【SOUNDPEATS CC】イヤホン本体の左右の違いが無いかなり便利な高性能イヤーカフ型【レビュー】

【SOUNDPEATS CCレビュー】低価格帯なのにマルチポイント搭載で耳へのフィット感がいいイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン

ワイヤレスイヤホンって左右の違いがあるのは当たり前だと思っていました。今まで購入したワイヤレスイヤホンは全てR/Lの表記があり、ケースも左右で分かれていたのでそういうものだと思っていた。

ただ、今回紹介するワイヤレスイヤホン【SOUNDPEATS CC】違っていた!!左右同一タイプワイヤレスイヤホンで右左の違いがありません!!

違いが無いだけでこれほど利便性があるとは思ってもみませんでした。

SOUNDPEATS CC外箱

✅SOUNDPEATS CCの特徴

  • 長時間使用しても耳が痛くならないように少し大きめのイヤホン
  • 音質が同じ値段帯のカナル型ワイヤレスイヤホンとほぼ同じ
  • 値段が6,000円ちょっとと比較的安価な値段設定になっている
  • 左右の違いが無い同一タイプのイヤホンで両方とも左右の耳で使用できる
  • 性能の高い空間オーディオ搭載

集中したい時なんかはノイズキャンセリング搭載のワイヤレスイヤホンがいいですが、普段使いならこれで十分だと感じました。

やっぱり数年前のイヤーカフ型とレベルが違いますわ!!

SOUNDPEATS CCのスペック

【SOUNDPEATS CC】【QCY Crossky C30】
値段(税込み)7,280円6,580円
販売カラーブラックブラック・ホワイト・パープル
イヤホンタイプイヤーカフ型イヤーカフ型
連続再生時間最大24時間(ケース併用)最大25時間(ケース併用)
対応コーディックSBC / AACSBC / AAC
操作方法タッチセンサータッチセンサー
アプリ対応専用アプリ「SoundPeats」専用アプリ「QCY」
音質中高音メインの音質弱ドンシャリ音質
音質のプリンセット搭載搭載
マルチポイント搭載搭載
ワイヤレス充電非搭載非搭載
ゲームモード搭載搭載
3Ⅾオーディオ搭載(ムービーモード)搭載
装着検出機能非搭載非搭載
ボタン操作変更搭載搭載
イコライザー機能搭載搭載
イヤホンを探す搭載搭載
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値引きしたタイミングで購入したので6,000円ちょっとで購入。

イヤーカフ型なのでノイズキャンセリング&外音取り込み機能は搭載されていませんが、マルチポイントは搭載されています。

連続再生時間が約24時間になっていますが、ずっと音楽を聴いていない限り困ることはありません。

”QCY Crossky C30 ”と比較するとあまり大きな差無いように感じますが、”SOUNDPEATS CC”はイヤホンの左右区別がないタイプになります。
右左専用のイヤホンではなく右でも左でも使えるようになっているため、右耳使用をしたときに充電が切れても充電中のイヤホンをまた右耳で使用可能。
左右の違いが無いだけで利便性が大きく違います。そのかわりにボタン操作が両方ともほぼ一緒なのがデメリットですね。
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キズがつきにくい材質の充電ケース

キズはつきにくいけど、指紋や汚れが目立つタイプ。

正面にランプとボタンが搭載されており、リセット/接続がケース本体でもできます。

イヤホン本体のサイズ少し大きい

右が”SOUNDPEATS CC”ですが、左の”QCY Crossky C30”より少し大きめに作られています。
メリット
・圧迫感が少ない
・装着しやすい
デメリット
・少しダボつく
耳が大きい人でも装着しやすく圧迫感が少ないですが、大きすぎて耳からダボついてイヤホンが固定しにくい可能性があります。
わたしは耳が大きい方なのでジャストフィットでした。

サイズ調整が可能!?

SOUNDPEATS日本公式Xでサイズ調整の動画が公開されました。

多少ですが、人に合わせて調整できるようです。やりすぎると壊れるため注意しながら調整してください。

左右の区別がないイヤホンは片耳使用者には神

右左の区別が無いので片耳での連続使用が可能になっていますが、片耳使用が多い人には神仕様!!

違いが無いだけでここまで利便性が上がると思ってもみませんでした。

✅左右の違いが無いと利便性はどう上がるのか

1.充電ケースの左右の違いもないのでどっちに入れても充電できる

2.片耳で使用中にバッテリーが切れても充電中のイヤホンを同じ耳で使用することが可能

3.万が一片方を無くしても残りの1個で普段使用している耳で使用可能

左右同一タイプのイヤホンを知ってしまうと、違いがあるワイヤレスイヤホンには戻れません。カナル型やインナーイヤー型でも採用してくれないかな・・・。

横を押す感覚ではなく耳の穴を触る感覚で操作

操作部分は音が出る方なので押す感覚ではなく耳穴を触る感じになます。

イヤホン本体をつまんで操作する側面感圧式ボタンの”Anker Soundcore Liberty 4”とは少し違いますが、親指で反対側を支えて操作してもいいので押し込む感覚が無く不快感もありません。

ちなみに画像のモザイクは顔が映っているための緊急措置です。ブサイクって画面映えしないから。

今回紹介するのは【Anker Soundcore Liberty 4】日本で一番売れているワイヤレスイヤホン”AirPods Pro”製品と同程度の性能と言われるぐらいの高性能ワイヤレスイヤホンになります。 […]

連続再生時間は最大24時間

✅QCY Crossky C30

・ケース併用連続再生時間25時間

・イヤホン単体5.5時間

✅SOUNDPEATS CC

・ケース併用連続再生時間24時間

・イヤホン単体6時間

イヤーカフ型の平均ぐらい。左右同一タイプの”SOUNDPEATS CC”だと実際に使用するとかなり長く感じます。

片耳使用で使うなら倍ぐらいの時間感覚。カナル型だと毎日使うなら3日に1回充電する必要がありますが、”SOUNDPEATS CC”だと1週間ぐらい余裕でいけます!!

マルチポイント接続はBluetoothを切ってから

1.1台目のBluetooth接続を切る

2.その状態で2台目に接続

3.1台目のBluetoothをONにする

間違って1台目の設定を削除してから2台目に接続しないように注意してください。あくまでも切るのはBluetoothだけになります。

アプリ上で設定ができない代わりに、アプリが無くてもマルチポイントの接続ができるようになっているのでかなり便利です。

マルチポイントの注意点”割り込み不可”

2台接続の場合、商品によって割り込みができるか違います。

スマホとパソコンをマルチポイントで設定

→パソコンを使用中にスマホの通知が届くことがイヤホンでもわかるようになっている

通知の瞬間はパソコン側の音が途切れてスマホの通知音がながれるようになっています。マルチポイントで”割り込み可能”だとかなり便利です。

”SOUNDPEATS CC”は割り込み不可なので2台使用している時は見逃しに注意してください。

長時間使用してもデメリットが少ない

一般的なカナル型ワイヤレスイヤホンのイヤなところが全部ありません。

・耳の奥が蒸れる

・長時間使用するとイヤホン難聴になる可能性がある

・イヤホンを無くす可能性が少ない

遮音性が無いため音質が少し悪くなりますが、毎日長時間使用するならかなり便利。

私は集中したい時や映画を観るときはノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスイヤホンを使用しています。

”Redmi Buds 6 Pro””EarFun Air Pro 4”を使用していますが、長時間使用するなら耳への負担が少ないイヤーカフ型やインナーイヤー型がおすすめです。

値段以上と感じる高音質

最初は少し荒いかなと思ったどけ、イヤホンの位置が悪かっただけで、調整すれば音質はかなりよかった。

さすがに倍以上の値段の音質とはいかないけど、同価格帯のカナル型ワイヤレスイヤホンと比べれてもほぼ一緒のレベル。

耳から少し離れるため多少音の荒さは覚悟していましたが、そんな不安を吹き飛ばしてくれる商品です。

音質は中高音メインで少しだけ低音が弱いかなと感じますが、重低音があまり好きではない私からしたらかなり刺さる音質。

ワイヤレスイヤホンを毎日使用している私からしたら、長時間使用なら重低音じゃないバランスの取れた音質は最高に使いやすい。

もう毎日これでいいや。

ダイナミックEQの使用で音質がかなり向上する

”SOUNDPEATS CC”のアプリ機能に搭載されている自動調整機能。

音楽や映像の音に合わせて音の強弱やバランスを整えてくれます。ゲームモードやムービーモードとの併用で迫力が全然違います。

曲によってはかなり音質が変化するので新しい発見があるかもしれません。

個人的にはイコライザーのカスタムEQフラット状態で使用すると音質はかなりいいです。

音質は以前購入したものに比べると段違い

以前購入した2,000円のゴミ商品と比べると、本当に天と地ほどの性能差がある。音質なんか特に違いがあります。

音質が荒くないので耳奥が痛くなることもありませんし、装着していても耳が痛くならないのは本当にうれしい。

商品名は何かとは言いませんが、これと似たような商品は買わない方がいいです。

アプリ機能は可もなく不可もなく

シンプルで使いやすいけど何か特徴があるって感じでもないめちゃくちゃ普通のアプリ機能。アプリで出来ることの多さなら一緒に購入した”QCY Crossky C30”の方が多いぐらいです。

ただ”QCY Crossky C30”はアプリの挙動が不安定になるときがあるからあまり好きではありません。そういった意味では安定して使えるのはかなりありがたい。

  • タッチコントロールを無効にする
  • ゲームモード
  • ムービーモード
  • カスタムキー
  • ダイナミックEQ

表示されているすべてのボタンが変更可能。基本はデフォルメ設定で十分です。

ゲームモードや音声アシスタントがいらない場合が多いので邪魔になるなら変更しておきましょう。

アプリは2種類あるので注意

「SoundPeats」→従来型

「PeatsAudio」→新アプリ

「SoundPeats」は”SOUNDPEATS CC”が発売する前のワイヤレスイヤホンに多く適応されているアプリ機能。

いまだに現役なので間違える人もいますが、製品によってどっちが使えるかは違うの注意が必要。

SOUNDPEATS CC”は「SoundPeats」ではないので、インストールしていない方はしておきましょう。

Personalized customized headphone experience, only at PeatsA…

まとめ:毎日イヤホンを使うならこれでいいと思える

GOOD
  • 音質が同じ値段帯のカナル型ワイヤレスイヤホンの同じぐらい高音質
  • イヤホン本体が少し大きめなので耳への圧迫感がない
  • 左右の区別が無いのでイヤホン本体がどっちの耳でも使用可能
  • 音漏れがほぼない
BAD
  • 人によってはイヤホンが大きすぎて少しダボつく
  • 左右同一型のためボタン設定が両方とも同じになりやすい
  • 操作は少しやりにくい
搭載されている機能
・連続再生時間は最大24時間
・ダイナミックEQ
・空間オーディオ搭載
・急速充電対応
・イコライザー機能
・プリンセット
・ゲームモード
・ボタン操作変更

当たり製品を引いてよかったです。

イヤーカフ型で以前失敗したので少し心配でしたが、これだけの機能なら大満足!!

とりあえず1万円以下でイヤーカフ型を探しているならこれ買っとけって言えるレベルの製品です。

今回紹介した【SOUNDPEATS CC】の他にも一緒に購入したイヤーカフ&オープンイヤー型ワイヤレスイヤホンがあるのでそちらも今度紹介していきます。

値段帯が少し低くなり5,000円ちょっとの商品ですが、【SOUNDPEATS CC】が良かったのでちょっとだけ期待しています。

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