今回紹介するのは【ALFOX ET-BH035】
以前レビューさせていただいた【ALFOX ET-BH036】と同じメーカーの低価格ワイヤレスイヤホンになります。
Amazonで実質2,000円以下で購入できますが、搭載されている機能面が2,000円以下ではない商品です。
・最大-35dB軽減の”ノイズキャンセリング”
・イヤホンをしていても周りの音が聞こえる”外音取り込み機能”
・「ゲーミング」「低音」「POP」の3つモード搭載
2000円以下のワイヤレスイヤホンなら必要最低限の音が聞こえる製品が多いですが、【ALFOX ET-BH035】はノイキャンと外音取り込み機能が搭載されています。
2,000円以下のノイキャン性能ってどうなの??と思い購入させてもらいました。
さっそく見ていきましょう。
【ALFOX ET-BH035】
参考価格(Amazon) | Bluetooth |
3,299円(税込み) | Bluetooth5.3 |
対応コーディック | 防水規格 |
AAC,SBC | IPX5 |
再生時間 | 充電時間 |
最大連続再生時間:約24時間 イヤホン単体:約6時間 | 約1.5時間(イヤホン) / 約1.5時間(USB-Cケーブル)/ワイヤレス充電非搭載 |
2台同時接続機能 | 搭載ドライバー |
✕ | 10mm径ダイナミク ドライバー |
ノイズキャンセリング | 外音取り込み機能 |
最大35dBの軽減 | 〇 |
「モード」 | アプリ |
「標準モード」「低音」「popモード」「ANC」「パススルー」「ゲーミング」 | ✕ |
クーポン値引きで実質2,000円以下で購入したけど、スペック面では5,000円近いワイヤレスイヤホンと同じぐらい。
ただし、実際に使用した感想を先に言わせていただくなら、音質は2,000円以下にありがちな音質。
正直良い音質とはいえなかったです。
逆にノイズキャンセリングや外音取り込み機能は効果がわかるぐらいには性能が高かったのも事実です。
2,000円以下なら買うし、2,000円以上なら買わないワイヤレスイヤホンともいえます。
次に、以前紹介した【ALFOX ET-BH036】と実際に比較してみましょう。
【ALFOX ET-BH036】比較
商品名 | 【ALFOX ET-BH035】 | 【ALFOX ET-BH036】 |
値段(Amazon定価) | 3,299円 | 2,990円 |
対応コーディック | AAC,SBC | AAC,SBC,aptX adaptive |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.2 |
連続再生時間 | 最大連続再生時間:約24時間 イヤホン単体:約6時間 | 最大連続再生時間:約36時間 イヤホン単体:約8時間 |
充電時間 | 約1.5時間(イヤホン) / 約1.5時間(USB-Cケーブル)/ワイヤレス充電非搭載 | 約1.5時間(イヤホン) / 約1.5時間(USB-Cケーブル)/ワイヤレス充電非搭載 |
ワイヤレイヤ充電対応 | ✕ | ✕ |
ボタン操作 | タッチセンサー | タッチセンサー |
2台同時接続機能 | ✕ | ✕ |
ノイズキャンセリング | 最大35dBの軽減 | 最大43dBの軽減 |
外音取り込み機能 | 〇 | 〇 |
搭載ドライバー | 10mm径ダイナミク ドライバー | 12mm複合スピーカー |
音質 | △ 全体的にもっさりとした音質 | 〇 解析度が高く重低音&高音のドンシャリ音質 |
アプリ | ✕ | ✕ |
カラーバリエーション | ブラック・ホワイト | ブラック・ホワイト |
性能的には【ALFOX ET-BH036】が高いです。
実際に両方の製品でどちらがおすすめかと聞かれたら迷わずに【ALFOX ET-BH036】の方がいいといいます。
音質もそうですが、機能面も高く3,000円以下で購入できるワイヤレスイヤホンとしてはかなり高性能だからです。
>>【ALFOX ET-BH036レビュー】5,000円以下でノイキャンと外音取り込み機能搭載の高コスパワイヤレスイヤホン│ハヤシblog (lifeislikeworld.com)
値段の安さで【ALFOX ET-BH035】を選んでもいいですが、音質には期待しないでください。
あくまでも2,000円以下の音質。
でも、ノイズキャンセリングと外音取り込み機能はそれなりの性能があるので、初めてのワイヤレスイヤホンでノイズキャンセリングと外音取り込み機能を体験したい方におすすめです。
ある程度の機能面を書かせてもらったので、実際にどういったワイヤレスイヤホンか見ていきましょう。
ケースとイヤホン本体
キズがつきにくいシンプルなケース
キズがつきにくいケース。
指紋はつきやすいが拭けばすぐにキレイになります。
光沢があるようなケースではないですが【ALFOX ET-BH036】より好きなタイプのケースです。
ラインが特徴的なイヤホン本体
イヤホン本体の操作部分にラインが入っています。
スリムな印象を受ける反面、好き嫌いがわかれるようなデザインです。
イヤホン本体にランプがついている
タッチセンサー部分にランプが搭載されています。
ケースから取り出した時や接続時にランプが点滅します。
色は白と青に点滅します。
タッチセンサーの感度は良好
センサーは【ALFOX ET-BH036】と同じぐらいの感度の良さ。
付け外し時以外は誤操作の可能性は少なくなっています。
連続再生時間はイヤホン本体で6時間と平均的
2,000円以下のワイヤレスイヤホンと考えるなら平均的な長さ。
イヤホン本体 最大約6時間
ケース併用 最大約24時間
ノイズキャンセリングと外音取り込み機能の使用で少し短くなりますが、頻繁に充電する必要は無いでしょう。
カナル型とインナーイヤー型のどっちらでも使用可能
イヤーピースをイヤホン本体から外すと耳に引っかけるタイプのインナーイヤー型としても使用可能です。
音質は耳から離れている分少し悪くなりますが、大きな違いはありませんでした。
ただし、ノイズキャンセリングと外音取り込み機能はONにしても無駄だったので、イヤーピースを外す場合は使えないです。
次に「音質・操作性」などのレビューです。
何度も書きますが、音質には期待しないでください。
「音質・操作性」など
値段相応の音質
モードは「低音」「pop」「ノーマル」とありますが、ノーマルで聞いた音質です。
低音 | 重低音とは言えないがフラットよりは気持ち程度強めの音質。 |
中音 | 楽器寄りの距離感。全体的にモサッとしているためボーカルの声が聞こえづらい。 |
高音 | それなりに聞こえるが、細かな楽器の音が表現されていない。 |
全体のバランス | 全体的に解析度が低く透明感が無い。2,000円以下の値段相応の音質。 |
2,000円以下によくあるような音質。
全体的に解析度が高くなくモサッとしている音質になっています。
特に高音部分の細かな表現はできておらず、曲によってはボーカルの声や楽器の音が原音とは違う印象を受けます。
モード変更してもそんなに違いもなかったですし。
まぁ、2,000円以下って考えると妥当な音質ですね。
ノイキャン性能は意外とよかった
最大-35dBのノイズ軽減をしてくれるノイキャン機能。
実際にノイキャンが機能しているとわかるぐらいの性能がありました。
ただし、そこまで機能が高いわけではなかったのであまり期待しすぎないでください。
家の中のエアコンの音がめちゃくちゃ小さくなるぐらいです。
ホワイトノイズと機械的な音になる外音取り込み機能
パススルーモードと表記されている外音取り込み機能。
ホワイトノイズと機械的な音になるのが少し気になりますが、周囲の音もしっかりと聞こえています。
音楽などを聴きながらだと音質がそこまでいいものではなく、荒く聞こえてしまうのは残念です。
次に実際に使用してみて思ったことを書かせてもらいます。
まぁ、正直2,000円って考えるならアリかなって感じです。
実際に使用してみて思ったこと
音質にはあまり期待しないでください
音質は2,000円以下のワイヤレスイヤホンの域を出ません。
ワイヤレスイヤホンを選ぶ基準の中で音質は優先度が高いです。
ある程度の妥協は必要ですが、音質で選ぶべきではないでしょう。
ノイキャンと外音取り込み機能は意外と高性能
ノイキャンと外音取り込み機能は値段からしたら高性能な方。
ガチで性能がいいというわけではないが、2,000円以下でこの性能なら文句はないでしょう。
2,000円以下ならアリ、3,000円前後なら買わない
正直2000円前後だからアリだが、3,000円以上なら購入しない。
それだったらノイキャンと外音取り込み機能は搭載されていないが、音質がいいワイヤレスイヤホンを選びます。
3,000円前後なら「SOUNDPEATS Clear」を購入しますね。
音質もよくイコライザー機能で調整も可能なので。
まぁ、ノイキャンと外音取り込み機能は搭載されていませんが、音質は断然いいのでそっちを選んだ方がいいかもしれません。
>>【SOUNDPEATS Clear レビュー】透明感のある音質で細かい音まで聞きやすい低価格ワイヤレスイヤホン│ハヤシblog (lifeislikeworld.com)
まとめ:2000円以下シャオミ(Xiaomi) ワイヤレスイヤホンと同じぐらいおすすめできる
(右「シャオミ(Xiaomi) Redmi Buds 4 Active」左【ALFOX ET-BH035】)
2,000円以下のワイヤレスイヤホンで人気な「シャオミ(Xiaomi) Redmi Buds 4 Active」と同じぐらいにはオススメできます。
音質は「Redmi Buds 4 Active」の方がいいですが、実用的な機能が欲しい方は【ALFOX ET-BH035】がいいでしょう。
どちらも低価格なので無くなってもいい感覚で使いまわしましょう。
>>【シャオミ(Xiaomi)Redmi Buds 4 Active 】レビュー。エントリーモデルのワイヤレスイヤホン。│ハヤシblog (lifeislikeworld.com)
>>Amazon【シャオミ(Xiaomi)Redmi Buds 4 Active 】