【レビュー】全部の性能が前期種より確実に上がっています【Xiaomi Redmi Buds 6 Pro】

【レビュー】全部の性能が前期種より確実に上がっています【Xiaomi Redmi Buds 6 Pro】

1万円以下トップクラスのワイヤレスイヤホン【Xiaomi Redmi Buds 5 Pro】の後続機が発売されました。結論から言うと商品としてかなりよかった。音質も3Ⅾオーディオの性能も全部向上しています。

2025年2月5日まで早期特典で8,980円と1,000円安くなってるから、買い替えるタイミングだったら選択肢に入れてください。

Xiaomi Redmi Buds 6 Pro画像

✅【Xiaomi Redmi Buds 6 Pro】特徴

・よりキレのあるドンシャリ音質

・3Ⅾオーディオの性能向上とモード種類が増えた

・ノイズキャンセリングの強度が最大-55dBに増加

・ヘッドトラッキングに対応

・スワイプ操作が追加された

Xiaomi Redmi Buds 6 Proのスペック

Xiaomi Redmi Buds 6 Proのスペック

【Redmi Buds 6 Pro】【Redmi Buds 5 Pro】
参考値段(税込み)9,980円9,980円
販売カラー3種類3種類
イヤホンタイプカナル型カナル型
搭載ドライバー同軸トリプルドライバーチタニウム製
11mmドライバー×1+6.7電圧セラミックドライバー×2
チタニウムダイアフラム搭載バスドライバー×1+圧電セラミックツイーター×1
連続再生時間イヤホン単体:9.5時間

ケース併用:36時間

イヤホン単体:最大10時間(ANC8時間)

ケース併用:最大38時間(ANC24時間)

急速充電5分で最大2時間5分で最大2時間
対応コーディックSBC /AAC/LDACSBC /AAC/LDAC/LC3
操作方法タッチセンサー

スワイプ操作あり

タッチセンサー
アプリ対応専用アプリ「Xiaomi Earbuds」専用アプリ「Xiaomi Earbuds」
音質低音高音強めのドンシャリ音質弱ドンシャリ音質
ノイズキャンセリング最大-55dB最大-52dB
外音取り込み機能搭載搭載
3Ⅾオーディオ搭載

5種類のモード変更

モーショントラッキング搭載

搭載

3種類のモード変更

マルチポイント搭載搭載
ワイヤレス充電非搭載非搭載
ゲームモード搭載搭載

音質関連のドライバーが1基増えており、音質と3Ⅾオーディオの性能が上昇しています。ノイズキャンセリングが最大-55dBまで軽減、モード選択も5種類から選べるようになりました。

連続再生時間が少し短くなっていますが誤差の範囲レベルの違いしかありません。

他にはイヤホン操作にスワイプ操作が追加されています。アプリで変更していない状態だと音量調整設定になっており、「上になぞって音量上げる」「下になぞって音量を下げる」といった感じです。

音質関連は前機種と比べても特に上昇しているのにもかかわらず、値段が同じとはかなりうれしい。前機種の5 Proがまだまだ現役なんで買い替えるタイミングが難しいですが、購入しても損はないレベルの商品です。

少し大きくなった見た目がほぼ変わらない充電ケース

Xiaomi Redmi Buds 6 Pro画像

ケースデザインは前期種とそこまで変わっていません。裏側のロゴがゴールドに変化したぐらいですね。大きさは少しだけ大きくなったけどほとんどわからんレベルです。

充電のランプ点灯は少し変更。ゲージがたまるように充電されていきます。

イヤホン本体デザインを一新

Xiaomi Redmi Buds 6 Proイヤホン画像

5 Proの大理石のような模様をやめてロゴが入ったシンプルなデザインに変更。サイズや重さは変更なし。ケースの重さは約2gぐらいおもっくなっていますが誤差の範囲です。

イヤホン操作音がおもしろい

押したら押した分だけ反応する。ボタン操作で増えたスワイプ操作もタッチ操作と少し音が違うのもおもしろい。

タッチ操作はもののけ姫の白いやつのコロのコの部分だけ音にしたような感じ。スワイプ操作はコの音を上下操作で表現したようになっています。

正直いらないと思ってもいますがおもしろいからいいです。

キレを上げたドンシャリ音質がかなりいい

キレを上げたドンシャリ音質

前期種と比べても音質はちゃんと上がっています。全体は低音高音強めのドンシャリ音質。中音域のボーカルが少し埋もれている感があるが、音の解析度が高いのでしっかりと聞こえます。

全体的にキレのある音質になっていますが、聞こえずらいや周波数が高めという事なくバランスがとれた音質です。。

1万円以下のワイヤレスイヤホンならトップクラスの音質なのでハズレではありません。

対応コーディックが少し気になる

対応コーディックはSBC/AAC/LDACですが、一部のスマホでは使えない場合もあります。

androidスマホだとAACに対応していてもSBC/LDACしか変更できないものもあるので注意。私が使用している格安スマホOPPO Reno 7 AではAACが使用できませんでした。

iPhoneだとハイレゾ相当のコーディックLDACの使用は元々できませんが、SBCと比べても音質が大きく違うわけではないので安心してください。

3Ⅾオーディオが一番のおすすめポイント

 

全部グレートUPしています。もともと3Ⅾオーディオの性能は1万円以下でもトップクラスに高かったですが、前以上の性能です。

・ライブ会場の広さが大きくなった臨場感

・音の広がりが大きくなった

めちゃくちゃ違います!!搭載されたドライバーが1基増えただけでこれほど違うのかと驚いたぐらいです。

私はよく映画を観ますが、音の迫力や臨場感は家に専用の映画部屋があるような感覚になります。前機種も高かったが6 Proを使うと前機種は使う気になれません。

モード設定自体も増えているのでさらに便利になっています。

・標準

・音楽

・ビデオ

・ゲーム

・オーディオブック

「ゲーム」と「オーディオブック」が増えました。1万円以下完全ワイヤレスイヤホンの3Ⅾオーディオならこれで十分というかこれ以上の性能は少し無理でしょうね。

あと、ヘッドトラッキングも追加された。個人的にはワイヤレスイヤホンでヘッドトラッキングは不要だと思っているから興味ないけど、首を振ると確かに左右の音量が調整されています。

ノイズキャンセリングは上がっている

最大-55dBと前期種の-52dBより上がっていますが、前期種も性能が高くて違いがそんなにない。エアコンの音とかほぼ聞こえないし電車内の走行音もかなり軽減されている。

前モデルと比べて14.16%以上向上しているらしいけど、前モデルも-50dB以上あったから体感わからん。次の7 Proが出ても1万円以下だとこれが限界な気もする。

外音取り込み機能は問題なく使える

✅モード変更

・通常

・音声増幅

・環境音増幅

ノイズキャンセリングの性能が高いからか少しだけ聞こえる音が小さくなりますが、普通に聞こえるしホワイトノイズもほぼない。

モード変更して音声増幅にするとホワイトノイズは多少あるけど別に気にならないレベル。

問題なく使うことができます。

マルチポイントとLDACが併用できるのは珍しい仕様

1万円以下では珍しいマルチポイント使用時にハイレゾ相当LDACが使用可能。ほとんどの1万円以下ではマルチポイント使用中はLDACは使えないので便利っちゃ便利。

ただ、LDAC使用中はけっこう音切れがある。パソコンを操作してスマホを近くに置いているなら問題ないが、移動したりするとけっこう途切れる。

音質はSBC/AACでも高めなのでLDACを無理に使う必要はないでしょう。

マルチポイントの接続方法

1.充電ケースにイヤホンをいれたまま開く

2.充電ケースのボタンを1.5秒長押し

3.2台目を操作して接続

4.1台目のBluetoothの接続が切れるので1台目を操作して接続する

これで接続完了します。1台目の接続は必ず切れるようになっているので、あせらずにBluetoothのペアリングをしましょう。

間違ってもペアリング自体を削除してやり直すことは二度手間になるので気をつけてください。

3Ⅾオーディオ以外は前期種とほぼ変化が無いアプリ機能

アプリ機能
・外音取り込み

・ノイズキャンセリング

・ノーマル

・ジャスチャー(ボタン操作変更)

・オーディオ効果(3Ⅾオーディオ/イコライザー&プリンセット/ヘッドトラッキング)

・追加設定(装着検出/イヤーピースのフィット感テスト/デュアル接続/着信に自動応答/イヤホン名を変更

5 Proを使っているならほぼ変更が無いので使いやすくなっています。追加された設定だと

・ジャスチャーのスワイプ操作

・ヘッドトラッキング

・Spotify Premiumの3か月無料引き換えコード

✅Spotify Premiumの引換券コード

1.引き換え期限2026年8月8日まで

2.メンバーシップの有効期限:2ヶ月

3.一度のみ使用可能

使用する場合はSpotifyにログインしてコードを入力してください。詳細はイベントページを確認と書いてありましたが、なぜか削除されていました。不安でしかないので使わない方がいいかもしれない。

初期設定すらほぼしないアプリ機能

アプリで設定することがほぼありません。唯一するのがボタン設定ぐらい。ただ、それすらもする必要があるのかと聞かれたら無いと答えるぐらいそのままで十分です。

ボタン操作の1回タップだけなしに設定されていないので気になる方は何か適当に設定してください。

設定しなくても新しく搭載されたスワイプ設定に音量調整があるのでそのままでも十分。スワイプ操作はかなり便利なので音量調整を変更して別の操作してもいいです。

まとめ:音質と3Ⅾオーディオの性能は段違いに向上している

GOODBAD
・キレのある音質

・ノイズキャンセリングは最大-55dB

・3Ⅾオーディオの性能が向上

・ヘッドトラッキング搭載

・ワイヤレス充電非対応

・LDACの接続は途切れやすい

✅搭載されている機能

・3Ⅾオーディオ

・ヘッドトラッキング

・ノイズキャンセリング

・外音取り込み機能

・プリンセット&イコライザー

・急速充電

・スワイプ操作

性能は確実に上がっているから買って損はないけど、前期種「Redmi Buds 5 Pro」を持っているなら無理に買い替える必要はありません。

まだまだ「Redmi Buds 5 Pro」は現役だし、使えなくなる時には「Redmi Buds 7 Pro」とか出てそう。2年連続で似たような時期に出ているから可能性は高い。

Redmi Buds 5 Pro→2024年1月15日

Redmi Buds 6 Pro→2025年1月24日

1万円以下でワイヤレスイヤホンを探しているなら性能がトップクラスに高いのでおすすめできる性能の高さです。

特に音質と3Ⅾオーディオの性能の高さを押したい!!音楽でも映画でも満足できるレベルです!!

【Xiaomi Redmi Buds 6】が発売されたので購入しました。正直なところ、前機種Redmi Buds 5が可もなく不可もない商品だったからそこまで期待はしていませんでした。ただ実際に使ってみると、オンリーワンにはなれない[…]