今回紹介するのは【Donner Dobuds ONE】
音楽機器メーカーDonnerが販売している唯一のワイヤレスイヤホンになります。
1万円以下のワイヤレスイヤホンなら必ずといっていいほど紹介される【Donner Dobuds ONE】
その理由が実際に使用してわかりました。
・5,000円前後とは思えないほどの高音質
・ノイズキャンセイリングの性能が表記されている以上の高さに感じる
・ノイズキャンセリングモードが4種類のモードで設定できる
・ゲームモードの超低遅延”70ms”で快適プレイ
この4点が値段以上すぎる高性能。
2,000円以下のワイヤレスイヤホンを使用している方なら音質のあまりの違いに驚きます。
1万円以上のワイヤレスイヤホンを使用している方なら5,000円前後のワイヤレスイヤホンでこの音質の高さは驚くはずです。
今後5,000円前後のワイヤレスイヤホンが発売しても、この値段でこの音質を超えるのは難しいかもしれません。
【Donner Dobuds ONE】
参考価格(Amazon) | Bluetooth |
5,999円(税込み) | Bluetooth5.2 |
対応コーディック | 防水規格 |
SBC,AAC | IPX4 |
再生時間 | 充電時間 |
最大連続再生時間 ・イヤホン本体(ANC ON)最大6.5時間(ANC OFF)最大8時間 ・ケース併用(ANC ON)最大26時間(ANC OFF)最大32時間 | Type-C充電1.5時間/急速充電10分で約8時間(ANC OFF)/ワイヤレス充電非対応 |
2台同時接続機能 | 搭載ドライバー |
✕ | 12mmLCPダイナミックドライバー バランスドアーマチュア |
ノイズキャンセリング | 外音取り込み機能 |
最大-30dB | 〇 |
「モード」 | アプリ |
「ノイズキャンセリング」「外音取り込み機能」「標準」 | 「イコライザー機能」「ボタン操作の変更」「ゲームモード」「最大音量を下げる」「自動電源オフ」 |
値引きされて5,000円以下で購入することができました。
この表記だけみると”そんなに性能は高くないのでは”と思う方もいるかもしれませんがそんなことはありません。
搭載ドライバーが”12mmLCPダイナミックドライバー”と”バランスドアーマチュア”の二種類が搭載されており、ハイブリッド型になっています。
値段が1万円を超えるようなワイヤレスイヤホンに搭載されることが多い2種類のドライバーが搭載されているので、音質はかなり高いです。
ノイズキャンセイリングの表記は-30dBとなっていますが、実際に使用してみると機械の性能が高く表記されている以上の性能の高さを感じます。
しかも、モード変更が可能。
「通勤」「屋内」「屋外」「手動ノイズキャンセリングレベル」と強度を変更することができ性能はかなり高いです。
5,000円前後のワイヤレスイヤホンをお探しの方には絶対におすすめできる商品です。
ケースとイヤホン本体
販売カラーは「ブラック・ブルー・ホワイト・青緑」です。
今回はブルーを購入しました。
上面にロゴがあり横幅はあり比較的厚みの無いケース
ロゴが上面にある横に長い充電ケース。
厚みはそこまでなく他のワイヤレスイヤホンと比べても薄くなっています。
汚れを落としやすいがキズはつきやすい
ケース自体は汚れがつきにくく落としやすいですが、キズはつきやすい素材になっています。
カバーは売っていないのでカバン入れておくのがベストです。
鍵と一緒に入れておくとキズがつくので注意してください。
イヤホン充電中はランプが点灯
イヤホン充電中はランプ三つの内、左右が点灯します。
間違ってもふたが閉まってなかったり、イヤホンが充電されていないわけではないので安心してください。
何も知らないで見ると、イヤホンを取り出したり、イヤホンが充電ケースにちゃんとセットされていないと思ってしまうかもしれません。
私がそうでした。
中にペアリング/リセットボタンがある
ペアリングの解除やイヤホン本体のリセットをしたい場合に役に立ちます。
売却するとかスマホを変えることが無い限りは使うことはほぼないでしょう。
イヤホン操作部分にロゴと点滅ライトがついている
タッチセンサーの操作部分ロゴがあり、他の部分より少し大きめになっています。
操作のしやすさを考えた設計ですね。
タッチセンサー部分位はロゴ以外にもライトが搭載されており、音楽再生中には白に点滅する仕様です。
音声案内は無いがモード変更は音のテンションで分かるようになっている
モード変更時に音声案内ではなく、音のテンションで変更を知らせてくれます。
音のテンションではわかりにくいかもしれませんが、ノイズキャンセリングや外音取り込みに変更した時は、ハッキリと違いがわかるぐらいの性能になっているので困ることはないでしょう。
次にアプリ機能の紹介になります。
そこまで多くのアプリ機能はありませんが、その分性能が使用する分には問題ないでしょう。
アプリ機能
説明書にあるQRコードからダウンロードします。
搭載される機能はそこまで多くはありませんが、一つ一つの性能は高いです。
4つのモードから選択できるノイズキャンセリング
自動調整機能は無いものの、使用状況によって変更することができます。
・通勤
・屋内
・屋外
・手動ノイズキャンセリングレベル
この中からアプリで選択して使用することができます。
ただし、アプリを起動しないとデフォルト設定で通勤に設定されてしまいます。
通勤でも性能は高いので問題ないですが、集中したい時は手動でレベルMaxにした方がいいです。
ボタン操作変更は通話設定以外すべてできる
一画面での変更ではないですが、通話設定以外のすべてのボタン操作の変更が可能。
自分の好きなようにカスタマイズしてください。
ちなみに調整しなくても使用する分には問題はなかったです。
イコライザーのプリンセットは6種類で追加も可能
イコライザーのプリンセットの数は他のワイヤレスイヤホンに比べて少ないです。
ただ、音質がいいので初期設定の「Donnerグネチャー」で十分だと感じました。
ほぼいじる必要はないですね。
次に「音質・操作性」などのレビューです。
最初に言わせてもらうなら音質は本当にいいです。
「音質・操作性」など
響きがよく透明感が高い値段以上の音質
初期設定の「Donnerグネチャー」のイコライザープリンセットで聞きます。
低音 | 重低音ではないが響くような心地の良い低音です。 |
中音 | ボーカルと楽器のバランスがとれているのですごい聞きやすい。声の伸びもいいです。 |
高音 | 楽器と声の響きがすごくいいです。ただボーカルによってはサ行が少し刺さります。 |
全体のバランス | 全体的に周波数が平均より上に設定されており、それに合わせて音の響きも調整されている。正直かなりいい音質です。 |
正直に言ってすごいいい音質。
低音は心地のいい重さがあり、中音~高音は音の響きがすごい。
5,000円前後と限られた予算でこれほどの音質が出せるのかと考えさせられました。
特に気に入ったのが中高音の響き。
聞いてて楽しくなる音ってこれのことです。
同じぐらいの音質のワイヤレスイヤホンを同じ値段帯で考えたら【EarFun Air 2】ぐらいしか浮かびませんでした。
ただ、【EarFun Air 2】はハイレゾ相当の対応コーディックLDACを使用していますし、ノイズキャンセイリングと外音取り込み機能が搭載されていない商品です。
そう考えると【Donner Dobuds ONE】はヤバイ商品ですね。
ノイキャン性能が記載している高く感じる
記載されているノイズキャンセリングの精度は-30dBですが、実際に使用してみるとそれ以上の性能の高さを感じます。
アプリによる4つのモード変更もできるため、場面によって使い分けも可能。
1万円以下の人気ワイヤレスイヤホンの【EarFun Air Pro 3】【Anker Soundcore P40i】には劣るものの、十分な性能の高さがあります。
ホワイトノイズがほぼない外音取り込み機能
ホワイトノイズがほぼありません。
静かな場所で使用するとめちゃくちゃ小さく聞こえるレベルです。
周りの音は機械的な音ではなく、自然に近い音で耳に聞こえます。
正直外音取り込み機能に関して言えば人気商品の【EarFun Air Pro 3】より上でしょう。
連続再生時間が最大32時間で急速充電に対応
・イヤホン本体(ANC ON)最大6.5時間(ANC OFF)最大8時間
・ケース併用(ANC ON)最大26時間(ANC OFF)最大32時間
ノイズキャンセリングの使用で多少短くなりますが、通勤通学で毎日使用しても週に1~2回のフル充電で十分です。
充電し忘れてもUSB充電専用で急速充電できます。
10分で約8時間使用できるので忙しくて充電し忘れても大丈夫です。
ゲームモードの遅延がほぼない
搭載されている低遅延モードの遅延はわずか”70ms”
音の遅延が抑えられていることにより、音ゲーやFPSなどの映像と音とのズレが少なくなっています。
ワイヤレスイヤホンに搭載されている「ゲーミングモード」では”100ms”以内抑えられおり、人によって感じ方が違いますが、”70ms”だとほぼ違和感を感じないレベルです。
スマホゲームをプレイするときには大変重宝します。
次に実際に使用してみて思ったことを書かせてもらいます。
「音質・ノイキャン」のレベルが高いとだけ言わせてください。
使ってみて思ったこと
音質が本当に良すぎてヤバイぞ
音質は5,000円前後のワイヤレスイヤホンと考えると間違いなく値段以上の音質。
特に音の響きがよく聞いていて楽しくなるような音楽を聴けます。
ただし、イコライザー調整機能のフラット状態の音質ではなく、デフォルト設定されている「Donnerグネチャー」の音質です。
いい音質なので調整の必要もないでしょう。
ノイズキャンセイリングの表記が本当か疑うレベルに高い
何度でも言います、ノイズキャンセリングの性能は表記以上の体感です。
アプリでの設定もできますし、アプリを使用しなくても実感できるぐらいの高さです。
ノイズキャンセリングの性能の高さで選んでも後悔はないワイヤレスイヤホンでしょう。
アプリ機能は必要最低限だが性能は高い
アプリ機能は他のワイヤレスイヤホンよりも少なめ。
5,000円前後のワイヤレスイヤホンと比べるとそこまで少なくないですが、1万円以下の人気のワイヤレスイヤホンと比べるとどうしても少なくなってしまっています。
ただ、一つ一つアプリ機能の性能が高く、無駄な機能が搭載されていない印象です。
わがまま言えば2台同時接続機能も欲しかった
スマホ専用で使用していますが、欲を言うなら「2台同時接続機能」も搭載してほしかったです。
外でスマホとパソコンを使用するとどうしても不便に感じるため、少しだけほしいと感じてしまいました。
私自身は【Donner Dobuds ONE】はパソコンを持ち歩かないときに使用するように使い分けしているので、複数のワイヤレスイヤホンとを持っていると気にならないと思います。
まとめ:2台同時接続機能がいらないなら【Donner Dobuds ONE】を選べば「音質・ノイキャン」性能は間違いない
5,000円前後って考えるとものすごく高コスパなワイヤレスイヤホン。
2台同時接続機能が搭載されていないのでパソコンとスマホを使う人には少し物足りないかもしれません。
ただ、性能はかなり高いのでプライベート用のサブ機として一台持っておいても損はありません。
5,000円前後のワイヤレスイヤホンなら確実におすすめできる性能です。