【レビュー】クラウドホワイトカラーだけは選ばない方がいい【Xiaomi Redmi Buds 6】

【Xiaomi Redmi Buds 6】が発売されたので購入しました。正直なところ、前機種Redmi Buds 5が可もなく不可もない商品だったからそこまで期待はしていませんでした。

ただ実際に使ってみると、オンリーワンにはなれないが平均点では同価格帯のワイヤレスイヤホンでトップクラスの性能の高さがあります。

✅【Xiaomi Redmi Buds 6】の使ってみた感想

・高音部分の荒さがなくなった低音メインの音質

・3Ⅾオーディオはやっぱり期待を裏切らない悪さ

・イコライザー機能が欲しい

・個人的にクラウドホワイトカラーは失敗だった

値段相応なんだけど、これといって特徴が無いから万人向けの商品。ただ、個性が無いから一部の人には全然刺さらないワイヤレスイヤホン。

性能自体は5,000円以下でもトップクラスなのでおすすめできる商品となっています。

Xiaomi Redmi Buds 6スペック

【Redmi Buds 6】【Redmi Buds 5】
参考値段(税込み)4,980円4,980円
販売カラー3種類3種類
イヤホンタイプカナル型カナル型
搭載ドライバー大型チタンコーティングダイアフラム12.4mm+マイクロ圧電セラミックユニット5.5mmチタニウムダイアフラムダイナミックドライバー12.4mm
連続再生時間イヤホン単体:10時間

ケース併用:42時間

急速充電:10分で最大4時間

イヤホン単体:最大10時間

ケース併用:最大40時間

急速充電:5分で最大2時間

急速充電5分で最大2時間5分で最大2時間
対応コーディックSBC /AACSBC /AAC
操作方法タッチセンサータッチセンサー
アプリ対応専用アプリ「Xiaomi Earbuds」専用アプリ「Xiaomi Earbuds」
音質低音メインの音質フラットに近い中高音メインの音質
ノイズキャンセリング最大-49dB最大-46dB
外音取り込み機能搭載搭載
3Ⅾオーディオ搭載搭載
マルチポイント搭載搭載
ワイヤレス充電非搭載非搭載
ゲームモード搭載搭載

値段は変わらないですが、音質関連のドライバー”マイクロ圧電セラミックユニット5.5mm”が搭載されたことにより、荒かった高音部分が改善されました。

ノイズキャンセリングも最大-49dBと性能がUP。連続再生時間はさほど変わっていませんが、性能が向上して変化していないことの方が驚きです。

ただ、音質以外はほとんど変化がありません。ケースとイヤホンのデザインが少し変わった程度でBuds 5から大幅なチェンジとはいかなかったようです。

カラーはクラウドホワイト以外がいい

ケースはパッと見ても変化がほとんどなし。

・少し角が丸くなった

・ロゴがクラウドホワイト??になった

この時点で不安を覚えています。クラウドホワイトって何??ゴールドの間違いじゃないか??イヤホンカラーがこれだったらどうしようと思っております。

充電ゲージは上位機種の6 Proと同じ仕様になっています。Buds 5はケースの中に充電ゲージが入っていたので外についてよかったです。

大阪のおばちゃん歓喜のゴールドイヤホン

ふっざけろよ!!ホワイトが仮にも名前が入ってるんだから白の要素をもう少し入れろよ!!クラウドホワイトって言い方が紛らわしいわ!!

偏見かもしれないけど虎柄の服を着ているようなイメージの大阪のおばちゃんが使いそうな色合い。虎がゴールドなんでゴールド=大阪のおばちゃんみたいな印象になっている。

ごめんだけどそういうイメージ。少し趣味の悪い色だと思っています。こんなことならブラックにしておけばよかったです。

Redmi Buds 5の曲線が無くなった

左が前機種で右がBuds 6のイヤホン本体。上の部分がまっすぐになっています。操作のしやすさはあんまり変わっていないけど見た目がスッキリして個人的には好きです。

ほかに搭載されている機能はざっくりこんな感じ

・装着検出機能

・急速充電

これといって気になる特徴的な機能はありません。Buds 5と一緒です。

マルチポイントの接続方法はBuds 6 Proと一緒なので接続できないなら確認してみてください。

「Redmi Buds 6」のレビューとマルチポイントの接続方法

中高音の荒さがなくなった低音メインの音質

音質はちゃんと向上しています。マイクロ圧電セラミックユニット5.5mm搭載により前機種にあった高音の荒さが無くなっている。

ただ、12.4mmの大型ドライバーの影響が強すぎるのか、低音が強すぎる影響か全体的に少し重い音質になっています。

重低音好きには刺さりますが、そうでないならオーディオバランスで高音強化の設定にすると、全体の重さがなくなり中高音がさらに聞きやすくなるのででおすすめです。

モード変更で多少音質が変わる

Redmi buds 6 Liteにも似たような感じがあった。低価格でノイズキャンセリングが強いと結構起こる現象。

ノイズキャンセリング→少し重い音質

外音取り込み機能&ノーマル→そのまま

ノイズキャンセリングから切り替える時が一番わかりやすいですね。ノイキャン使っているから耳がそうなっているだけかもしれないが、音質には多少影響があるようです。

個人的にはノイズキャンセリングメインで使うからあまり気になりません。

3Ⅾオーディオはある意味別次元

全然違う音楽に変わります。もちろん悪い意味で。あれ?こんな曲だったっけ??と再確認するような音質になります。映画も観ましたが効果音とか音楽が聴きにくい。

もう、搭載するのをあきらめてほしい。

ノイズキャンセリングはかなり高い

最大-49dBに上昇しています。ノイズキャンセリングのレビューはほとんど強度がモノを言うのであまり得意ではありません。

とりあえず使えるのでOKです。

可もなく不可もない外音取り込み機能

ホワイトノイズも特になく1万円以下で普通に使えます。ただ、謎仕様があって両耳使用中に片耳を外すとノイズキャンセリングに変更される仕様になっています。

装着検出機能や音楽再生をOFFにしても変わらなかったです。節電かどうかわからないですが、なんの役に立つのか聞きたいです。

ちなみにノイズキャンセリング使用時は外音取り込みに変化するとかはなかった。

前期種とさほど変化が無いアプリ機能

アプリ機能

・ノイズキャンセリン

・外音取り込み機能

・ジェスチャー(イヤホン操作変更)

・オーディオ効果(オーディオバランス)

・追加設定(装着検出/イヤーピースのフィット感/デュアル接続/着信に自動応答/イヤホン名変更)

・イヤホンを探す

・アップデート

前期種のBuds 5機能とほぼ変化なし。これで音質が上がっていなかったら前機種と一緒になります。

まとめ:6,000円以下なら選ぶし6,000円以上なら選ばない

GOOD

・5,000円以下低価格

・デュアルドライバー採用の低音メインの音質

・最大-49dBのノイズキャンセリング

・実用的機能は全部入っている

BAD

・クラウドホワイト=ゴールド

・3Ⅾオーディオの性能はやっぱりダメだった

・音質以外の大きな変化はない

 

搭載されている機能

・ノイズキャンセリン

・外音取り込み機能

・マルチポイント

・装着検出機能

・3Ⅾオーディオ

・急速充電

ノイズキャンセリングと音質以外は良くも悪くもパッとしません。例えるなら、一点特化した天才タイプではなく全部の平均点が高い秀才タイプのワイヤレスイヤホンです。

ハズレではないのですが、音質を自分好みにカスタマイズしたいなら他のイヤホンがいいでしょう。同じぐらいの値段なら「EarFun Air 2」や「Donner Dobuds ONE」がおすすめ。

「EarFun Air 2」→音質特化。ノイズキャンセリング&外音取り込み機能非搭載

「Donner Dobuds ONE」→音質特化。マルチポイント非搭載

どちらも音質は高いので音質で選ぶならこっちの方がいいです。ただ、それぞれ搭載されていない機能もあるので利便性を考えるとXiaomi Redmi Buds 6の方が高い。

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