今回紹介するワイヤレスイヤホンは【JBL WAVE BEAM】
以前から興味がありAmazonプライムセールのタイミングで購入しました。
値引きされて約5,000円ちょっとですが、この価格帯で他にはない珍しい仕様になっています。
・アンビエントモード&トークスルーモードを搭載
・自分の声を相手に聞こえやすくするボイスウェア機能
・スマートオーディオ&ビデオモード搭載
外音取り込み機能に特化しており、外での使用メインのワイヤレスイヤホンになります。
ノイズキャンセリングは搭載されていませんが、外出時メインの使用なら無い方がいいでしょう。
ノイズキャンセリングの搭載が一般的になってきましたが、それに関連する交通事故も多発しているので、そうならないように周囲の音が聞こえる外音取り込み機能をノイズキャンセリングより重要視しているワイヤレスイヤホンになります。
【JBL WAVE BEAM】
参考価格(Amazon) | Bluetooth |
7,700円(税込み) | Bluetooth5.2 |
対応コーディック | 防水規格 |
SBC,AAC | IP54 |
再生時間 | 充電時間 |
最大連続再生時間:約32時間 イヤホン単体:約8時間 | 約2.時間(USB充電時)/ワイヤレス充電非対応 |
2台同時接続機能 | 搭載ドライバー |
✕ | 8mmダイナミックドライバー |
ノイズキャンセリング | 外音取り込み機能 |
✕ | ”アンビエントウェア/トークスルー”搭載 |
「モード」 | アプリ |
「標準」「アンビエントモード」「トークスルー」 | 「アンビエントサウンドの操作」「イコライザー」「タッチ操作」「ボイスウェア」「スマートオーディオ&ビデオ」「音声プロンプト」「最大音量のリミッター」「イヤホン本体を見つける」「バッテリーの節約」 |
かなり強気の値段設定。
Amazonの値引きされたタイミングで5,000円ちょっとで購入しましたが、定価なら少し高いと感じてしまいます。
「ノイズキャンセリング」もついていないですし、ワイヤレス充電もありませんからね。
ただし、実施に使用してみると「外音取り込み」機能である”アンビエントモード&トークスルー”の機能が高かった印象です。
ケースとイヤホン本体
カラーは「ブラック・ホワイト・ミント」の3種類。
ミントは気になりましたが、定番のブラックを購入。
角に丸みがある充電ケース
角に丸みがある充電ケース。
前面にはケースのロゴとランプがあり、底面にはUSB端子の充電するところがあります。
充電ランプは1か所のみ光る
ランプは3つ欲しかった。
”それらしいのが3つあるからできるでしょう”って思っています。
操作部分が大きくなっている特徴的なイヤホン本体
操作部分は相殺しやすいようになめらかで大きいサイズになっています。
実際に操作がしやすく、1回のタッチだけならしたからなぞるだけで反応するぐらいです。
また、操作部分が大きいため耳から落ちにくくなっています。
操作するとイヤホン本体のランプが点灯
イヤホン本体のランプは操作するときや、充電ケースにしまったときに光るようになっています。
ボタン操作で1回タッチすると1回、2回なら2回点滅する仕様です。
タッチ感覚がわかりにくかったら外して確認するとわかりやすいでしょう。
操作部分が大きくなっているのは操作がしやすくいいと思っている部分で、感度もいいのでイヤホン本体の作りは値段以上と感じます。
充電ケースとイヤホン本体がガジェット感があって私は好きですね。
次にアプリ機能のレビューになります。
搭載されている機能を余すことなく使うことができますが、唯一ボタン操作の変更は改善した方がいいと感じた。
アプリ機能
搭載されているアプリ機能はそこまで多くありません。
絶対に必要というわけではないですが、無いと細かな設定ができないのでインストールしておきましょう。
タッチ操作の変更はまとめて変更することができる
一つひとつ変更しなくてもいい仕様になっています。
まとめての変更なので自分好みにカスタマイズはできませんが、まとめて変更される分わかりやすく、片耳操作もいっしょのボタンに変更することが可能です。
スマートオーディオ&ビデオモード搭載
スマートオーディオは音楽を聴く時に使用します。
少しだけ音質の荒さが無くなった感じがしますが、大きな変化そこまでありませんでした。
ビデオモードは映画鑑賞などの動画を見るときに使用します。
聞きなれないかもしれませんが「リップシンクパフォーマンス」を向上させます。
一言で言えば”映像の口の動きと音声のずれが少なくなる”ことです。
動画では映像が先で音声が後に遅れて聞こえる現象がありますが、そういったことが少なくなるようです。
昔の映画などだとわかりやすく効果を実感できまますが、最近の映画だとそのずれ自体がほぼないのでわからないですね。
ボイスウェアは通話相手のための機能
使用している人にはあまり意味は無いですが、場所によってか相手の音量調整かわかりませんが、通話中の自分の声が相手に小さく聞こえる場合があります。
そういったときにこちら側の声を大きくする機能です。
実際に相手側には少し大きく聞こえるようですが、使用者にはあまり意味が無いものになります。
バッテリー節約は使わない方がいい
”長時間しようしたいからバッテリー節約機能を使おう”とは思わない方がいいでしょう。
アイドルモードで電源オフとなっていますが、使わないなら充電ケースにしまった方が絶対にバッテリー持ちは良いです。
時間設定もできるので便利ですが、まず使うことはないでしょう。
アプリ機能の説明はざっくりとこんな感じです。
他には無いような独自の機能が多く少し扱いづらいかもしれませんが、一部の気には他のワイヤレスイヤホンより使いやすい印象でした。
次に「音質・操作性」などでのレビューです。
音質は値段相応ですが、操作はかなりしやすいかったデス。
「音質・操作性」など
ボーカルメインの音質
アダプティブイコライザーを使わずに聞いた音質でレビューしていきます。
低音 | 音が広がる感じや重い感じはしないフラットに近い周波数 |
中音 | ボーカルメインの音質。声のこもった感じもなく透明感が高い |
高音 | 周波数が高いとは言えないフラットに近い音域の高さ。少し荒さが気になる。 |
全体のバランス | 全体的にボーカルメインの音質。低音は悪くはないが、高音が少しだけ他のワイヤレスより荒い感がある。 |
それなりの透明感があり値段相応といった感じ。
ボーカルメインで聞きやすい反面、高音部分の荒さが少し気になります。
気になる方のためにイコライザー機能があるので調整してください。
プリンセットでおすすめなのが「EXTREME BASS」になります。
低音域を強くして中音~高音は少しだけ調整されています。
ボーカルメインより楽器メインに近くなりますが、それでもイコライザー機能を使用しない状態より音質はいいですし、低音が強くなっているので高音の荒さが気にならないぐらいの音質になります。
連続再生時間は32時間
・イヤホン単体最大8時間
・ケース併用最大32時間
・急速充電10分で約2時間使用可能
十分な使用時間です。
24時間より上の連続再生時間時間なら困ることもないでしょう。
片耳使用でも操作しやすい操作性がある
イヤホンの使い方がイヤーピースがあるカナル型ではなく、耳に引っかけるインナーイヤー型に近い。
外音取り込み機能に特化しているので、外で使用するときは外音取り込み機能の使用がメインになります。
そうなると”片耳だけで十分”と思う方もいるでしょう。
そういった方のために片耳でも操作しやすいようにボタン操作がまとめて変更できるようになっています。
片耳で「通話・曲のスキップ巻き戻し」ができれば困ることはないですから。
実際に使用して思ったこと
アプリのタッチ操作変更を何とかしてほしい
申し訳ないですが、私自身がワイヤレスイヤホンを使用するときにはあまり片耳使用はしないので、ボタン操作はまとめてではなく一つ一つにしてほしいです。
特に長押しの音声アシスタント機能はいらないので無くしてもらって構いません。
実際にワイヤレスイヤホン使用して音声アシスタントを使用している人なんていないでしょうから。
この価格帯でながら聴きに特化している珍しいワイヤレスイヤホン
約5,000円ちょっとで購入できるワイヤレスイヤホンの中では珍しい”外音取り込み機能に特化している印象。
この価格帯でノイズキャンセリングではなく外音取り込み機能に特化した理由がわかりませんが、ノイズキャンセリングの搭載が一般的になってきてそれに関連する交通事故も多くなっています。
そう考えるとこの価格帯でノイズキャンセリングは搭載されておらず、外音取り込み機能に特化したワイヤレスイヤホンは貴重かもしれません。
トークスルー使用時の音楽再生が止まらないことがイヤだ
唯一の欠点と呼べる部分。
搭載されている”トークスルー”機能を使用すると音楽再生が停止すると思いきや、再生されたままで音楽が聞こえなくなります。
買い物などで”トークスルー”に切り替えして数分たったら、別の曲のサビ部分なんてこともあるわけです。
この仕様は好きではないですね。
曲は止まっててほしいです。
まとめ:外での使用前提のながら聴き特化ワイヤレスイヤホン
実際に購入した金額は5,000円ちょっとと考えると割といい買い物だと思います。
ただし、家の中ではなく外で使用がメインになるのは少し残念。
外音取り込み機能は便利ですが、家の中だとノイズキャンセリング機能があった方がいいです。
仕事や学業で忙しく外にいる方が多い人におすすめのワイヤレスイヤホンになります。
【JBL WAVE BEAM】は約5,000円ちょっとで購入できましたが、1万円前後のワイヤレスイヤホンのワイヤレスイヤホンで似たようなものを以前紹介していました。
【オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2 GR】です。
ことらも外音取り込み機能に特化していますが、家の中でも外でも使用できる性能の高さがありました。
【オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2 GR】は【JBL WAVE BEAM】の上位互換って感じです。
両方ともノイズキャンセリングが搭載されていませんが、外音取り込み機能の性能は商品の値段帯と比べると格段に高いです。
>>【オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2 GRレビュー】