【EarFun Free 2Sレビュー】音質は上位モデルと同じレベルの特化型ワイヤレスイヤホン

今回紹介するワイヤレスイヤホンは【EarFun Free 2S】

以前紹介させていただいた【EarFun Free 1S】の上位モデルになります。

値段的には定価で3,000円近く上がっており、6,000円近くになっています。

ちょっと悩む金額でしたが、タイミングがよくAmazonでクーポンが配布されており、4,500円ちょっとで購入することができました。

Amazonで軽く比較した感じだと【EarFun Free 1S】から大幅に変化した感じはしませんでした。

実際に使用してみて違いが無いのかみていきましょう。

 

>>【EarFun Free 1Sレビュー】パワフルな低音と防水性能が高い本体が魅力│ハヤシblog (lifeislikeworld.com)

 

ちなみに防水性能は同じなので紹介はしません。

 

【EarFun Free 2S】

参考価格(Amazon)‎‎Bluetooth
5,990円(税込み)Bluetooth5.2
対応コーディック防水規格
AAC,SBC,aptX adaptiveIPX7
再生時間充電時間
最大連続再生時間:約30時間 イヤホン単体:約7時間約1.5時間(イヤホン) / 約2時間(USB-Cケーブル) / 約2.5時間(ワイヤレス充電)
2台同時接続機能搭載ドライバー
7mm複合ダイナミックドライバー
ノイズキャンセリング外音取り込み機能
「モード」アプリ
「ノーマル」「低遅延」「ゲームモード」「ボタンカスタマイズ」「イコライザー機能」

 

【EarFun Free S1】と見比べるとちょっとだけ違いがわかる程度です。

間違い探しレベルですね。

 

✅【EarFun Free S1】との違い

・aptX adaptiveコーデック対応

・イヤホン単体の再生時間が1時間増加

・ワイヤレス充電の時間が短くなっている

・搭載ドライバーが7mm複合ダイナミックドライバー

 

大きく違いのは対応コーディックと搭載ドライバーですね。

この二つの変化で大幅に音質は向上しています。

 

 

ケースと本体

付属品「イヤーピース(XS/S/M/L)充電ケース本体, EarFun Free 2S Bluetoothイヤホン本体, 日本語取扱説明書, USB充電ケーブル」

一般的な大きさのケース

 

ケースの大きさは平均的。

大きくもなければ小さくもないです。

このサイズと薄さなら持ち運びには邪魔にならないでしょう。

 

ワイヤレス充電は立てないと充電されない

 

ワイヤレス充電にも対応していますが、ケースは立てないと充電されません。

ケースの背面ではなく底にワイヤレス充電の機械があるようです。

困る事ではないのですが横に置くと充電されないので注意してください。

 

EarFun Free 1Sとイヤホン本体のデザインが同じ

 

さぁ、どっちでしょう??

画像をみていただければわかると思いますが、【EarFun Free 1S】と全く一緒のイヤホンの本体です。

よく見ると違いがあるかと探しましたが、まったく一緒。

画像の正解は右が【EarFun Free 1S】、左が【EarFun Free 2S】になります。

わからないよ・・・。

 

EarFun Free 1Sと同じぐらい軽くて小さい

 

イヤホン本体は一緒なのでケースの重さだけ違います。

 

✅ケースとイヤホン本体の合計の重さ

・【EarFun Free 1S】合計約54g イヤホン本体片方約4.7g

・【EarFun Free 2S】合計約47g イヤホン本体片方約4.7g

 

イヤホン本体は片耳約4.7gと軽いです。

装着しても重くなく、耳への負担は少ないでしょう。

 

カラーがブラックのみなのは気になる

 

カラーバリエーションがブラックのみなのは気になりますね。

個人的にはホワイトが好きなのでブラック以外もほしいところです。

 

次にアプリ機能です。

実際に使用してみてわかりましたが、【EarFun Free 1S】と大きく違いはありませんでした。

 

アプリ機能

 

 

一画面で完結するようにアプリ機能が搭載されています。

悪くはないのですが、初期設定でイコライザーの調整やボタン操作の変更をすればそれ以降は使用しないでしょう。

 

実用的な機機能は入っていない

 

搭載されている機能は「イコライザー機能」「キーカスタマイズ」のみです。

値引きされた値段ならまぁ、しょうがないと思いますが、値引きされる前の5,000円以上の値段なら少し物足りない感があります。

 

イコライザー機能の調整の必要性はいい意味で感じられない

 

音質に特化しており、イコライザーの調整は必要ないと感じました。

重低音で高音のドンシャリが好きって方や、高音部分の周波数が高い方がいいって方は少しだけ高音部分を調整すると聞きやすくなります。

ただ、ドンシャリ好きな方でも調整する必要のないレベルだと思っています。

それほど音質はいい。

 

次に「音質・操作性」などをみていきます。

音質は少し書きましたが、操作性はハッキリ言って【EarFun Free 1S】とほとんど変わりませんでした。

 

「音質・操作性」など

低音強めの全体的にクリアな音質

 

イコライザー機能を使用しないデフォルト状態で音楽を聴いてみました。

 

低音重低音だが不快感は無く聞きやすい。カラダに響くような重低音ではないので人によっては物足りないかもしれない。
中音楽器寄りの中音域。イコライザーのボーカルメインにするとボーカルの距離感が近くなる。
高音フラット気味の高音。低音~中音に合わせて調整されており聞きやすい。高すぎず低すぎない印象の周波数の高さです。
全体のバランス全体的に透明感があり聞きやすい音質。バランスも良くイコライザーで調整する必要もない。

 

音質は【EarFun Free 1S】からは格段に向上しています。

ハイレゾ相当aptX adaptiveコーデック対応したことにより音の解析度が高く透明感があります。

【EarFun Free 1S】は値段相応の音質でしたが、【EarFun Free 2S】は値段よりワンランク上の音質。

人気が高い【EarFun Air Pro 3】と比べても同レベルかそれ以上です。

人によっては【EarFun Free 2S】の方が高いと感じるでしょう。

音質は値段以上のワイヤレスイヤホンといってもいいでしょう。

 

 

連続使用時間が長く急速充電にも対応

 

連続再生時間は【EarFun Free 1S】とほぼ変化なし。

 

【EarFun Free 1S】イヤホン単体約6時間 ケース併用30時間

【EarFun Free 2S】イヤホン単体約7時間 ケース併用30時間

 

大きな違いは【EarFun Free 2S】は急速充電に対応したこと。

Type-Cの急速充電に対応しており、10分で約2時間の連続再生が可能。

前日に充電をし忘れても、たった10分の充電で約2時間再生できるのは忙しい朝にはありがたいです。

 

EarFunアプリで操作ボタンの変更が可能

 

EarFunアプリに標準搭載されているキーカスタマイズ機能。

EarFun製品のワイヤレスイヤホンでアプリ機能があるなら必ずといっていいほど搭載されています。

自分の使いやすいように操作ボタンを変更しましょう。

 

ここからは実際に使用してみて思ったことを書かせてもらいます。

ぶっちゃけ、音質特化の印象が強いです。

 

使用して思ったこと

音質は上位モデル「EarFun Air Pro 3」と同レベルに高い

 

音質は値段以上です。

上位機種で人気の高い「EarFun Air Pro 3」と比べても遜色ないレベルになります。

5000円前後のワイヤレスイヤホンで音質のみで選ぶなら間違いでしょう。

 

アプリ機能がもう少し欲しい

 

お気持ちでもう少しアプリ機能が欲しい。

イコライザーのプリンセットも少なくそこまで使用できないですし、それ以外のアプリで使用するのも「ゲームモード」と「キーカスタマイズ」のみ。

少し残念なアプリの内容になっています。

 

実用的な機能は無いので通勤通学メインの使用になる

 

通勤通学用ならこれ以上は必要ないレベルの音質。

値段的にも値引きされて5,000円以下になるので手も出しやすいです。

ただ、ビジネスで使用するのに実用的な機能が必要ならおすすめはしません。

あくまでも仕事中に使用するものではなく、移動中や休憩中に使用するワイヤレスイヤホンだと感じました。

 

まとめ:音質特化で小さく軽いが機能面を重視したいなら上位モデルの方がいい

 

音質面は上位モデルの【EarFun Air Pro 3】と同程度かそれ以上なので文句のつけようがありません。

ただし、実用的な機能が搭載されておらずビジネス使用には向きません。

通勤通学メインで考えている方は選択肢に入れてもいいでしょう。

 

 

実用的な機能が搭載されているのがいい方は【EarFun Free Pro 3】や【EarFun Air Pro 3】を選んだ方が利便性はいいです。

「ノイズキャンセリング」「外音取り込み機能」「2台同時接続機能」が搭載されているので、ビジネスでもプライベートでも両方を一つのワイヤレスイヤホンでしようすることができます。

値段は8,000円前後と少し上がりますが、音質以外の面で不満が出ることはないでしょう。

上位モデルが優秀すぎて本当に困ります。

値段が3,000円ぐらいしか違いが無いので、どうしてもそっちをオススメするしかありません。

それほど優れたワイヤレスイヤホンです。

 

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