・ホワイト | ブラック・アップルホワイト・パープル・パールホワイト | 
以前Amazonで見た時は5,000円前後ぐらいだったのが、定価でもかなり安くなっていました。
スペック的には連続再生時間が化け物クラスに長くなっている。実際のところどうなのか検証してみたいところですが、3,000円以下の商品にそこまで労力を使いたくないので調べません。
他はそれなりにしっかりした性能。音質もそこまで悪くなくこの値段帯なら満足できるレベルのです。
ケースとイヤホンが他のイヤーカフ型と比べる大きいですが3,000円以下ってことで納得してください。
個人的にはまだ当たりの部類の商品です。ただし、アプリ機能は本当にいらなかった。
「Sanag Z50SPro」特徴

・360°空間オーディオ
・ケース併用で最大56時間の連続再生
・アプリ機能に対応
・音漏れ防止機能
特に連続再生時間がめちゃくちゃ長い。イヤホン単体で14時間と他ではありえないほどの長さです。
ケース併用だと56時間なので通勤通学程度なら1週間は余裕で使用できます。
ケースとイヤホン

| Sanag Z50SPro | |
| ケースタイプ | 置き型 | 
| ワイヤレス充電 | 非対応 | 
| USB急速充電 | 記載無しだがケースは1.5時間でフル充電らしい | 
| ケースの大きさ(高さ×奥行き×横幅)mm | 43.0×42.5×72.0 | 
| イヤホンの重さ | イヤホン片耳約6.4g/ケース込み約52.0g | 
| 操作方法 | タッチセンサー | 
| その他 | 特になし | 
ケースとイヤホンはかなり大きめ




ケースはデカい!!
以前レビューした「SOUNDPEATS Clip1」が一番大きいと思ってましたがそれ以上の大きさでした。
特に横幅と高さが長い。ポッケに入れるのは無理だな。
イヤホンは他のイヤーカフの倍の大きさ




イヤホンも一部例外を除いて他のイヤーカフ型と比べると倍近くの大きさ。
ただ、装着した感じだと邪魔になりませんでした。
✅イヤホンの特徴
・左右別タイプ
・イヤホン本体にRLの表示あり
・イヤホンのアーチ部分は硬め
大きさ以外はいたって普通のイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンです。
連続再生時間が最大56時間のバケモノ

これが本当かどうかわかりませんが、イヤホン単体で14時間とかバケモノクラス。いままで購入したイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンではダントツに長いです。
「Sanag Z50SPro」イヤホン単体最大14時間
「SOUNDPEATS Clip1」イヤホン単体最大8時間
「QCY Crossky C50」イヤホン単体最大7.5時間
6~8時間でも長いのにそれ以上ってどこに需要があるのかと聞きたいぐらい。通勤通学やスキマ時間での使用なら1週間充電しなくてもいいって考えるとそこに需要がありそうです。
装着感と操作性
| Sanag Z50SPro | |
| 装着感 | 〇 少し耳への圧迫感があるがズレる心配は少ない | 
| 操作性 | 〇 イヤホン本体が大きいので操作しやすい | 
| ボタンの反応 | 〇 反応に問題なし | 
| ボタン操作の音の有無 | 基本無し | 
しっかりと挟みつつ圧迫感は多少ある程度

「Anker Soundcore C30i」のように固定型では無いが挟み込む感覚がしっかりある。柔軟性もあるため装着は簡単で落ちたりずれたりすることも少ないです。
ただ、他のイヤーカフ型と比べると6.4gと約1gぐらいは重めになっている。多少耳が疲れるかもしれないが値段を考えれば妥協できる部分です。
ボタンが大きく操作はしやすい
イヤホンの操作部分が大きいので操作はしやすい。ボタン音は無いので反応が悪いと困ることが多いが反応もよく特に不満はなかった。
ボタン操作でゲームモードまで変更可能
| 通常 | 通話 | |
| 1タップ | R/L・再生と一時停止 | 通話に出る | 
| 2タップ | L側・前の曲 R側・次の曲 | 通話を切る | 
| 3タップ | L側・音量+ R側・音量- | |
| 4タップ | ゲームモード | |
| 2S長押し | 通話拒否 | |
| 3S長押し | 音声アシスト | 
取扱説明書に書いてあることをそのまま書いています。必要な機能はイヤホン本体で操作可能。
ゲームモードもイヤホンで操作可能です。ちなみにアプリからゲームモードに変更することはできないので注意してください。
音質

音質評価の条件は「デフォルト音質+SBC」で聴いています。
中高音域メインのクリアな音質
Sanag Z50SPro
商品のポイント
中高音域メイン音質
全体的にクリア

| Sanag Z50SPro | |
| 対応コーディック | SBC,AAC | 
| 搭載ドライバー | 15㎜ | 
| マイク性能 | 〇 | 
| 低音域 | △ スカスカとまではいかないが弱い | 
| 中音域 | 〇 悪くないが少し荒い | 
| 高音域 | 〇 サ行が刺さりやすい | 
| 全体の音質 | 〇 3,000円以下って考えるとクリアな音質と解像度の高さがしっかりしている | 
悪くないどころか3,000円以下ならかなりあり。
全体的にクリアな音質で解像度もしっかりしている中高音メインの音質で作られています。低音は弱いですがそれでも聴けるレベル。
欠点なのがサ行の刺さりやすさ。全体の周波数が高いのかサ行が刺さりやすくなっています。長時間の使用や音量を上げすぎると耳の奥が痛くなるので注意してほしい。
それを踏まえた上でも音質はしっかりしている。以前レビューした「king lucky i121」より確実に音質はいいです。
あと、コーディックはAACよりSBCの方が聴きやすかった。周波数が高い影響かAACだとかなりサ行が刺さり聴きにくい音質になります。
中高音域はカナル型の「OPPO Enco Buds3 Pro」にかなり近い

こっちも3,000円以下で買える高音質なカナル型ワイヤレスイヤホンですが、イヤーカフ型ではないので低音もかなりしっかりしています。
「OPPO Enco Buds3 Pro」は低音の影響で全体的にまだやわらかい印象が残る音質ですが「Sanag Z50SPro」は少しトゲトゲしく感じる。
中高音域の作りは両方ともしっかりしておりワイヤレスイヤホンを選ぶときに中高音域を重要視している人におすすめ。
ちょっと高音部分が刺さりやすいのは値段相応と思って勘弁してください。
空間オーディオのような音質ではなかった

Amazonの画像で載っていた空間オーディオ的な音質はそこまで感じませんでした。
確かに多少はボーカルと楽器の距離感が少し違うと感じるが、これが空間オーディオと言われても納得できません。
それだったら以前レビューした「Haylou Airfree」の方が音の広がりを感じた。まぁ、3,000円以下ならしょうがないか。
イコライザー&プリンセットは基本必要ない

アプリで変更できますが基本必要ありません。自分で調整することができないですし、デフォルト音質が一番まともな作りをしているから。
あとでアプリ機能も紹介しますが、中華製アプリで日本語の誤訳が多く意味不明なのでそういった意味でもおすすめしません。
マイク性能は中の上
✅「Sanag Z50SPro」マイク性能
なかなかの性能。めちゃくちゃクリアってわけではないけど声がこもっているわけでもない。
1万円以下って考えると平均以上はある。
アプリ機能


| ・キーカスタマイズ ・EQ設定 | 
アプリでできることは少ない。ぶっちゃけインストールしなくていい。
アプリ登録はしなくてもいい


✅理由
・出来ることが少ない
・EQ設定は中華特有の誤訳翻訳でわかりにくい
・初期登録時に情報収集の許可を求められる
Sanagワイヤレスイヤホンを他にももっていたり購入する予定があるならアプリをダウンロードしてもいいが、日本向けに作られたアプリじゃないので非常に使いにくい。
めんどうな登録もそうだけど、日本語の誤訳が意味不明。イコライザーなんて何書いてんの??ってツッコみたくなるレベル。
ぶっちゃけなくても困らないから必要ないです。
まとめ:3,000円以下って考えるとあり

| Sanag Z50SPro | |
| 値段(Amazon参考) | 2,999円(税込み) | 
| 対応コーディック | SBC,AAC | 
| Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 | 
| 防水規格 | IPX4 | 
| ドライバー | 15㎜ | 
| 操作方法 | タッチセンサー | 
| 連続再生時間 | イヤホン単体:14時間 ケース併用:56時間 | 
| 急速充電 | 記載無しだがケースは1.5時間でフル充電らしい | 
| マルチポイント | 非搭載 | 
| ワイヤレス充電 | ✕ | 
| 音質 | 〇 | 
| マイク性能 | 〇 | 
| 操作性 | 〇 | 
| アプリ | 「Sanag」 | 
| カラーバリエーション | ネイビー・ピンク・ブラック・ホワイト | 
| GOOD | BAD | 
| ・全体的にクリアな音質 ・装着時の圧迫感は多少あるがずれにくい ・イヤホン本体が大きく操作しやすい ・ゲームモードが搭載されている ・連続再生時間がイヤホン単体で14時間とバカみたいに長い | ・高音域が少し刺さりやすい ・低音は弱い ・ケースとイヤホンが他と比べると大きめ | 
3,000円以下なら全然OK。前は5,000円前後ぐらいだったのに安くなったのは売れなかったからかな??
少しもったいないと思う反面、5,000円超えるなら買わない商品だなと思ってしまった。3,000円以下なら意外と悪くないから使ってみるのもアリかな。
イヤーカフ型で4,000円以下の安いやつを探しているならおすすめできます。
 
  





 
  