またしてのヘッドホンの提供をしていただきました。なんでワイヤレスイヤホンじゃないんだ!!
次はワイヤレスイヤホンの商品提供を受けたいものです。メーカさんお願いします!!ってことで商品をレビューしていきます。
今回提供していただいた商品は「TRUEFREE HF-10」ワイヤレスヘッドホンになります。

✅「TRUEFREE HF-10」搭載機能
・イコライザー&プリンセット
・ノイズキャンセリング&外音取り込み機能
・ノイズキャンセリングの4つのモード
・ムービーモード
・連続再生時間最大125時間
・マルチポイント&マルチペアリング
・有線接続可能なAUX3.5㎜ケーブル付属
基本性能は押さえつつ商品として独自性があるワイヤレスヘッドホンになります。
| GOOD | BAD | 
| ・しっかりとした低音の厚みと重さがあり中高音とのバランスもとれている ・連続再生時間が最大125時間とかなり長く使える ・ヘッドホンにしてはかなり軽い約260gの軽量タイプ ・5,000円台で購入できるコスパの高さ ・シーン別で使用できるノイズキャンセリング機能 ・つけていないのと同じぐらい聞こえる外音取り込み機能の性能の高さ ・カスタマイズ性が高いイコライザと適応型イコライザ搭載で自分好みに調整可能 | ・音楽には不向きなムービーモード | 
「TRUEFREE HF-10」スペック

| 「TRUEFREE HF-10」 | |
| 希望小売価格 | 5,980円 | 
| 販売カラー | ブラック | 
| 対応コーディック | SBC ,AAC | 
| Bluetooth | Bluetooth6.0 | 
| 搭載ドライバー | 40mmダイナミックドライバー | 
| 連続再生時間 | ANC オフ—最大125時間、ANC オン—最大85時間(音量、音声内容によって異なります) | 
| 再生周波数帯域 | 20-20k Hz | 
| 充電時間 | フル充電2.5時間 | 
| 急速充電 | 10分で最大8時間 | 
| アプリ対応 | 専用アプリ「TRUEFREE」 | 
| ノイズキャンセリング | 最大-45dB | 
| 外音取り込み機能 | 搭載 | 
| マルチポイント | 搭載 | 
| ゲームモード | 搭載 | 
| 音質 | 〇 | 
| マイク性能 | 〇 | 
| 操作性 | 〇 | 
| 3Ⅾオーディオ | ムービーモード搭載 | 
低価格帯のワイヤレスイヤホンで人気のSoundpeatsが出資して販売・開発を行っているメーカーの商品ですが、その性能はかなりしっかりしています。
ワイヤレスイヤホンでも最近人気が高くそろそろ手を出そうと思った矢先に商品提供していただきました。
ワイヤレスヘッドホンはいままで制作されていませんでしたが、記念すべき最初の商品が「TRUEFREE HF-10」になります。
スペック的には連続再生時間がかなり長くそれ以外の性能も値段相応にあり、地に足がついているしっかりとした商品です。音質的には低音域メインでこの値段帯なら全然アリ。
さすがに8,000円~1万円前後のヘッドホンと比べると音質の違いを感じますが、5,000円前後や以下のワイヤレスイヤホンを使用中の方やヘッドホンを初めて購入する方におすすめです。
「TRUEFREE HF-10」の特徴

・最大125時間の連続再生
・約260gの軽量タイプ
・-45dBのノイズキャンセリング機能
・マルチポイント&マルチペアリング
・10分で8時間使用可能な急速充電
・有線接続もBluetooth接続も可能
5,000円台でも妥協せずかなりの機能が搭載されています。ワイヤレスイヤホンなら7,000円~1万円以下でも通用する作り。
特に連続再生時間とヘッドホンの重量は長くて軽くなっています。使っていてまず困ることは無いでしょう。
ケースとイヤホン

| 「TRUEFREE HF-10」 | |
| USB急速充電 | 10分で8時間 | 
| ヘッドホンの高さ | 18.83 cm | 
| ヘッドホンの重さ | 約260g | 
| ボタンの種類 | R側(電源・音量+-・有線コード端子) L側(モード変更・USB端子) | 
| その他 | 有線コード付属 | 
軽くて大きさもちょうどいいヘッドホン



レザー仕様で柔らかく圧迫感を感じません。サイズも調整可能なためどんな人にも合わせやすくなっています。


ボタンは左右に搭載されておりそれぞれ違う操作になっています。左右の違いがほぼないので左利きの人でも左右逆に装着すれば操作しやすい。
有線接続もできるAUX3.5㎜ケーブルが付属品としてついてくる

有線でも使えるようにAUX3.5㎜ケーブルが付属されています。ワイヤレスのようにデータを圧縮しない音質は解像度が高く音質自体を一段上げてくれています。
万が一、125時間使用できる本体の充電が切れても有線コードを使用すれば使えるのもうれしい。
最大125時間の連続再生が可能

✅1万円以下100時間越えの連続再生時間の一例
SOUNDPEATS Space Pro 151時間
EarFun Tune Pro 120時間
OneOdio 110時間
すべて1万円以下ですが、Amazonで調べたところ片手で収まるぐらいしか100時間越えの商品はありませんでした。あくまでわたし調べなので見落としはあるかもしれませんが100時間越えはかなり珍しいです。
毎日24時間使用しても約5日使用できますし、通勤通学だけの使用なら1か月近く充電しなくても使用できます。
急速充電も可能なので朝の忙しい時でもちょっと充電すれば1日ぐらいなら全然余裕です。
マルチポイント&マルチペアリングの接続が簡単
アプリ機能を使用しなくてもマルチポイントの接続が可能になっています。
✅マルチポイントの接続方法
1.1台目のBluetoothをOFFにする
2.2台目のBluetoothの接続する準備をする
3.本体の電源を入れて2台目を接続
4.2台目を接続したら1台目のBluetoothをONに戻す
アプリがある商品はアプリからONOFFの設定が必要なものもありますが「TRUEFREE HF-10」はそういった手間が一切ありません。
切り替えは自動でスムーズ
この値段帯では珍しい自動切換えタイプ。
1台目の使用中に2台目を操作して音を出すと1台目を停止して2台目から音が出ます。切り替えもスムーズなのでストレスがほぼなく使用できます。
5,000円台ではけっこう珍しくワイヤレスイヤホンだとほぼないですし、ヘッドホンでも対応していない商品が多い。
こういった細かな部分が便利だと意外と使いやすいのでこの機能はうれしいかぎりです。
装着感と操作性
| 「TRUEFREE HF-10」 | |
| 装着感 | ◎ 大きすぎず小さすぎずのちょうどいいサイズ感 | 
| 操作性 | 〇 この値段帯の平均的な操作感 | 
| ボタンの反応 | ◎ しっかり反応し反応速度も良好 | 
| ボタン操作の音の有無 | 一部操作あり | 
モード変更はL側で基本操作はR側で操作しやすい

基本操作はR側だけなので操作はしやすいです。
L側のモード変更はボタンを押したら変更されますが、音声案内があり何に切り替えたのかわかりやすくなっています。
✅R側操作
| 電源ボタン | 1回タップ(再生/停止・通話応答・通話終了) 1秒長押し(通話拒否) 2回タップ(ゲームモードONOFF) 3回タップ(マイクONOFF) | 
| 音量+ | 1回タップ(音量+) 1秒長押し(曲送り) | 
| 音量- | 1回タップ(音量-) 1秒長押し(曲戻し) | 
✅L側操作
| ANCボタン | 1回タップ(ノーマル・ノイズキャンセリング・外音取り込み) 1秒長押し(ムービーモードONOFF) | 
地味にムービーモードとゲームモードがヘッドホン本体で操作可能なのがうれしい。
アプリ機能をインストールしなくてもほぼすべての操作がヘッドホン本体でできるためスマホ以外でも使用しやすくなっています。
特に家の中だとパソコンを使うことが多い人には便利です。
圧迫感もなく装着感も良好
差別化がしにくい部分ではありますが、100均のヘッドホンのように挟み込む感がほぼなく圧迫感はありません。
私自身は耳が大きい方ですがしっかり収まるサイズの大きさにもかかわらず、重さが約260gと軽いので長時間つけっぱなしで使用しても頭が不調になることが少ない。
連続再生125時間の長さを生かすためのサイズ感と重さになっています。
音質

音質の評価は「AAC+イコライザのクラシック」のヘッドホンで評価しています。
他のプリンセットや適応型イコライザの使用で音質は変化するのである程度の参考していただけるとうれしいです。
低音のしっかりとした作りと中高音域のバランスがいい音質
「TRUEFREE HF-10」
商品のポイント
低音メインのクセになる音質
アダプティブイコライザで耳にあわせた音質に調整可能
イコライザー&プリンセットで様々な音質にチェンジ可能

| 「TRUEFREE HF-10」 | |
| 対応コーディック | SBC ,AAC | 
| 再生周波数帯 | 20-20k Hz | 
| 搭載ドライバー | 40mmダイナミックドライバー | 
| マイク性能 | 〇 | 
| 低音域 | ◎ 大型ドライバーのしっかりとした低音 | 
| 中音域 | 〇 過不足なく楽器とボーカルの距離感もいい 多少の荒さを感じるが5,000円台なら妥当な音質 | 
| 高音域 | 〇 少し低音に引っ張られて細かな楽器類が多少聴こえにくいが値段相応の作りをしている | 
| 全体のバランス | 〇 低音寄りだが中高音域とのバランスはよく聴きやすい万人向けに調整されている | 
5,000円台と低価格帯ながらもしっかりとした作りがありました。低音メインのため高音域の楽器が輪郭が少しわかりにくいが、全体的にバランスがとれた万人向けの音質。
音の広がりや響きはなく迫力が少し欠けるが、長時間でも聴いていられる音質に調整されています。
高音域が少し低音に引っ張られているのが気になるならイコライザー&プリンセットで調整することもできます。
わたしは中高音メインの音質が好きなのでプリンセットの高音強調を使用して中高音域メイン音質に変更。中高音域がクリアになるのでより聴きやすくなりました。
個人的には5,000円台なら満足できる音質です。
有線ケーブル使用の場合
低音域
→ほぼ変化なし
中音域
→ボーカルの声の角のトゲトゲしい感じが少し丸くなっている
高音域
→楽器の表現がよりくっきりわかりやすくなった
全体的に音の輪郭がはっきりした音質になります。低音少し引っ張られていた高音部分の楽器の表現がハッキリしています。
Bluetoothはデータを圧縮してイヤホンで解凍するため解像度が低いと音の輪郭がぼやけますが、有線だとそのままの音質でダイレクトに聴くことができるので音質だけでみるとかなりいいです。
プリンセットのおすすめがいくつかある


クラシック→基本音質
低音減弱→基本音質から低音を少し抑えた
高音強調→高音域の楽器の表現が上がる
ロック→音の迫力が上がる
高音強調&ロックにすると高音域の楽器の表現がかなり違う。特にロックがおすすめで音の迫力が上がり低音高音が強いドンシャリ音質に近くなります。
クラシックより音の輪郭もハッキリしているのでオススメです。
アダプティブイコライザで自分に合った音質に調整可能


聴こえる周波数を調整して使用者にあわせた音質に調整してくれる機能です。
私の場合は右のようにめちゃくちゃ上がっています。ただ、聴きやすい音質になったが迫力が少し減ったかな??と感じます。
まぁ、好みの問題なので一度使ってみていやだったらプリンセットやイコライザで調整しましょう。
ムービーモードで音楽は無理だが映画ならかなりアリ

楽器の距離感は近くなるがボーカルの声が遠すぎるので音楽での使用はおすすめしない。
映画とかの動画系だと声以外の音の迫力が増すのでアニメでもミニシアターで観ているような臨場感があります。
アニメ”呪術廻戦”の2期をムービーモードで観ましたがイイ感じに迫力がある映画を観ているような感覚でした。
多少こもっているがノイズは無いマイク性能
✅「TRUEFREE HF-10」のマイク性能
少しだけ低音寄りで多少こもっていますがノイズがなく比較的クリアな音質のマイク性能。
この値段帯なら悪くない。
ノイズキャンセリング&外音取り込み

| 「TRUEFREE HF-10」 | |
| ノイズキャンセリング | 〇 最大-45dBの軽減 トップクラスには及ばないがしっかりとした遮音性がある | 
| 外音取り込み | ◎ 1万円以下でこれ以上は無理 | 
4つのモード搭載のノイズキャンセリング

初期設定では交通機関モードになっているので、自分の生活スタイルにあわせて変更しましょう。
・適応型ノイズキャンセリング
→外出や室内位に頻繁に移動する人やモード変更がめんどくさい人
・屋内モード
→室内で使用することが多い人
・屋外モード
→外で使用することが多い人
・交通機関モード
→電車通勤などで使用することが多い人
私の場合は外でも家の中でも使用するのでいちいち切り替えするのがめんどくさく「適応型ノイズキャンセリング」に設定しています。
自動調整してくれるので耳への負担も少ないですし手間もありません。アプリからしか変更できないので最初に設定しておきましょう。
外音取り込み機能の性能はかなり高い
音の増幅とかはしないが減音もしておらず装着していない時と同じように周辺音が聞こえる性能の高さがあります。
1万円以下ならこれ以上の性能は無理って思わせてくれるレベル。性能がいいからほぼ書くことがありませんでした。ごめんなさい。
アプリ機能


| メイン画面 | その他の機能 | 
| ・モード変更(通常・ノイズキャンセリング・外音取り込み) ・ゲームモードONOFF ・その他の機能 ・イコライザ(プリンセット・カスタマイズ・アダプティブ) | ・デバイス情報 ・ムービーモードONOFF ・イヤホンを探す ・音声ガイダンスの切り替え ・通知音調整 | 
他の設定も「音質・ノイズキャンセリングのモード選択・アップデート・音声ガイダンスの選択」ぐらいです。
ぶっちゃけ無くても使えるけどあった方が格段に便利だよって話。
まとめ:メーカー初のヘッドホンは地に足がついた安定した商品

| 「TRUEFREE HF-10」 | |
| 希望小売価格 | 5,980円 | 
| 販売カラー | ブラック | 
| 対応コーディック | SBC ,AAC | 
| Bluetooth | Bluetooth6.0 | 
| 搭載ドライバー | 40mmダイナミックドライバー | 
| 連続再生時間 | ANC オフ—最大125時間、ANC オン—最大85時間(音量、音声内容によって異なります) | 
| 再生周波数帯域 | 20-20k Hz | 
| 充電時間 | フル充電2.5時間 | 
| 急速充電 | 10分で最大8時間 | 
| アプリ対応 | 専用アプリ「TRUEFREE」 | 
| ノイズキャンセリング | 最大-45dB | 
| 外音取り込み機能 | 搭載 | 
| マルチポイント | 搭載 | 
| ゲームモード | 搭載 | 
| 音質 | 〇 | 
| マイク性能 | 〇 | 
| 操作性 | 〇 | 
| 3Ⅾオーディオ | ムービーモード搭載 | 
| GOOD | BAD | 
| ・しっかりとした低音の厚みと重さがあり中高音とのバランスもとれている ・連続再生時間が最大125時間とかなり長く使える ・ヘッドホンにしてはかなり軽い約260gの軽量タイプ ・5,000円台で購入できるコスパの高さ ・シーン別で使用できるノイズキャンセリング機能 ・つけていないのと同じぐらい聞こえる外音取り込み機能の性能の高さ ・カスタマイズ性が高いイコライザと適応型イコライザ搭載で自分好みに調整可能 | ・音楽には不向きなムービーモード | 
低価格帯ながらしっかりした性能があり5,000円前後のヘッドホンの中でもしっかりした性能があります。個人的にはアリな商品。
お手軽に購入できるのに不満が出ないレベルでしっかり作られています。メーカー初のワイヤレスヘッドホンですが次にも期待できる商品でした。
メーカーさん提供ありがとうございました。
 
  
 
  