今回紹介するワイヤレスイヤホンは【シャオミ Redmi Buds 5】になります。
格安スマホで有名なメーカー”シャオミ”のワイヤレスイヤホンになります。
メーカー商品の立ち位置としてはミドルクラスの商品ですが、性能はかなりのハイスペック。
・最大-46dB軽減のノイズキャンセリング機能搭載
・連続再生時間が最大40時間
・スタイリッシュなデザイン性
・2台同時接続機能搭載
・透明感があり長時間聞いていても耳が疲れない音質
これだけの性能なのに実際購入した金額は5000円以下。
Amazonプライムセールのタイミングで購入できたので5000円以下で購入することができました。
定価でもこれだけの性能なので購入しても損はないでしょう。
まぁ、安くなるに越したことはないので、たまたま値引きのタイミングだったらラッキーです。
値引きされることが滅多にない商品ですからポチっときましょう。
【シャオミ Redmi Buds 5】
参考価格(Amazon) | Bluetooth |
5,640円(税込み) | Bluetooth5.3 |
対応コーディック | 防水規格 |
SBC,AAC | IPX5 |
再生時間 | 充電時間 |
イヤホン単体:最大10時間 ケース併用:最大40時間 | Type-C充電:記載無し大体約1.5~2時間/ワイヤレス充電非対応 |
2台同時接続機能 | 搭載ドライバー |
〇 | 12.4mmダイナミックドライバー |
ノイズキャンセリング | 外音取り込み機能 |
〇 | 〇 |
「モード」 | アプリ |
「ノイズキャンセリング」「標準」「外音取り込み」 | 「ノイズキャンセリング」「外音取り込み」「標準」「ジェスチャー」「オーディオ効果」「追加設定」「イヤホンを探す」「装着検出ONOFF」デュアル接続」「着信に自動応答ONOFF」 |
スペックはかなり高い。
ノイズキャンセリングの遮音性は-46dBと1万円以下でトップクラス。
音質もボーカルメインで聞きやすいく音質の問題もない。
Amazonの値段が5,640円となっているが、この性能なら8,000円台でもおかしくありません。
今年発売された「Anker Soundcore P30i」に引けを取らないぐらい高コスパのワイヤレスイヤホンです。
【シャオミRedmi Buds 5】と【シャオミRedmi Buds 5 Pro】の比較
値段 | 対応コーディック | 連続再生時間 | 2台同時接続 | ノイズキャンセリング | 外音取り込み機能 | アプリ機能 | 音質 | ワイヤレス充電 | 販売カラー | |
Redmi Buds 5 | 5,640円(税込み) | SBC,AAC | ケース併用で最大40時間 | 対応 | ◎◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 非対応 | オーロパープル・ホワイト・ブラック |
Redmi Buds 5 Pro | 9,980円(税込み) | SBC,AAC,LDAC,LC3 | ケース併用で最大38時間 | 対応 | ◎◎◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 非対応 | オーロパープル・ホワイト・ブラック |
検索すると【シャオミRedmi Buds 5 Pro】の方が出てくることが多いので比較として書かせてもらいます。
性能は【シャオミRedmi Buds 5 Pro】の方が高く、アプリ機能などの細かい部分もかなり高いです。
「音質・ノイズキャンセリング・アプリ機能」のすべてがワンランク上にグレードアップしているので、予算が許すなら【シャオミRedmi Buds 5 Pro】の方がコストパフォーマンがいいでしょう。
ただ、【シャオミRedmi Buds 5】は5,000円前後と手の取りやすい金額とデザイン性の高さが商品としての魅力的です。
実用的な機能も搭載されているのでそこまでのこだわりが無ければ【シャオミRedmi Buds 5】で十分でしょう。
ケースとイヤホン本体
カラーは「オーロラパープル・ホワイト」の2種類になります。
今回はホワイトを選びました。
薄くスタイリッシュなケースデザイン
横に広く厚みの無いのが特徴的なスタイリッシュな充電ケース。
個人的にはかなり好きな部類です。
材質的に指紋などはつきにくくわかりにくいです。
キズはつきやすいです。
鍵などと一緒に保管するのはやめておきましょう。
キズがついたとしてもホワイトだとわかりにくいですが、ブラックだと目立つかもしれません。
ケース右横に接続ボタンあり
イヤホンを接続するのに使用するボタンがケースの右横に配置されています。
ケースを開いた状態でボタンを3秒以上押せばスマホやパソコンに接続できます。
ただし、2台目の接続にはアプリ機能が必須なので注意してください。
銀色の線が特徴的なイヤホン本体
イヤホンの操作部分に鏡面仕上げの銀色を採用。
指紋の跡が目立つのが少し気になりますが、操作性には問題ありません。
拭けば取れるのでそういった意味でも問題ないです。
イヤーピースはかなり大きめのサイズ感
イヤーピースは大きめ。
「Soundcore Liberty 4」と同じぐらいの大きさです。
市販で販売しているイヤーピースだとハマらないかもしれません。
調べたところ専用のイヤーピースも販売しているようなので、無くしたり劣化したら専用のイヤーピースを購入しましょう。
ケースとイヤホンのデザイン性は高め。
ケースの横幅はありますが、厚みは無く薄いので持ち歩き便利です。
次にアプリ機能の紹介になります。
アプリ機能は「2台同時接続機能」をする場合は必須なので必ずスマホに入れておきましょう。
アプリ機能
アプリ機能のダウンロードは説明書内にQRコードが入っているのでそちらからダウンロードしましょう。
アプリ機能あるある何ですが、位置情報や同意を求められます。
イヤだったこのワイヤレスイヤホンはあきらめましょう。
アプリ機能自体はそこまで高性能ってわけでもありませんが、困ることもないぐらいの機能はあります。
5,000円前後で買えるワイヤレスイヤホンって考えると、実用的な機能はほぼすべて入っているでしょう。
✅実用的な機能
・ノイズキャンセリング
・外音取り込み機能
・2台同時接続(マルチペアリング)
・装着検出機能
アプリでもイヤホン本体からでも操作できるようになっています。
アプリのダウンロードは必須
アプリ機能がないとできなことが多くあります。
・ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能の設定
・2台同時接続のONOFF
・ボタン操作の変更
・装着検出機能のONOFF
ここら辺は使用頻度が高いので操作できないとかなり不便です。
スマホ操作ならアプリを入れておきましょう。
2台同時接続機能はアプリがないと使用できない
2台同時接続機能はアプリがあって初めて設定できます。
アプリの設定画面で2台同時接続機能のONOFFがあるのでONにしないと接続できません。
2台目を接続する場合もケース右横の接続ボタンを長押しして接続します。
パソコンならBluetooth受信をしていれば表示されるので接続しましょう。
音量調整が初期設定では割り振られていないのでボタン操作の変更が必要不可欠
初期設定では音量の調整が割り振られていません。
アプリを入れたのなら操作変更で入れておきましょう。
ボタン1回押す部分が何も設定されていないのでそこに設定しておけばいいです。
すこしづつ音が大きくなるイヤホンを探す機能
家の中でイヤホンを無くしたら便利な機能。
片方だけ音を出すこともできますし、両方とも音を出すこともできます。
最終的には大きな音になるので見つけやすいです。
ただし、外では無理なのであきらめてくださいね。
アプリ機能はそこまで高くはないが、必要最低限の機能は全部入っています。
5,000円前後のこの性能ならまず困ることはないでしょう。
次に「音質・操作性」などをみていきます。
セール期間で5,000円以下で購入できましたが、正直機能面は1万円前後のワイヤレスイヤホンと遜色ないです。
「音質・操作性」など
ボーカルメインのフラットな音質で長時間使用ができる
音質はデフォルトの標準で聞きます。
低音 | フラット寄りで強くはないが、ずっしりとくる重さもない。 |
中音 | ボーカル寄りの音質。声がハッキリと聞こえる透明感があり、楽器類もボーカルの一歩下がった位置ぐらいの距離感。 |
高音 | 周波数はフラットに近く高さはそこまでではない。少しだけ荒さを感じる時が曲によってはある。 |
全体のバランス | 全体的にフラット寄りの音質。音の迫力こそはないものの中音域メインの音質でボーカルの声が聴きやすい。 |
解析度が高く全体的にクリアな音質です。
音の迫力こそ少ないが低音のズシっと来る重さもなく、ボーカルをメインにした中音域に合わせて高音部分もそこまで高い周波数ではありません。
中音域が聞きやすい音質なので、声が中心のリスニングや勉強の時にかなり重宝しそうです。
ただし、迫力や臨場感が欲しい映画などの動画視聴には少しだけ不向きになります。
ノイズキャンセリングの性能は-46dBの遮音性がある
ノイズキャンセリングの遮音性は高く-46dBと1万円以下のワイヤレスでトップクラスに高いです。
上位機種「Redmi Buds 5 Pro」が-52dBなのでそこまで大きく違いがありません。
実際に比べると「Redmi Buds 5 Pro」の方が性能は高いですが、値段以上に大きな違いは無いようです。
これが5,000円前後で買えることがかなりの驚きです。
イコライザー機能はないが、多少の音質変更が設定可能
アプリ機能があるワイヤレスイヤホンに搭載されていることが多いイコライザー機能。
【Redmi Buds 5】にはそういった機能はありませんでした。
ただし、少しだけ音質を調整できるようになっています。
画像のように4種類の中から選択することが可能。
音質は悪くないので変える必要性は感じませんが、参考程度に知っておいてください。
外音取り込み機能のノイズなどはない
外音取り込み機能はそれなりに優秀。
ノイズキャンセリングが優秀なこともあり環境音が少しだけ小さくなって聞こえますが、機械的な音で聞こえるわけでもないので聞きやすさもあります。
静かな場所だと多少のホワイトノイズがありますが、ほぼないのと同じレベル。
外音取り込みモードも3つから選ぶことができ、場所によって選択が可能になります。
✅外音取り込み機能のモード
・標準
・音声増幅
・環境音増幅
これだったら値段以上の性能でしょう。
連続再生時間が最大40時間と5分充電で約2時間使用できる急速充電に対応
特に急速充電が優秀。
ワイヤレス充電はありませんが、5分の充電で最大2時間使用することができます。
ノイズキャンセリングの使用で実際には1時間~1時間30分ぐらいになりますが、忙しいときに10分でも充電しておけば通勤通学なら1日ぐらいもちます。
連続再生時間も40時間と長めに搭載されています。
通勤通学なら週1、ビジネス使用なら2~3日に1回充電しておきましょう。
次に実際に使用してみて思ったことを書かせてもらいます。
セールのタイミングで購入したので5,000円以下でしたが、定価でもかなりコストパフォーマンが高いと感じました。
実際に使用して思ったこと
音質は思ったより平均的
思った以上に値段相応の音質。
悪くはないが特徴的な音質でもない。
ボーカルメインの全体的にフラット寄りの周波数で聞きやすい音質。
低音のカラダに響くような感じもなければ、高音のサ行が刺さることもありません。
聞きやすく万人向けの音質になっています。
個人的には好きな部類の音質ですね。
低音が強すぎるのはあまりすぎではないので。
2台目の接続は少しめんどくさかった
1台目はスマホならケースの蓋を開けるだけでペアリングの表示が出ます。
パソコンや他の機器の場合は、イヤホン本体を入れたままケース横のボタンを長押ししてランプが点滅したら接続準備完了です。
アプリの場合も同じようにしてもらえれば接続できます。
✅アプリの接続
1.アプリダウウンロード
2.アプリの接続設定
3.イヤホン本体を入れたままケースを開き右横のボタンを3秒以上押す
4.アプリの画面操作で連動
ここまででスマホ操作になります。
少し手間が多いです。
後でアプリをダウンロードするより、アプリを先に入れた方が接続説明もあるのでわかりやすいです。
で、2台目を接続するときはアプリ内の2台同時接続機能をONOFFにしないと接続できないのでONにします。
その後にケース本体横のボタンを長押ししてランプが点滅したら接続準備ができています。
接続する機器を操作して接続完了です。
ここまで5分ぐらい悩んでいます。
説明書に書いてあるのかもしれませんが、画像と英語なので分かりませんでした。
これは少しめんどくさいぞ・・・。
まぁ、一度接続すればあとは自動なので最初だけです。
ノイキャンと外音取り込み機能の性能は値段以上
ノイズキャンセリングは最大-46dBとかなりの高性能。
これは正直よかった。
個人的には【EarFun Air Pro 3】より遮音性が高いと感じたぐらいです。
外音取り込み機能も優秀。
この機能によくありがちなジーって音のホワイトノイズがありません。
音の変化もなく性能が高いと感じました。
ケースとイヤホン本体のデザインが本当に好き
こういった厚みの無いケースって好きです。
スタイリッシュって感じで飾っておきたいぐらいですね。
飾っておくにはもったいないぐらい性能が高いのでしませんが、それぐらいデザイン性は高いです。
まとめ:コスパ高いのになぜ売れていないのかが不思議??
謎ですね。
なぜ人気がそこまで出ていないのか??
宣伝の仕方か??それともイコライザー機能が入っていないからか??
たぶんその両方でしょう。
音質は平均的だが、機能面が高いのだからもっと全面的に押し出せば人気が出そうなワイヤレスイヤホンです。
これと同じぐらいの性能のワイヤレスイヤホンって正直あまりないですね。
紹介したことのあるワイヤレスイヤホンだと【Donner Dobuds ONE】と【Anker Soundcore P30i】ぐらいのものです。
今度比較記事でも作って検証してみましょう。